表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

四章

★四章★


【ゲーム終了だ。集会所に来たまえ】


視力と聴力を取り戻すと、他のプレイヤーが騒ぎ始める

  _

( ゜∀゜)「ハハハッ!案外、ラクショーじゃねえか!」


(*゜ー゜)「これが本番なら良かったのにねー」


和やかになる彼らとは対照的に


真実を知る者達は黙っていた。そう、知ってしまったから。


このゲームは誰も信じられないものだと。


騙し、騙され、利用し、操り、嘘を吐くゲームだと。


【勝者は人狼側。配役はこれより配る紙を見たまえ】


「役職」

アニジャ  狂人

オトジャ  村人

クー    妖孤

シィ    村人

ショボン  狩人

ジョルジュ 村人

ツン    人狼

ドクオ   人狼

ブーン   占い師

ビロード  霊能者


(*゜ー゜)「え?人狼側?」


( ´_ゝ`)「もしや、俺は勝ったのか?」


ξ゜3゜)ξ「そうよ、人狼側の勝利よ」


('A`)「ワカンナイが霊能者だったのはラッキーだったぜ」


( ><)「いきなり死亡したからよくわかんないんです」


一人、納得してない者がいた。

  _

( ゜∀゜)「っざけんな!」

  _

( ゜∀゜)「ショボンとブーンに投票すれば勝ちじゃねえのかよ!俺を騙したのか!」


('A`)「その通りだ」


【実際にプレイしてもらってわかったかね】


【このゲームは推理するゲームであるが】


【占い師側と狼側のどちらに民衆がつくか、というゲームでもある】


【人狼や狂人、それに妖孤は村人達を騙すのが勝利につながるのだ】

  _

( ゜∀゜)「ちっ!ムナクソわりぃゲームだ」


('A`)「せいぜい自分の頭で考えて行動するこったな」


川 ゜ -゜)「話を変えて済まないがドクオに二つ質問がある」


('A`)「なんだい?」


川 ゜ -゜)「まず、私が占い師に殺されるのを予測してショボンに投票させたのか?」


('A`)「どうだろうな」


川 ゜ -゜)「やるな…」


(´<_` )「そうか、我々も占い師も妖孤も、ドクオの手のひらの上で踊っていたのか」


ξ゜3゜)ξ「…人狼は二人なのに」


川 ゜ -゜)「二つ目だが、このゲームには多少のセオリーがあるね?」


ξ゜3゜)ξ「…スルーですか」


('A`)「否定はしない、だがセオリーが全てではないし、この配役は俺も初めてだ」


( ><)「配役ってなんですか!」


('A`)「例えば狩人が二人とかそういう違うルールで俺はやってたんだよ」


(´<_` )「確かに、それならセオリーとやらも違ってくるな」


(´・ω・`)「でも、ドクオは良い人だね」

  _

( ゜∀゜)「どこがだよ!俺達を騙したんだぜ!」


(´・ω・`)「いや、本当に騙すならここでは本気を出さないさ」


川 ゜ -゜)「確かにそうすれば、このゲームの厳しさを誰も知る事なく」


( ^ω^)「まんまと一回戦で嵌められることになるお」


('A`)「それじゃあフェアじゃないからな」


( ´_ゝ`)「まぁまて、要するに今回は俺のファインプレイってことだ」


全員「違う!」


【皆がゲームの趣旨を理解したところで、一回戦を始めようか】


それぞれ、自室に戻り始める


そう、最初は夜だ


その間は暇なんかじゃない、沢山、考えないと


考えて、考えて、考えてやる、また騙されるのは嫌だから



自室にて役職の紙を受け取る


<君の役職は 人狼 だ>


考える時間じゃないんすかwwwwwwwwwww


【では、夜とする】


目隠しをされ黒服に集会所まで連れられる。


できればクー・ドクオ・オトジャ辺りが相方だといい…


#39:56#


('A`)「よぉ、よろしくな」


そこには、さっきのゲームの支配者がいた


( ^ω^)「じ、人狼さんかお?」


('A`)「それ以外になにがあるってんだよ」


( ^ω^)「よろしくだお!」


( ^ω^)「ドクオと一緒なら、安心だお」


('A`)「それは違うな」


( ^ω^)「ど、どうしてだお?謙遜はよすお」


('A`)「いや、俺は前回で派手にやりすぎたから誰もが警戒してる」


('A`)「逆に言えば、騙しにくい立場にいるってことだ」


('A`)「それにもう一つ、多分俺は今日占われている」


('A`)「俺以外を占って人間だと出たとしても、俺が投票で選ばれるだろう」


( ^ω^)「じゃぁ、明日にはドクオが投票される可能性が高いのかお」


('A`)「そうだ、だからこそ。少し画期的な作戦がある」



ドクオの作戦は、とてもリスクの高いものだった。


けれど、実際この作戦は使うに値するものだ。


きっと明日、ドクオが投票で殺されるだろう。


そして、狂人が適当に占い結果を騙るだろう


霊能者が次の日にドクオが狼だというだろう。


それは確実じゃないけど。



成功すれば、誰もが僕を疑わなくなるだろう。


('A`)「まぁ多分、明日からお前一人だ」


('A`)「だから、しっかりやってくれよ。相棒」


( ^ω^)「おkだお」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ