表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
366/378

豊艷の月 二十一日(曇り)

豊艷の月 二十一日(曇り)


魔法薬の弱点は、どうしても材料費が安くならないこと。

この点が解消されない以上、数を揃えにくい。幻聴が聞こえる魔法薬は遊びで作って、とりあえずお店に置いたけど。


その問題を解消してくれるのが注文だ。高確率で売れる魔法薬を作れる仕組みになっている。

注文したけどやっぱりいらないと言う人もいそうだけど、幸い私はまだそんな人とは会っていない。


お店に置いている魔法薬で売れるのが一部だけなのは、昨日今日に始まったことじゃない。

この問題が解消されたらなぁ。値下げはしたくないし、どうしても売れないものは引っ込めるしかないのかな。


そういうわけで、今日は棚の大移動が起こった。古い物は慈悲なく消して回った。

お店の裏は引き上げた古い瓶でいっぱいで、表は品不足に陥った。この品不足の解消は少し時間がかかりそうだ。考えなしでやるものだから、まだ何を置くか決まっていない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ