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プロローグ
世界観の説明的なものです。
ときは新世、空飛ぶ車や宇宙旅行が日常となった時代。しかし、近代との一番の違いは何かと聞かれたら、誰もがこう答えるだろう。『VRの普及』と。
今作の主人公は、「来我 歩」高校生の彼には、ある自慢がある。それは、とあるゲームのランキング1位を獲得していることだ。とはいってもマイナーなものだが。ある日、運営からそんな彼にとって衝撃的な発表があった。そこには、大半のユーザーにとってはとても嬉しいが、彼に、いや、ランキング上位陣にとっては悪夢に近い情報が載っていた。
彼はまだ知らない。この情報が運んできたのは、眠れない日々の他に、輝かしい日々もあったことを。
次から主人公視点です。
今日はあと3話投稿します。