第二十一話 友人 ブレイドStory
「ブレイド、三日後なのだが私と共に共和国に行ってもらえないだろうか。」
いつものように剣を教えていると、突然アメリア王女からお願いされた。
詳しく話を聞いてみると、どうやら王国と帝国の間にあるラルク共和国にアメリア王女の友人が来ているみたいで、その友人をアメリア王女直々に迎えに行きたいから護衛として僕について来てほしいとのことだった。初めて剣を教えてからこの数か月頑張っていた王女のお願いを断れるはずもなく、僕はアメリア王女と共に共和国へと向かった。
「ブレイド、すまない。私の友人だが、来る途中に野党の集団に襲われたらしく到着が少しおくれるみたいだ。」
共和国に到着し、待ち合わせ場所で待機していた僕とアメリア様だったが、アメリア様のもとに女性が1人歩み寄り、手紙を渡し、アメリア様がそれを確認すると申し訳なさそうに僕の方を向いて口を開いた。
「野党に襲われたとは、ご友人は大丈夫なのですか。」
「ああ、幸い一緒の馬車に乗っていた者に助けられたみたいだ。ただ野党についての取り調べで少し遅れるみたいだからもう少し待ってほしいとのことだった。」
「かしこまりました。」
そうして周囲を警戒しつつ待っていると、アメリア様に肩をたたかれる。
「どうされました。」
「さっき、そこを通りかかったものがこの場所をちょっと行ったところにある果実水がおいしいと話していて......その......私も飲みたいと思って.....でも、ここを離れるわけにも行かないし......買ってきてくれないか。」
普段は甘いものなど飲まないからそういうものを頼むのが恥ずかしいんだろう。最後の方は声がかなり小さかったけど、言いたいことは分かったのでアメリア様に隠れてついて来ている隠密に合図を送り僕はすぐにその店へと向かった。
店の場所はそこま離れておらず、目的の果実水を買い戻ろうとするとなにやら言い争っている声が聞こえたので僕はその声のする方に向かった。
そこにいたのは3、4人の男に囲まれた金髪の髪を持つ翡翠の瞳をもつ女性だった。
昨日は急がしすぎて投稿できませんでした。すいません。
二十一話です




