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新緑の月 十一日(曇り)

新緑の月 十一日(曇り)


夜中の内に魔法薬の試作品が出来上がったので、フィアノさんへ届けて感想を聞いた。


試作品は三種類。

どれも余った材料でこさえたものだったから、質はイマイチだった。


結果は、三種類とも不合格。フィアノさんの壁は高かった。

色が変わるものは、香水として魅力的じゃない。

香りの調整ができるものは、扱いが難しい。

一本で何種類かの香りを楽しめるものは、わかりにくい。


フィアノさんの助言によって目が冷めた私は、また試作品の研究に乗り出した。

次、目指すのは、少量でも香りを楽しめる、香りを超増幅させたもの。一度に大量に出ないよう、工夫しなければいけない。


そういう瓶が売っていればいいのだけど。

近い内に店舗めぐりをして探すとしよう。


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