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星羅の月 一日(晴れ)

星羅の月 一日(晴れ)


月が変わっても、精霊を生成する薬は諦めていない。

朝食の後すぐに動いた。シンジコウの胆が余っていないか確認をするために、フィアノさんのお店に入った。


フィアノさんのお店に入ったのは久しぶりで、少し懐かしい感じがした。懐かしくなるほど時間は経っていないはずなんだけど。

時期が変わったからか、以前と比べて商品が変わっていた。高額な商品が増えている気がする。機械仕掛けの時計なんて、前はなかったよ。


私の目的は時計じゃなくて、シンジコウの胆だ。余っていないかをフィアノさんに尋ねた。

結果を書くと無かった。残念だけど仕方がない。私の我儘だ。


それなのに、フィアノさんはシンジコウの胆を余らせているかもしれない人を紹介してくれた。紹介状まで付けてくれた。


その人に会うのは明日にした。幸いにも歩いていける距離だ。お店は一日閉めないといけないから、明日はお休みになる。


休みを挟むと告知したからか、副産物系、特にお茶がよく出ていった。私が自覚していなかっただけで、お茶やお菓子は人気があるのかもしれない。今日は魔法薬よりもよく売れた。


そのおかげで、星羅の月はいい始まりになった。今日くらい売れる日が続けばいいのに。

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