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黄昏の月 十九日(晴れ)

黄昏の月 十九日(晴れ)


今朝、スリタの里親に名乗り出てくれた人が来た。小さい存在だけど、今まで私の部屋を賑やかにしてくれた。さようなら。最後に私の指を優しく舐めてくれたことは忘れない。



お店の看板を外に出すときに気がついた。看板が少しくたびれている。ずっと外に置いておく物だから、劣化が激しくなってしまうようだ。こればかりは仕方がない。新しいものを用意しようと思う。


今日は看板の構想に一日を使った。いつもの日課をこなした後、ノートを開いて机を指で叩きながら、ペンを動かした。


今までと同じ、外に置く三角のタイプだと劣化するし、通りすがりの子どもが遊ぶかもしれない。雨の日に出しにくいのも欠点だ。

だからお店の内側から出せるタイプの看板を考えている。棚の一部を改造して、扉のすぐ横をガラス張りに。横から看板を差し込めるようにしたら面白いと思う。

このお店はただでさえ窓が多い。それなのに窓を増やして良いものかわからないけど。


とりあえずはこの案を押し出す形で、改装業者の人と話してみようと思う。次の休みはいつにしようかな。

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