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二章

★二章★


【諸君、だいたいのルールはつかめたかね?】


突然、議長の声が流れた


(*゜ー゜)「あの、質問があるんですけど」


【続けたまえ】


(*゜ー゜)「えーっと、正直ルールが難しくて良くわからないのですが」


【そう思う者は少なくないだろうと予想していた】


【よって、これより練習試合を1試合行う】


(´<_` )「その試合では負けても問題無い訳だな?」


【そうだ、だがあからさまに常軌を逸した行動は処罰する】


( ><)「よくわかんないけどわかったんです!」


( ^ω^)「じゃあ四試合やるのかお?」

  _

( ゜∀゜)「なんでもいいけどさっさとやろうぜ!」


川 ゜ -゜)「そうだな、練習試合があるのならもう始めて良さそうだ」


【なら、予定より早いが今から開始して良いか?】


( ´_ゝ`)「Ok, I am a pen!」


( ><)「英語上手いんです!」


(´<_` )「…」


【ではこれより練習試合を開始する】


【いったん、みな自室に戻りたまえ】


周りを取り囲んだ黒服の男達が待っていましたとばかりに立ち上がる。


('A`)「始めないんすか?」


【昼や夜の合間には毎回自室に戻ってもらう。まぁやればわかるさ】


黒服からヘッドフォンのようなものを渡される。


【今渡された物をつけたまえ、これよりそこからの音声に従うように】


( ^ω^)「お?」


つけると、議長の声が聞こえた。どうやらこの装置から指示を出すらしい。


【聞こえるか?聞こえた者は手をあげろ】


【よろしい。では今、ピーという音が聞こえる者はいるか?】


周りを見ると、黒服達は一斉にホイッスルを吹いていた。けれども音はしない


【この装置は耳栓を兼ねていて、外部の音を遮断することも可能だ】


【また、その機能は停止する事もできる】


黒服達のフエ「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛」


( ´_ゝ`)「騒音ってレベルじゃねーよ!」


黒服はすぐに音を止め、ホイッスルをしまった。


【わかったかね諸君、どんな音も遮断できるということだ】


【では、自室に戻りたまえ。今後はこの装置を絶対に外さないように】


近くの黒服が僕の肩を叩き、歩きだした。ついて行くと最初に目覚めた部屋に着いた。


【さて、この部屋にいる間の行動は自由だ】


【筆記用具や紙など、推理に使うものから駄菓子なども用意してある】


僕の部屋より色々置いてあるお……


黒服がなにやら紙を取り出し、僕に渡す。


<君の役職は 占い師 だ>と書いてある


【今渡された紙に書いてあるのが今回の役職だ】


【では、夜にするので狼は集会所に来てくれ】


……占い師ってことは確か、誰か一人を占えるんだお


だから、そこで狼を当てればいいんだお!


っていうか夜は会話も出来ないしなんだか暇だお…



【行動指定時間を始める】


黒服が何やらゲームボーイのようなものを出して見せてきた。


画面には何も表示されておらず、他プレイヤーの顔写真がボタンになっていた


どれかを押せば、その人を占えるということか


また、部屋には何も表示されて無いモニターがあったのだが、今は時間が表示されている


#14:37#


おそらくこれが0になったら昼になるのだろう。


さて、最初に占うべきは誰だろう


時間は15分もあるし、自己紹介のときのメモでも見ておこう



(´・ω・`) ショボン


リストラされてない普通のサラリーマン。冴えない顔なのは生まれつきらしい。


川 ゜ -゜) クー


この世界は間違った道を歩んでるとかよくわかんないことを言ってる。


( ><) ビロード


何を言いたいのかよくわからない。


('A`) ドクオ


ニートだけど唯一の経験者だから注意だな。


( ´_ゝ`) アニジャ


魔法少女がいたらその子のために死ねるらしい。ちょっとおかしい人。


(*゜ー゜) シィ


彼氏の話しかしてない。ギコ君って誰だよ。


(´<_` ) オトジャ


アニジャの弟。良い人っぽいけどちょっと怖い。

  _

( ゜∀゜) ジョルジュ


瀬戸組の下っ端らしい。10年もしたら組長になるって。へーよかったね。


ξ゜3゜)ξ ツン


僕の恋人候補。実はお嬢様みたい。


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