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星羅の月 八日(晴れ)

星羅の月 八日(晴れ)


フィアノさんがお店にきた。そのときに聞いたのだけど、近々お祭りがあるそうだ。そこに出店してみないかと誘われた。


サンクシエカでのお祭りは聞いている。引っ越してくる前に調べておいた。


二重祭という、街誕生のお祭りだ。小さいお祭りは各所であるみたいだけど、街単位の大きなお祭りは二重祭だけのはずだ。あとは、国単位で騒ぐ年始めとか、建国祭とか、王の生誕祭とか、紅空祭とか。この辺りは街のお祭りじゃないけど。


参加しようと決めた。フィアノさんが屋台を出して、私はその横を借りる。

お祭りで出せる品となると、特異な魔法薬は避けなければいけないけど、香水やお茶や、他にも考えはある。

お店が順調な内に、新しい追い風を受けておこう。


お祭りまではそこそこ時間が空く。それまで、どんな品物を出せばお店の価値を高められるか考え続けてみようと思う。

あまり考えるのは得意じゃないから、どこまで詰められるのか自分でも見ものである。

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