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彼の者は往く  作者: 菜月水仙
第2章「過去との闘争」
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第2章 1部序幕「継続的同盟」

序幕2「継続的同盟」


少し昔の話をするが俺は、【大罪】と殺りあったことがある。戦った土地は枯れ果て、怒りと憎悪が蔓延していった。


半年前グローバルシステムの仕様が変更された。その仕様の名前は『継続的同盟』又、チェイン ザ ギルドと呼ばれた。


それはとあるゲーム内で同盟を作ると違うゲームでも継続的に同盟へ参加できるというシステムだった。そもそも俺はギルドに参加しなかったが現在のGSでも有名なギルドがこの時多く立ち上がっていった。そんな中、当時でも今でもギルド運営で最大級のメンバー数を誇ってる『ペンタゴン』


これは巨大ギルドの五つが連携して立ち上げたGS始まって以来作られてこなかった有志ギルドである。5人のギルドリーダーが快諾し、出来上がったギルドなのだが…


なぜできたかという疑問が生じるはずだ。そんな疑問に率直で言葉に無駄をなくすとしたら答えは


「数多のギルドで死者が出たからだ」


だがゲーム内で死んだと言っても現実での死ぬと言うのとは違くて、アイテムをロストしてしまう。死んでしまった彼らは周囲からロストプレイヤー略して【LP】と呼ばれ、殺したものをキルプレイヤー略して【KP】と呼ぶ。


プレイヤーキルつまり【PK】をするとそのプレイヤーの持ち物はその場に落ちるという仕様のため、アイテムを求めるためだけの理由で他のギルドメンバー達を殺したギルドは複数あったが、上記のような殺戮のみしか行わないのはなかなか稀で、トレース、デュエルなどの形で取引していたギルドもあった。


しかし殺戮は起きていて、そんな犯罪ギルドの中でも頭角を現して行ったのは【大罪】

構成は7人体制で、現在のギルド登録にも数が上下している様子はない。


彼らの行動には統一性がなく、7人全員が同じ場所を共に行動することは稀で、基本バラバラに行動しアイテムを稼いで行った。そんな統一性のない行動を止めるべくギルド『ペンタゴン』が周囲のギルドに声をかけ実施したのが…


〈大罪討伐作戦〉


その規模は当時GS対応ゲーム『ヴレイブハンター』のラスボス戦よりも多いレイドになって、それぞれが五人一組でパーディを作り、いつログインしてくるかわからない7人を待ち徘徊していた。そんな時だった。7人全員が現れたことによってその作戦は実施されたのは…



今思い出してもあの時の戦況は酷かった。最初期に1000人と計画されていた討伐参加者を大幅に超え10000もの加勢によって、やっとのこと大罪は撤退して行った。死者は5000にもなり、連合ギルドの失ったアイテムは数知れない。Sランク相当のアイテムは持っていてないはずなのになぜかリスポーンしてギルドに保管していたボックスを見るとSランクアイテムがない現象が起きたりもした。


だがもう一度言う『撤退して行ったのだ』


10000も加勢に参加させておいて1人も倒せなかった。7人全てが化け物だったがその中で一番強いと言うならば【スぺルピア】


彼が歩いた道は死体しか残らず、また彼が焦った様子を見た者はいない。たとえ目の前が敵の軍勢5000に囲まれたとしても焦らない。ただ敵を薙ぎ払う。


当初計画していた数がモノを言う作戦で失敗に終わったため、誘導作戦など多彩な作戦を実行するも全て上空から眺めているかの如く全てを打破…それほどに強い…撤退まで持って行ったのは俺であるがあの時は守るものが多すぎた。だがそれ以上に失ったものが大きすぎた。

誠にすみません…2日もずれた上時間もバラバラ…そしてこの2章が完全に終わってない状態で三章を書き始めるという暴挙…


全てに対してすみません…


謝罪として2章を伏線もある終わりにする気なのでみてください…では2章お楽しみに

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