表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
136/378

帰巣の月 二日(晴れ)

帰巣の月 二日(晴れ)


今日は妙に早い時間に目が覚めた。

まだ空が白い時間。まだみんな寝ていて、静かな時間だった。


いつもは朝食は家で食べているけど、今日は外で食べた。早起きしたら、なんとなく散歩をしたい気分になってそのまま朝食をとったわけだ。



そんな朝から始まった一日は、傭兵組合に行くところから始まった。依頼の火炎薬が、求められた品質にならない件だ。一部の火炎薬は品質がよくなる。


二本の魔法薬を持って、違いを実演した。良い品質の火炎薬は、より強い火を出す。

それが気に入られた。

火炎薬は作り直しになった。昨日と一昨日に作った火炎薬も引き取ってくれるそうなので、私からしたらありがたい限りだ。


新しい火炎薬の材料は近いうちに届けられるらしい。その近いうちは今日だったんだけど。


午後はお店を開いていたのに、なかなか暇だった。その時間を使って、いい品質の火炎薬を作った。明日には全ての火炎薬が完成すると思う。


机の上に大量の火炎薬が並んでいるのは奇妙で、見ていて面白い。落としても火事にならないよう不活性剤を浸しているけど、もしこれを割ってしまったらと思うと、少し怖い。

もし落としたら、落ちた分だけまた作り直さないといけない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ