表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/378

夕餉の月 三日(雨)

夕餉の月 三日(雨)


朝から小雨が降り続いた。そこまでの雨量ではないけれど、外出を躊躇いたくなってしまう。



私のお店にあった家具は、例外なくくたびれていた。埃をどかせば綺麗になるわけじゃない。

だから、今日はお店に必要な家具類を見に行った。高くもなく、安すぎもしないものを選ぶ。


机に椅子は必須になる。棚板や書棚、小物入れや大きめの棚も必要になる。

薬草の保管用に密閉できる箱もほしかった。ガラス製の箱を用意できれば言うことなしだけど、難しければ一先ずは木の箱で我慢する他ない。


全てを一度には難しい。金銭的にも置き場所を考えても簡単じゃない。

今日は椅子と机と棚類だけを用意した。棚板は大きさを伝えたので、出来上がり次第、届くはずだ。


照明類は一つもないので、考えなければ。

基本的に外からの光を取り込むようになっている。大きなガラス窓が商品棚の後ろにある。

魔法が付与された特別製の窓で、通った光に物を守る力を授けてくれる。


高価な窓のようだし、窓は使い回す。

だから晴れた日はいいのだけど、今日みたいに雨が降っていて外が暗いと、店内まで暗くなってしまう。

照明を用意するか、もしくは天気が悪い日はお店を休むか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ