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018話 竜人とドラゴンふたたび

 ロックの町、ペーパーウェイト鉱山にほど近いその町は、鉱山へ向かう傭兵ギルドや生産ギルドのプレイヤーたちの拠点となる町である。また、そのプレイヤーたちに必需品を売る商人ギルドや生産ギルドのプレイヤーたちの声がにぎやかに聞こえてきて、サービス開始当初とは比べられないほど活気に満ちている。そんなロックの町の中央に位置する領主の館でスカイはのんびりとコーヒーを飲んでくつろいでいた。


「今日の予定はどうなっていたっけ?」

「軍団編成……それ以外は決まってないです」


 ヴィーヴルはいつものように表情を一つ変えることもなくスカイに予定を伝える。


「そっか、ありがとう」


 完全に秘書が様になってきたな、とスカイは満足げに頷く。


 スカイとヴィーヴルは、リビングのソファーに腰を掛けてニーナとトモエが来るのを待っている。


 最近は、ロックの町にある領主の館に集合することが多い。ブックの町に行くのは、自分たちのギルドを立ち上げてからは、即金で解体依頼をしたいときか、ブック伯爵がたまに出す国境防衛線の依頼を受けて、NPC傭兵を雇うときくらいだろうか。


 さらに、ペーパーウェイト鉱山のふもとにある立地のおかげで、生産ギルドのプレイヤーが多く通い、それに合わせて商人たちが物資を運び入れお店を出すプレイヤーもいるので、大抵の物がロックの町でも手に入る。


 スカイたちがサービス開始二日目に、はじめてロックの町を訪れたときは、どちらかというと村程度の規模でしかなく、お店もペンシルの町より全然で雑貨屋しかなかった。


 サービス開始から四か月も過ぎれば、プレイヤーたちも人が集まるところは大体把握できる。スカイがこの町を下賜されたのは約二か月前で、まさかこんなに発展するとは、スカイも思っていなかった。スカイたちの他に小規模の傭兵ギルドがいくつかと、生産系の鍛冶ギルド、洋服ギルドや商人ギルドもこのロックの町を拠点にしている。


 当初は領地経営にスカイは苦労していたが、今となっては、あまり狩をしなくても税金システムでゴールドが自動的に貯まっていくのだ。その資金は、城壁を作ったり、店を誘致するための拡張工事等の他に、傭兵雇用かトモエの装備作成素材に使えるほど豊富にある。


 必要経費は税金で賄えるまでに町が発展したので、スカイたちが狩をした分は、まるまる貯金をしている。戦争イベントの報奨金も手を付けず貯めているので、スカラーランド王国のプレイヤーの中では、アレックスに次いで大富豪ギルドと呼ばれるまでに成長した。



「熱っ、……ヴィル。コーヒの適温は九〇度だと言っただろう」

「申し訳ございません……すぐに淹れ直します……」


 ヴィーヴルは頭を下げ、すぐさまスカイが飲んでいたカップを下げようとする。


「朝から何をやっているのかなスカイくん」


 スカイとヴィーヴルのコントを見て、部屋に入ってきたニーナが笑いながら尋ねた。

 トモエは冷ややかな目線をスカイに向けるのみで、何も言わなかった。


「暇つぶし……かな? それよりおはよう、二人とも」

「おはよー」

「おはようございます。兄さんの豊かな想像力には驚かされる」


 トモエはさらっと皮肉を言う。驚かされると言いつつもそんな表情は一切していない。

 知覚が無いのにあんなことをやっていれば、そう言われても仕方がない。


「なあ、今日は午後でもいいからケイヴンドランを倒しに行かないか?」


 スカイは、ニーナとトモエもソファーに座るようにと促しながら狩の誘いをする。


「どうしたの突然? 私はいいわよ」

「じゃあ決まりだな」

「ケイヴンドラン?」


 ケイヴンドランとの戦闘は、アレックスと一緒のときで、トモエは、何それ? といった表情をして聞き返す。


「廃鉱山の廃墟の一つにダンジョンボスでドラゴンがいるんだよ。前回はレベルも二〇以下で全歯が立たなくてね」


 スカイは、その時のことをトモエに説明した。

 それを聞いたトモエがスカイの考えを予想して確認する。


「レベルが上がった今なら倒せると?」

「そういうことだね。べつに今日でなくてもいいんだけど、前回の竜神との戦いで思い出してからずっと気になっていてさ」

「そっか、そういうことなら、さっさと編成をしちゃおうよ」


 ニーナはそう言ってソファーから立ち上がり部屋を出ようとする。


「ニーナ、やけにやる気だな」

「飛行実験が上手くいかないから気晴らしに丁度いいかなと思ったのよ」


 ニーナは、あははと小さく笑いながら口元をかく仕草をして、そのやる気の理由を教えてくれた。


 ドラゴンサモンを試してから一週間、スカイも何度も試しているが未だ空を飛べる気がしない。そもそも人間には翼がないため、その動作がぎこちなく上手くいかないのだ。

 ニーナと同じくスカイも気晴らしをしたいと考えたため、今回の提案をしたのだった。


「私は、装備品とか色々取って来るから先に向かってて」

「トモちゃん悪いわね。じゃあ私は、念のためポーション類を取って来るわ」

「なんだよ。それだと俺一人になるじゃないか。俺も糧食の減り具合を試すから取って来るよ。準備が終わったら西門で待ち合わせよう」


 それぞれが準備のために領主の館にあるマイルームへと向かって行く。


 なんでもリアルなフロリバは、行軍に糧食が必要で、召喚しているNPC傭兵の数に対して糧食が足りないと体力が徐々に減り終いには餓死して消滅してしまう。

 軍団編成は、編成画面でするだけでも良いのだが、見栄えを大事にしているスカイたちは、装備忘れのNPC傭兵がいないか、実際に召喚して軍団編成を行っている。


「えー私が最後? 結構急いで準備したのにな」


 ニーナは、待ち合わせの場所に走ってきたが、一番最後に来た。


「面倒だったから一括取り出しをしたんだよ」

「兄さんと同じく。それに何が必要になるかわからなったし」

「私は実験用の物でアイテムボックスが結構埋まっているから……」

「無理にとは言わないが、可能なら課金した方が楽だよ」

「それはわかっているんだけどね。一度したら止められなくなりそうで手が出せなくて」


 それは俺のことをいっているのか? とスカイは自分のことを言われているように感じた。スカイは、どうでもよいものまで全て回収する癖がありアイテムボックスの枠がすぐに埋まってしまう。課金に次ぐ課金でスカイのアイテムボックス枠は千までに増えている。


 一枠同じ種類のアイテムが九九九個まで保持可能で、その数になることは滅多にないため、単純に計算すると千種類ものアイテムを収納できる。課金をしていないニーナの一〇〇枠と比較すると十倍にもなる。


 それはさておき、スカイたちは軍団編成を進めることにした。


「やっぱり、魔法士はローブの色ですぐわかるな。トモエ、ローブを八つくれ」


 基本、Fランク傭兵しか雇用していなかったため、色で階級を示していることを知ったのは最近である。

 Fランクの兵士階級を示す色は白色のため簡単に見分けがつく。装備を変えていない傭兵のもとへ俺は近寄り、トモエから受け取った俺のイメージカラーである青色のローブに装備を変更する。青色は、本来であればCランクの騎士階級を表す色なのだが、敵方が勝手に恐れてくれるのでむしろ好都合である。


 同様の手順で装備を確認していくこと一時間が経過して全ての編成が終わった。


「よし、それじゃあブックの町で新しい傭兵を雇いに行こう」


 いつもはスカイしか戦争イベントに参加していなかったのだが、アレックスからの要請もありニーナとトモエの傭兵を増やすべくブックの町へ向かう。


「え、まだ雇うの?」

「そりゃそうだよ。来週の戦争イベントは今までのものより大規模になるからね。俺だけではなくニーナとトモエにも手伝ってほしいからさ。それは先週も話しただろ」

「てっきり、私はスカイくんの部隊に参加すると思っていたんだけど」

「それでもいいが、傭兵ランクを上げるには自分で指揮した方がポイントが大きいんだよ」

「ふーん」


 ニーナ先生も戦争のことになるとスカイと立場が逆転する。四か月もプレーしていればスカイもそれなりに知識が増えてきており、ニーナに聞くことがいつかはなくなるのだろう……とスカイは思うと少し寂しい気もしている。


「兄さん、それでどれくらいまで増やせばいいの?」

「装備品の数にもよるけど、あとどれくらい残ってる?」

「皮装備が二千人分に鉄鋼装備が千人分とミスリル装備が一〇〇人分くらいかな」

「え、トモちゃんそんなにあるの!」


 トモエが持っている装備品の数を聞いてニーナが驚きの表情をする。

 顔には出さないが想像以上の数にスカイもかなり驚いた。


「気付いたら貯まってた」


 そんな凄いことじゃない、とトモエは正直思っている。好きなことはしていたら気付かぬうちに、というやつである。


「トモちゃんは本当に装備品作るの好きなんだね」

「それもある。でも、ランクが上がってから大成功の確率が増えて複数できることがあるの」

「それにしても凄いことだよ。よくやったトモエ」


 そう言ってスカイはトモエの頭を撫でる。最初は嫌がっていたが、最近では素直に受け入れてトモエも嬉しそうに目をつむり微笑んでくる。できれば冷たい目線は止めにして、ずっと微笑んでいてもらいたい。


「ニーナは、Fランクを五〇〇人雇って千人にしてくれ。槍兵を三〇〇になるようにしてあとは好きにしていいよ。トモエは九〇〇人雇って同じく千人にしてくれ。それぞれの数はバランスみて好きにしてくれ」

「そんなにゴールド持ってない……」


 ニーナはそう言って手を出してくる。魔法やらマジックアイテムを買いすぎなんだよ、とスカイは思いながらも今回は彼が言い出したことなのでゴールドを渡す。トモエは持っているはずなのだが、ニーナに便乗して手を出してくるので、トモエにもゴールドを渡す。


「やったね」

「本当にくれるとは……兄さん、太っ腹」


 やっぱり、トモエは持っていたようだ。


「それでスカイくんも雇うの?」

「ああ、俺はこのあとのモンスターハウスを楽に進めたいから、思い切ってBランクの騎士隊長を雇ってみようと思うんだ」

「えーそんなにお金があるならお小遣い頂戴」

「それとこれとは話がべつだろ」


 ニーナがそう言うのも、Bランク傭兵は、五〇万ゴールドするため、Fランク傭兵に換算すると二〇〇人分になるからだ。ただその分、能力が二〇倍になるため数で攻められないダンジョン内ではかなり有用性が高い。


「空を飛べる魔法の割合を発見して、俺より先に飛べたら報酬として財産の半分あげるからそれまで頑張りなよ」

「絶対だよ。ほら約束して」


 スカイとニーナは、指切りを交わして確かに約束を交わす。

 そしてレベル五〇のBランク傭兵をそれぞれ二人ずつ八人分の四〇〇万ゴールドを支払う。



――――――



「よし、この先がモンスターハウスだ。みんな準備はできてるか?」


 ブックの町で傭兵を雇用したあと、昼食休憩をはさみ、あの廃鉱山の廃墟に来ている。

 新しく雇用したBランク傭兵はさすがレベル五〇相当の能力のおかげで、ダンジョンを進む速度が想像以上に早く、一時間もしないうちに目的の場所までたどり着いた。


「オーケー」

「いつでも」

「じゃあ、いつも通りトモエはツバサと前衛でヘイトを集めてくれ。ニーナは俺の魔法士と弓兵をつけるからタイミング合わせて合体魔法でトモエの右側を殲滅してくれ。俺は左側を攻める。ヴィル、行くぞっ」

「はい……いつでも」


 モンスターは、前回と同じでゴブリンの他にケイヴワームやヤングスパイダーが一〇〇匹ほどおり、倒すたびにどんどん増援がくる。

 前回は、四〇〇匹で止まったが、今回も同じだろうか。


「あれー、スカイくん何匹倒した?」


 ニーナは、前回と様子が違うことに気付きスカイの後方から大声で叫ぶ。


「少なくとも俺とヴィルだけで三〇〇匹は倒してる。そっちはっ」

「私たちはもっと多くて五〇〇匹は超えてると思う」


 それを考えると、トモエたちの分を考えると軽く千匹を超えることになる。どうなってるんだ……とスカイは、前回との違いに不安を感じた。

 そんなことをスカイが考えていると、前回のように地響きがして足元が揺れだした。


「トモエ下がってくれっ」


 まさか、もう現れるというのか。前回は全てのモンスターを倒したあとだったのだがこのタイミングはさすがにマズイ。

 いったん体勢を整えるため、みんなでニーナがいる後方まで下がる。


 そして、お目当てのケイヴンドランが姿を現した。



 【名前】ケイヴンドラン

 【種族】鉱山ドラゴン

 【称号】ダンジョンボス(下級)

 【レベル】45

 【体力】500/500(B+)

 【魔力】600/600(A-)

 【能力】総合 B

     腕力:320(B)

     知力:450(B)

     素早さ:280(B-)

     器用さ:300(B-)

     物理耐性:500(B+)

     魔法耐性:???(?)

     幸運:300(B-)

 【スキル】

  ドラゴンブレス、マジックシールド、捕食



「おいおい待ってくれよ、これで下級ボスなのかよ……」

「兄さん、よくこんな相手から逃げられたね。半分くらい測定不能なんだけど」

「トモちゃん違うの、前回よりなぜかレベルが十もあがってる」


 モンスターのレベルが上がるなんて聞いたことがない。今までもボス級といわれるモンスターを何度も倒してきた。エリアボスは、場所、種類に強さが変わるが、同じ場所に出現する周回可能なボスは、毎回同じモンスターでレベルも同じだった。


「あの目の傷があるってことは、違う個体って訳でもなさそうだな」


 ケイヴンドランを見てみると、微かにだが傷があるようにみえる。あれは前回スカイのファイアストンで付けた傷だろう。


「前回は、全て測定不能だったからな。俺の場合は、魔法耐性だけが測定不能なだけだ。総合でA-の俺なら勝てるだろう」

「魔法耐性は、六五〇でAランクだよ」

「ニーナ助かる。さすがはドラゴンだな。竜神のステータスはわからなかったがそれより強いってこともないだろ」


 竜神を倒したメテオジャベリンを使えれば勝てるだろうが、ここは鉱山の中で使用不可能だ。


「みんな聞いてくれ。ここは俺がドラゴンサモンで相手をするから、周りの雑魚だけをここで対応してくれ。傭兵は回収するからトモエはニーナの護衛に集中してくれ」

「任せてっ」

「わかった」


 スカイはケイヴンドランへ近付きドラゴンサモンを使用する、巨大な紫色の魔法陣に包まれて俺はドラゴンの姿になる。


『ほう、お主も我と同じ姿をとるか』


 ケイヴンドランが話かけてきたことにスカイは驚く。


「ケイヴンドランなのか。悪いが倒させてもらう」

『できる物ならやってみせよ』


 それが合図となりお互いがドラゴンブレスを撃つ。スカイの方が知力が高いためドラゴンブレスを押し返すがマジックフィールドで防がれてしまう。


 スカイは、ドラゴンブレスの打ち合いでは埒が明かないと思い、殴り合いへ変更する。この姿で戦うのははじめてだが、空を飛ぶために何度も試しているためそれなりに動けるようになっていた。

 ドラゴンブレスを撃ちそれをケイヴンドランが防御している間に体当たりをかます。


『ぐっ、小癪な』

「これで終わりじゃないぞっ」


 スカイは左足を支点にして回転し尻尾をケイヴンドランの顔を目がけて叩きつける。これが見事にヒットしケイヴンドランをよろめかせる。ステータスがモノを言うこの世界で、仲間のいないケイヴンドランはスカイを相手に手も足も出ないようだ。


 凄い勢いでスカイたちが暴れているせいで、残っていた雑魚モンスターたちは大慌てである。そのすきをついてニーナが魔法攻撃を仕掛けており、雑魚モンスターの殲滅も進んでいる。

 雑魚モンスターが減っていくのを見てケイヴンドランが急に慌て出し雑魚モンスターたちへ向かって行った。

 守るのかと思って見ていたが違った、逃げ惑うモンスターたちをその大きな口で咥え飲み込んだ。


「なっ、させるかっ」


 スカイは驚き見るとケイヴンドランの体力が回復しているのに気付き、ドラゴンブレスをありったけ撃ち込む。そこまで連射速度は無いが、邪魔をするには充分である。

 さらにその爆風で雑魚モンスターたちも巻き添えにしていく。


「もうこれで回復はできないぞ」


 目の前にいるのは、ケイヴンドランのみで他のモンスターはもう出てくる気配がない。ケイヴンドランは、覚悟を決めたのかスカイに向かって体当たりをかましてくる。

 スカイはそれに真っ向勝負で受ける。巧みに頭を掴み相手の勢いを利用して投げ飛ばす。


 おお、腕が小さいから上手くいくか心配だったが、成功した。


 そのあとのケイヴンドランは、為す術もなくニーナの魔法とスカイのドラゴンブレスでマジックシールドを貫かれる。魔力の残量もなくなり、無防備なケイヴンドランへ俺たちはひたすら攻撃を加える。

 それからはあっという間に体力が減り、ケイヴンドランは絶命した。


 ドラゴンサモンをとくと、思いのほか息が切れているのに気が付いた。やはり、人間と違う姿になるのは負担がかかるのだろうか。


「はあはあ……やっと……こ、この力にも慣れてきたかな」

この話で、第一章終話となります。

次話より、いよいよ転生後の世界を舞台に物語が進みます。

引き続き宜しくお願いします。


※駆け足で進んだフロリバでの成り上り話は、希望があれば外伝として書くことも可能ですので是非ご意見下さい。

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