03.05-03.12
2023.03.05 晴
明日で29歳になる。
自分が何をしたいのか、何が好きなのかを紙に記す。
何になりたい?という問いかけに、小説家と書いた。
そうか、わたしはずっと物語を届けたかったのかと気が付く。
小説家。ストンと胸に落ちる。
手始めに日記を公開していくことにした。
書けたぞ、と思って新規投稿を押したら文字数が足りず公開できませんと出た。日記なのでまあすぐ増やせるけど、短歌だったらどうしてくれるんだ。あと何句詠めばいいんだ。何首?
2023.03.06 晴
29歳になった!
岩盤浴で熱波を浴びた。
参加型の手拍子を皆でするやつで、異様な暑さと興奮も相待って宗教的な催しに感じられて笑ってしまった。
脳みそがハイになる。
熱波の浴び方も個性があり、両手を上げ身を任せる人、後ろを向く人、顔をタオルで巻き苦行に耐える人、こんなはずじゃなかった!と前髪を守るおそらく熱波初めての人、それぞれが興味深かった。
こんな割とどうでも良い話を人としたい。
小説家になりたいと思う根源には人と話したいという欲望がある。
そんな場所を作りたいのかもしれない。
2023.03.07 晴
春だ。
モノレールに乗って映画館に向かう。
高いところから見下ろす街が好きだ。でもこの家々に人が住み、各々の人生を持っていると思うと気が狂いそうになる。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスを観る。まだわたしの中で誕生日祝いは続いているのでIMAXにした。楽しみ。
2023.03.08 晴
映画、ものすごく良かったので直帰してすぐ寝た。
追いやすい主軸と幾つもの分岐の物語、全部見たい。
指がベロベロの世界のつま先のなんと美しいこと、美しいというのは不便の中の雄弁さなのかなど。
韻踏んでもた。
こんな物語を作りたい、物語が好きだ。
2023.03.09 晴
お友達がコロナに、一回休み!
検査結果は陰性だったので明日は働かねばならない。
2023.03.10 晴
もうコートなど要らぬ。
春の日差しが心地いい。のになぜ小部屋で働かねばならぬのか。駄々を捏ねて窓を開けてもらう。嬉しい。花粉。悲しい。
2023.03.11 晴
職場、徒歩30秒がいい。
2023.03.12 晴/雨
職場の送別会のためにプレゼントを買いに百貨店へ。
探している間もお金をもらえるのは嬉しいけれど、何を買うかで多少揉めるのでめんどくささもある。現金がいい。
春物、明るい色が多くて心が躍る。単純な人間で愛おしいな。




