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帰巣の月 一日(晴れ)

帰巣の月 一日(晴れ)


昨日の続き、傭兵組合からの依頼の、火炎薬の精製から始めた。

今日中にすべて終わる計算だから、まずは火炎薬を終わらせてしまおうと考えたわけだ。


ゆっくりした朝から、お客の来ない午前中は魔法薬を作るのに使って、午後はお店を開くといういつもの流れだ。


今日はその流れが少し乱れた。

原因は火炎薬だ。違う。私が原因だった。


火炎薬は単純で、簡単に作れるから、途中で気を抜いてしまった。失敗して、材料の一部を無駄にしてしまったのだ。失敗した後に気が付いても、非可逆だから手遅れだ。


材料自体は、あるものでなんとかなる。しかし貰った材料とは物が違うから効果にムラが出てしまう。

一部だけ効果が高くなってしまったとちゃんと伝えないといけない。火だから、効果が高くなるのは欠点にもなる。


火炎薬の数は揃った。明日にでも届けようと思う。

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