表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/378

新緑の月 七日(雨)

新緑の月 七日(雨)


雨は久しぶりだった気がする。朝から一日、天気が悪かった。


魔法薬について考え。

お客さんを飽きさせないように、ちょっと変わった魔法薬を作ろう。


今までに出した魔法薬は、ちょっと効果が長続きする香水だけだった。

それも、香りの種類は二つだけ。ちょっと範囲が狭すぎた。


今回は遊びも含んだものにしようと思う。

とても手の込んだものにするから、うまくできるか心配だ。


香りの強さが変わる香水を作ってみた。周囲に強い匂いがあれば、覆い隠すように強い香りになって、周囲に匂いがなければ香水の香りもなくなるような不思議なもの。


ちゃんと想定通りに機能するのか。機能するとして、価値を感じられるものなのかどうか。一度試してからじゃないと、棚には並べられない。


この魔法薬は明日に完成する。雨が上がっていれば、明日にも確認しよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ