登場人物等色々紹介編 その1
《登場人物》
・後畑空斗
日本国防海軍中佐の青年。24歳だが、見た目年齢は中学生ぐらいなので、お酒を買うときは必ず免許証を持っていく。顔は中性的だが、女よりの顔なのでたまにナンパされる。性格が非常に悪く、戦場でも悪辣な手段としつこい攻撃で敵を苦しめる。因みに、ロリっ娘が大好きである
・草架啓吾
日本国防海軍中佐の青年。24歳で、爽やか系フツメン(?)顔で身長も高め。タイプは後畑とほぼ真逆なため、何故友達やってるのかよく聞かれる。突撃型な後畑とは違って防御特化な優男。ただし、攻撃が苦手と言う訳ではない
・結城直助
日本国防軍研究所所長で、中佐待遇のすごい人。24歳でボサボサヘアーが特徴の、世に言う残念なイケメン。研究室と海軍兵舎に入り浸って生活している。後畑達の現場の声を聞き、数多くの兵器を開発している。ノリが良すぎる所があり、たまに暴走してエグいのを作っちゃったりもするらしい
・鷹田哲郎
日本国防海軍中佐の青年。24歳で、ムキムキのっぽだが、顔が妙に気の抜けた感じで、そのギャップのせいで変な目でみられがち。爆発物系の武器を多用するため、頻繁に爆風で味方を吹っ飛ばす傍迷惑な男
・岩本翔太
日本国防海軍中佐の青年。24歳のゴリラ男。馬鹿力と体躯に見合わぬ俊敏な動きで敵の懐に潜り込む。銃は非常に下手なため、ショットガンぐらいしか使えない。やっぱりコイツもたまに味方を巻き込む
・前田孝宣
色々あって大ケガしてコールドスリープ装置にぶち込まれていた日本国防海軍中尉の青年。24歳だが、コールドスリープしていたため、実質21歳である。
基本的にはサポート役だが、前線に放り込まれてひどい目に合うことも多い。大体の武器はそれなりに扱えるが、一流とは言い難い技量。
イラストを描くのとピアノを弾くのが上手いが、職業柄その実力を披露する場が少ない
・南友廣広
色々あってサイボーグになった日本国防海軍中尉の青年。24歳だが、コールドスリープしていたため、実質21歳である。たまに起きてダーナのメンテをやっていたらしいので、もう少し年をとっているかもしれない。
とあるアニメのキャラと人型兵器が大好きな変人だが、ダーナのメンテや水偵の整備、白兵戦まで幅広くこなせる何でも屋。
・リディア
なんか教会にいた狐耳&尻尾つきのロリっ娘。可愛い。訳ありっぽい雰囲気だが、後畑は全く気にしていない様子
・イゾルデ・シュミットバウアー
堅物金髪女騎士なグランドバルド王国近衛騎士団副団長。28歳で後畑達よりちょっと年上のお姉さんキャラ(?)。強いらしい。男っぽく振る舞おうとちょっと無理していて、語調がコロコロ変わる
・アロイス・アドルフ
激渋オヤジ系軍人の、グランドバルド王国近衛騎士団団長。54歳だが、一向に剣の腕が鈍る気配はない。かなり強いが、堅物過ぎて融通がきかず、変則的で論理も何も無い後畑の動きに翻弄されていた
・ルイス・キャメロット=バートリー
名前からして訳ありな年齢不詳系ロリババア。後畑の見立てでは300歳以上。メッチャ強いし怖い。たまに魔法無しで物理法則を超越してくるからホントに怖い。いつの間にか居るのと、非常に優れ(過ぎ)た探知能力で気に入った相手を追いかけまくる
《登場した魔獣、魔物》
・フェンリル
系統:狼系
巨大な狼で、知能が非常に高い狼型の魔物。ただ、その知能は発想力よりも応用力に長けており、大抵の場合は既存の戦術を巧みに使いこなす老練した指揮官に例えられる。基本的には狼系の魔獣を使役するが、希にその他の肉食系魔獣を使役することもある
体長は幼体で15m前後、成体は100m以上
・バーニングボア
系統:猪系
その名の通り燃える猪の魔獣。敵を発見すると普通に突進してくるが、一定以上の傷を負うと発火し、暴れまくる。ただし、最初から危ないのを察知した場合は、無傷でも発火する。幼体は発火できず、発熱しかできない
成体の体長は1.2~2m、幼体は0.3~1.2m
・ジャイアントアント
系統:アント系
でっかいありんこ型の魔獣。ただし、働き蟻でさえ岩を砕く顎を持ち、兵蟻に至っては分厚い鉄板も普通に噛みちぎってしまう。一個体ごとの戦闘力はさほど(魔獣の中では)高くないが、非常に数が多いので厄介な奴ら
体長は8~12mぐらい
・ヒュージキャタピラー
系統:キャタピラー(?)系
何の幼虫か分からない巨大な芋虫系モンスターの総称。攻撃は突進か謎液を吐くぐらいなので、あまり攻撃力は高くない。しかし、たまに昆虫じゃないヤツがいるのと、戦闘中にいきなり脱皮&進化することがあり、わりと危険
体長は2~10m
・デーモン
系統:下位悪魔系
人間の体に山羊の頭を付けて蝙蝠の羽を付けた感じのバケモノ。如何にも悪魔といった風情だが、魔法はほとんど使えないし飛ぶのも下手、更には紙耐久と、哀愁さえ感じてしまうような駄目なヤツ。しかし、見た目が怖いので討伐対象。南無
体長は2~5mぐらい
・ウィングリザード
系統:リザード系
羽が四枚ある異形のトカゲ。前列と後列の羽を交互に動かし、かなり頑張って飛ぶ。羽が一枚でも傷つくと墜落する可哀想なヤツ。攻撃はしてこないが、ギャーギャー騒いで周りの魔物を呼びまくるので、最優先討伐対象
体長は1~3mほど
・プテラ
系統:下位竜系
もはやプテラノドンとしか言いようがない見た目の魔獣。超音波や風魔法による攪乱攻撃がわりとウザイ上に、結構しつこいので人間からは嫌われている。足の爪は鋭く危険だが、使う本人が獲物に近づけないぐらいにビビりなのであまり気にしなくても大丈夫らしい
体長は4~7m
・マンイーター
系統:変異植物系
魔の森によく生えている食人植物。見た目はハエトリグサを巨大化させたような感じで、伸縮自在な鞭状の蔓と葉っぱの噛みつきが強烈。本体は中央の花とその茎で、非常に小さく、メッチャ逃げる
体長(本体)は50㎝以下。年をとるほど本体が小さくなり、倒し辛くなる
・アルラウネ
系統:魔人
後畑のアコちゃんもコレ。基本的な外見は「緑色の人っぽいの」+「元になった植物の要素」で構成される。蔦でぶっ叩いてきたり、葉っぱカッターで切り刻んできたり、メッチャ硬い種で弾幕張ったりするヤベエ奴。
基本的には温厚な種なので、日光浴や睡眠を邪魔されない限り襲ってこないが、タイプの人間を見つけるとスッゲー追いかけてくる
・クイーンタラント
系統:魔人
後畑のルティちゃんもコレ。クモ形態と人間形態があり、基本的には人間形態で生活している。人間形態のときは、首から下が、黒くてツヤツヤした鎧に覆われているように見える。余分な足は脇下から生えていて、普段は背中に折り畳んで隠してある。主に手から毒やら糸やら出してくる。
クモ形態は20mぐらいで、どの形態でも元になったクモの特徴がどこかに出る
・キングタラント
系統:タラント系
デカいクモとしか言いようがない。後畑を畝傍の甲板上で襲ったのがコイツ。コイツも元になったクモの特徴が色濃く出る。甲殻硬いし馬鹿力だし動きも速いが、バカなのですぐ罠とかに引っ掛かる。ただ、罠も障害物もすべてその強靭な足で踏み砕いてしまうので、そういうのはあまり意味がない
体長は15~30m程と個体差がデカい
・スモールタラント
系統:タラント系
ちっちゃくて可愛いクモ型魔獣。見た目は元になったクモをでかくした感じ。基本的にそこまで強くないが、数が多く、集団で襲ってくるので意外と強く感じる。たまに小さい系上位種が混じっているので、油断すると普通に死ぬ
体長は0.6~2mぐらい
《登場した兵器》
・畝傍
全長:270m
全幅:37.5m
武装:48口径二二式38.1㎝連装砲×4、12.7㎝連装高角砲×10、60㎜ガトリングCIWS×18、30㎜三連装対空機銃×30、六連装噴進砲×4、61㎝喫水線下短魚雷発射管×2、61㎝二連装魚雷発射管×2
その他:水上機用カタパルト、水上機用クレーン、ドローン射出用カタパルト×2、ドローン回収用ハッチ×2
日本国防海軍が物凄く頑張って作った珍兵器。彼らは小型船舶駆逐用高速戦艦(略して駆逐戦艦)と言い張っているが、ジェーン海軍年鑑には、超重巡洋艦と書かれてしまっている。ヤジロベエの腕みたいに突き出た流水噴射式加速装置と、砕氷用とは名ばかりの戦闘用衝角が特徴的。武装マシマシ、男のロマンてんこ盛りのハイスペック艦
・五式司令部偵察機
全長:35.78m
全高:3.98m
翼幅:19.46m(主翼折り畳み時は10.13m)
武装:翼内蔵式60㎜ガトリング機銃×2、機首部30㎜連装旋回機銃×1、155㎜無反動砲×2(D型のみ)
日本国防軍(陸海空全部)の主力偵察機。五基のジェットエンジンと二基の垂直離着陸用推力偏向ジェットエンジン、さらに二基のラムジェットエンジンを搭載したかなりブッ飛んだ代物で、それなりの低速安定性も持ち合わせている。しかし、整備が難しすぎるのが玉に瑕。
そのトチ狂ったスピード(最高でマッハ7)や高い攻撃力、独特かつ美しい形状故、「死告天使」とか「日本海の霊鳥」とか言われている
基本的には陸軍用のA型、海軍向け艦載用のB型、空軍向け高高度用のC型、海軍の魔改造を受けたD型があるが、派生型が多い。
D型のみ離陸にカタパルトが必要
・零式水上偵察機B型
全長:20.19m
全高:4.43m
翼幅:16.76m(主翼折り畳み時は9.28m)
武装:30㎜機銃×2、ハードポイント×17(両上翼上部に三つづつ、両下翼下部に三つづつ、全翼端に一つづつ、機体中央に一つ)
零式水上偵察機を元に作られた、「世界最強の複葉偵察機」と言われるジェット複葉機。外見は某宇宙戦争映画の反乱軍主力戦闘機に似ている。
本当はX字翼機の有用性を確かめるための実験機だったが、性能が良かったので少数生産され、畝傍とかみたいな旗艦にできそうな艦に搭載された。
・三菱F―2異世界仕様
全長:15.56m
全高:4.96m
翼幅:11.13m
武装:20㎜バルカン砲×1、ハードポイント×9(うち二つは翼端、一つは機体中央)
皆さんご存知自衛隊の主力戦闘機が異世界仕様で登場!
召喚されたのを異世界人が作ってみたが、色々あってジェットエンジンではなく最高級の魔導エンジンを搭載して飛行している。
さらに、FCSは積んでいないので、ミサイルはほとんどロケット弾扱いに……(というかまずミサイルの誘導装置も作れない)
なお、機体制御用コンピュータは小型演算用ゴーレムを積むことで解決している
・即席ジープ
名前の通り即席で作ったジープみたいな乗用車。銃座があったり、戦車並みの防御力があったりと、草架の注文からは程遠いものとなった。ただ、移動用としては有用らしい
・88㎜Flak対空砲異世界仕様
ミリオタには説明不要! 対空戦より対戦車戦の方が活躍できたとウワサの伝説のドイツ第三帝国軍の対空砲。ただし、対空砲としての性能も非常に優れている。
異世界仕様なので、魔法のお陰で性能が数倍にハネ上がっているので、WWⅡの大砲だからと舐めてかかるとひどい目に遭うこと請け合い(ただし砲弾はWWⅡのまま)
・一式高周波振動刀
刃渡り1.2mの軍刀。23世紀になっても軍が総出をあげて斬撃武器を開発するのはさすが日本(国防)軍といったところ。刃の高周波振動とそれに伴う熱で相手を切る。上手く使えば戦車も両断できちゃうエグいヤツ。
後畑のヤツは異世界で改修したため、刃渡りが30㎝ほど長くなっている
・試製十式機関拳銃
本文ではマシンピストルという名前で出てきた変な銃。精度はかなり悪く、基本的には弾丸バラまき機だが、炸裂弾を装填すると広範囲殲滅用に様変わりする。
連射速度は1800発/分と早めだが、装弾数は多くて40発程なので、一瞬で弾が尽きる
・二式短銃
日本国防軍情報統括部隊とか後畑みたいな闘う将校御用達の隠し持ち専用銃。部品はほとんど強化プラスチック製であり、薬室と銃身のみ金属製、更にはバッグ等の部品に偽装できるように作ってあるので、空港でもバレにくい。しかし、精度はよくないし装弾数も10発と少ない
・四三式軽機関銃
そこそこの軽さとアホみたいな連射速度、無駄な頑丈さを実現したクセモノ銃。最新素材をふんだんにつかい、最新技術も余すことなくブチ込んだスペシャルウエポン。連射速度は2500発/分という常軌を逸した速度で、装甲車に踏まれるぐらいなら壊れない。しかし、お値段が高い。高すぎる。そしてよくジャムる
・バレットM219jc
アメリカ製のバ火力対戦車ライフルを日本人向けに改造したモデルを、更に後畑が改造した。マッハ4を越える弾速と強力な徹甲弾でほとんどの装輪車両は一撃で撃破できる。当たりどころによっては戦車も一撃で行動不能にできる。しかし、度重なる改造のせいでかなりのキワモノになってしまった
・杉田式拳銃
日本国防軍の小型拳銃。「力が弱い人でも片手撃ちができる拳銃」として作られた。複雑すぎる反動抑制機構とそれに伴うメンテナンスの煩雑さから、現場の男性兵士たちからは敬遠されがちである(女性兵士と二丁拳銃でカッコつけたい変態には大人気だが)
・試製一式直剣
刃渡り1mほどの、金色に輝く流麗かつスタイリッシュな直剣。見た目はほぼバ○ルソード。軽く、薄く、そして鋭い切れ味が特徴。しかし、それ故に使い手を選ぶ装備でもある。今のところ特筆すべきビックリドッキリギミックは無いが、後畑と結城のおふざけによって魔改造される未来が確定している模様。
《用語とか》
・日本国防軍
自衛隊のあとを継ぐ組織。陸海空の三軍があるが、縄張り争いはあまり起こらない(と言うかそんなことやってる暇がない)。全軍、魔改造や強引かつ無茶な兵器の使い方と、常識の斜め上をいく謎兵器には定評がある
・大東亞資本共産主義連盟
略して大共連。2020年現在、中華人民共和国と呼ばれている国が周囲の国々を吸収合併した姿。日本に突然宣戦布告してからずっと日本と小競り合いを繰り返している。あとで名前ぐらいは出すつもりなので載せてみた
・UNA
ユナイテッド・ネーション・オブ・アメリカ。アメリカが周囲の国々を吸収合併して誕生した。具体的にはカナダ、メキシコとかが州として組み入れられた。キューバが大共連、ソ連の力を借りて合併に抵抗している。あとで名前ぐらいは出すつもりなので載せてみた
・ソビエト資本共産主義共和国連邦
略してソ連。昔のソ連は旧ソ連と呼んで区別しているが、正直紛らわしい。旧ソ連よりも支配地域が広がり、国境を接する大共連と頻繁に小競り合いをしている。日本(特に北海道)にもちょっかいをかけてきて面倒臭い。あとで名前ぐらいは出すつもりなので載せてみた
・魔獣
魔力によって変成した動物(植物、節足類、魚介類も含む)。住む場所の環境と魔力性質によって色々変わるが、全体的な形は変わらない。魔物と違い、生身だし死体が長時間残るし普通に腐る。「魔核」と呼ばれる魔力貯蔵器官を持つ
・魔物
魔力によって体を構築している生物。動物の形をしていても、生身じゃなかったら魔物扱いになる。死ぬと、一応死体は残るが、短時間で魔力に昇華して消えてしまう(鱗とかは消えない)。住む場所によっては同じ種とだとは思えないほど形が変わることも多々ある。「魔石」と呼ばれる魔力貯蔵器官を持つ
・魔人
魔獣や魔物が進化しまくって人型になった状態。なぜ人型なのかはよくわかっていないが、「神は人型→高位な存在は人型→進化で高位になると人型になる」と言うような説が一般的