序 端書き 襲来
「あー···」
意識が霞むー·····。
空腹の余り骨を貪る
·····が、倦怠感は消えない。
分かってる。
骨じゃダメなんだ····。
一時的に腹は膨らんでも骨は骨、栄養なんて殆ど無い。
池に入って魚を取ろうにも泳げない。
どうせまた気持ち悪い目にあって終わりだし、今は少しでも体力が惜しい。
そろそろやばいかもしれない····。
体が震えてきた·····。
悔しいがこれが限界かもしれない
····そんな事を考えたその時、ふと死とは別にの感覚が現れた
·····?
懐かしい·····?
急に沸き上がった不思議な感情に困惑する
なんだ?····これ。
その時、遥か上空で何かが羽ばたく音が聞こえてきた。
ゆっくりと近ずいてきたそれは····
竜だった──────
眩いほどの純白の鱗に全身を覆われた白竜···。
間違いない、····俺の父親だ。
感覚で分かる
だが何故ここに?
白竜と目が合う
『まさかまだ生きているとはな·····』
その言った直後白竜は大きく息を吸い、炎のブレスを俺に向かって吐き出した。
──────え?
視界が一瞬で炎に埋め尽くされる
全身が炎に焼かれるのを感じながら、俺は意識を手放した