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帰巣の月 三日(晴れ)

帰巣の月 三日(晴れ)


傭兵組合に火炎薬を届けるのが、今日のメインイベントだった。


朝から予定を詰めて、火炎薬を作る時間を増やしたら、昼過ぎ頃には必要数の火炎薬を揃えられた。

いつもどおりの客入りだったけど、火炎薬の作成に時間を使った分、在庫は若干減った。


夕方にお店を閉めてから、傭兵組合へ向かった。

無理にならないよう、三回に分けて、詰めた鞄を両手で抱えて伺った。二回目以降では傭兵組合から人が手伝いに来てくれたから、三回の往復で運べた。


私が思っていた以上に、火炎薬は好印象だったみたいだ。

すぐに庭で火を付けて、お肉を焼き始めていた。夕食兼、火炎薬の実演、説明だった。

そこでの反応がとても良かったのだ。火が固形になったみたいで、扱いやすかったと感動してもらえた。


報酬のおまけに、ある博物館の入場券をもらった。石ころ博物館という、最近開いたところだ。

石ころを見て、楽しいのかはわからないけど、次のお店を休みにした日にでも行ってみようと思う。

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