表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
311/378

混濁の月 十九日(曇り)

混濁の月 十九日(曇り)


魔法薬の注文が入った。

過去を思い出せる薬。忘れてしまった思い出を取り戻したいそうだ。


材料が足りないので、揃えるところから始めないといけない。


そういうわけで、昼食後にも買い出しに出たのだけど、目的の物はまるで見つからなかった。なんて言ったっけ。あのくるくるって丸まってる赤い草。あれが欲しいんだけど、どこにも置いていなかった。


珍しいものじゃないはずだ。いつか忘れたけどサンクシエカでも見た覚えがある。

どのお店で見たのか覚えていれば早いんだけど。


今日はずっと思い出そうとして唸るだけの一日だった。忘れた記憶を取り戻せるような魔法薬が欲しい。あの材料の名前も出てこないし。まさか、老化が始まってるのか? こればかりは否定したい。


名前に関しては調べれば出てくるか。明日は開店が少し遅れるかもしれない。


本日は、まあまあな人数のお客さんが来て、まあまあ売れていった。

ちょっと空の様子が怪しい。明日は雨かもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ