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豊艷の月 六日(雪)

豊艷の月 六日(雪)


雨が霙になり、雪に変わる。夜の内にその流れがあって、今朝起きれば一面がうっすらと白くなっていた。

子どもがはしゃぐ声が聞こえても、大人が喜ぶ声はしない。


不思議と昨日よりも外は暖かいように感じた。風の力、恐るべしと言ったところだろうか。それでも大差はないけど。


雪が積もったときに備えて、魔法薬を用意しておくことにした。今日はそれに一日を費やしている。

作ったのは、雪が積もらないようになる魔法薬だ。今回の雪は既に厚みを作ってしまったので手遅れだけど、次以降の雪に対処するために用意する。

私のお店付近にだけ、雪がないという奇妙な光景を作りたいだけかもしれない。


今回の雪も、手作業でなんとかしないと。最近、力仕事が多いのは気の所為かな。気の所為に違いない。力を増す魔法薬を探さねば。確か倉庫に保管してあるはず。

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