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豊艷の月 二十四日(曇り)

豊艷の月 二十四日(曇り)


寒くて寒くて全身凍りついていないのが不思議なくらいな日だった。雪はなかった。

人形を動かす魔法薬は、まだ日の目を見ない。浮遊の魔法を込めるなんて、一日二日じゃ無理だ。私の勉強不足ゆえ、一年後くらいならできるかもしれない。


そこで代替案を持ってきた。幻を見せて、まるで動いているように思い込ませればいい。

ずるい考え方だけど、これ以上がないくらい問題を解決してくれる。問題は、幻の適用範囲と触れられた場合についてだ。


適用範囲はお客さんと話し合えばいい。触れ合えない問題は、ちょっと考えないと。

難しい問題だけど、浮遊させるよりは簡単なはずだ。

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