表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
356/378

豊艷の月 十一日(晴れ)

豊艷の月 十一日(晴れ)


お店の外での作業がなくなって、一体何をしたものかと、じっとしている一日だった。

魔法薬を作ったり、掃除をしたりとやることはいくらでもあるのだけど、雪の片付けが終わると今まで日中に何をしていたのか思い出せなくなった。


そういうわけで、今日はずっとただじっとしていた。まるで休日だった。新しく作った未完成品コーナーには手を付けたけど、他は埃も溜めたままだ。

時間の無駄遣いとはまさにこれだという見本を走った。


今日もお客さんは少なかった。

ところで、他のお店と比べてお客さんが多い少ないと言うのは間違いではないだろうか。私のお店には、私のお店のペースがある。

一日に十人が平均なら、十一人くれば多いのだ。


そんな考え方をしてみても、やっぱり今日のお客さんは少なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ