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一章

★一章★


今日は祖母の家に帰るんだお


カーチャンとトーチャンは忙しいから、ブーン一人で行く事になったお


ξ゜3゜)ξ


隣の女子高生、可愛いお……


ξ゜3゜)ξ「ちょっと、さっきからこっち見てるけど」


( ^ω^)「あ、なんでもないです。すみません」


( ^ω^)(これが噂のツンデレって奴か。オラワクワクしてきたお)


バスを見渡すと、10人の乗客が居た。


リストラされたリーマン    (´・ω・`)


スーツを着込んだOL      川 ゜ -゜)


優しそうなお姉さん       (*゜ー゜)


ニート             ('A`)


僕より年下っぽい中学生     ( ><)


仲の良さそうな青年二人     ( ´_ゝ`)(´<_` )

                   _

どうみてもDQNです本当にry   ( ゜∀゜)


( ^ω^)「この中では僕とこの娘がお似合いだおwwwふひひw」


ξ゜3゜)ξ (妄想きんもー☆)



僕は思ってなかった。この偶然出会った10人で、こんな事をしなければならないなんて。


目が覚めると、見知らぬ地であった。


寝過ごしてしまったらしい。と、最初は思ったがどう考えても違う。


だって、寝過ごしたんなら普通はバスの中だろう?


どう考えてもここは建物だ。田舎なのに、こんなコンクリの壁ばかりの建物があったのか。


しかも周りを取り囲む黒服。映画の撮影所に迷い込んじゃったみたいっすねサーセンwww


これは夢?それともドッキリ?


黒服の男が僕の肩を叩いて歩き出した。どうやらついて来いという事らしい。


( ^ω^)「あ、僕は…」


黒服の男はこちらを見ている。仲間になりt(また歩き出した


逆らう理由も無いのでついて行くと、高校の教室のような所に着いた。


【やぁ、皆さん初めまして。私の事は「議長」と呼んでくれ】


マネキンにつけられたスピーカーから声が流れた。

 _

( ゜∀゜)「ふざけんなてめぇ!早く兄貴んとこいかねぇとまずいんだよ!」


【ほう、けれど君がここで騒ぐほうがまずい結果を呼ぶと思うがね】


教室のような部屋「集会所」の中には黒服の男が十数人いたのだが


彼らは突然DQNに近寄り、取り囲んだ。

 _

(;゜∀゜)「ま、まぁ早めにすませてもらえたらいいなー、なんて」


【残念だがとても時間がかかる、これから君達にはゲームをしてもらう】


(´・ω・`)「この、一つ一つの机に張ってあるのがルールかい?」


【ご名答。少し時間を与えるので、各自ルールを把握してくれ】


【君達には一度きりのチャンスしかない。これから4日ほど】


【くれぐれも後悔しない行動と発言をとるように。】


( ´_ゝ`)「はぁいせんせー。」


( ´_ゝ`)「女子高生とハァハァするのは禁止ですかー?」


【ルールの2行目を見てくれ】


(´<_` )「兄者、自重してくれ」


('A`)「俺、こんなルールのネトゲやった事あるんすけど」


【構わんよ。さて、少し自由時間とする。質問があれば今したまえ】


【それから各自、ニックネームを決めて、ゲーム内ではそれで呼び合ってくれ】


川 ゜ -゜)「ふむ、自己紹介でもしないか?」


(´・ω・`)「なら、一番年長の僕からいこうかな」


(´・ω・`)「まず、ニックネームは…」




全員が自己紹介を終えた後、沈黙が始まる。


当然だ、これから僕らは敵同士になるわけだから。


気まずい……とりあえずルールに目を通しておこう。


≪ルール≫


『概要』


・選ばれし10人である君達はこのゲームから逃げられない


・議長の指示に従わない者は処刑される


・ゲーム開始後に可能な行動は会話・思考・ゲーム内の行動のみである。


・ゲームの流れを下に記す。括弧内は時間、単位は分である。


  夜(40)→行動指定(15)→昼(60) →投票(5)→夜(40) の繰り返しである。


・3試合後の成績が良い者、上から3名のみ開放する。


『勝敗』


・このゲームは「村人」「人狼」「妖孤」の3陣営に分かれてもらう


  村人側:占い師・霊能者・狩人・村人・村人・村人 の計6人


  人狼側:人狼・人狼・狂人 の計3人


  妖孤側:妖孤 の計1人


・それぞれの勝利条件


  村人側:人狼を2匹とも死亡させる


  人狼側:「村人側+狂人の数<狼の数」にする


  妖孤側:勝敗が着いたときに生き残っている



  妖孤勝利時は他の9人は敗北とみなす


  よって、どの陣営も妖孤を死亡させてから勝たなければならない


・このゲームの趣旨


  1、他人の役職を推理すること


  2、自陣営に有利な投票結果へ誘導する事


  3、他人を欺く事



『役職』


・ゲーム中に自分の役職によって、行動指定時間に1回のみ、特殊な行動ができる


  占い師:対象一人が人狼かどうか分かる。妖孤を占った場合、妖孤は死ぬ。


  霊能者:直前の投票による死者が人狼か分かる。


      また、狂人や妖孤の占い・霊能結果は人間と出る


   狩人:その日の人狼の襲撃を対象一人のみ無効に出来る。


      狩人は人狼の心理を読み、その襲撃先を予測して護衛すべし。


   人狼:対象一人を襲撃できる。妖孤や狩人の護衛先でなければ対象は朝に死亡する。

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