表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/16

出発

朝食を食べた30分余りがたち、私達は森の中にいた

だが、周りにはゴブリンの死体が3体倒れていた


「とりゃぁぁぁー」


ネロは黄色の刃が出ている“ナックルマジックソード„と呼ばれる物を左腕に装着し、それをゴブリンの頭めがけて下に下ろした


ゴブリンは反応できずに頭を真っ二つにされて絶命していた


“ナックルマジックソード„とは楕円形で若干盾に似ている武器で、腕に固定し引き金を長押ししている間、刃渡り50センチ程の縦長の刃を生み出せ

さらに引き金を長押しではなく普通に引くと、“マジックブーム„を発射できる接近戦闘型専用の武器だ


「ギギ!」


だが、ネロの死角にある茂みからゴブリンが草刈り用の鎌を振りかざし切り付けようとした


ネロはそれを危なげなく回避し振り返りゴブリンに切り付けようとしたが、後ろから黄色の閃光が飛んできた


その閃光はゴブリンの胸を簡単に貫通し、近くの木に当たった


木はバキバキッという音をたてながら倒れた


「ネモナイス援護!」


ネモはスコープを覗くのをやめて、サムズアップをした


ネモの持っている武器は“マジックキャノン„と呼ばれる両手持ちで“マジックライフル„よりも遠くから攻撃ができる、“中距離戦闘型„の専用武器だ


「ネモにネロはその“マジックアーマー„がやっぱり一番よさそうだね」


「えぇ接近戦闘型とかよりも使いやすいわ」


そう言いながらネロは“マジックキャノン„を“マジックベース„にしまった


「私は格闘戦闘型がやっぱりよかったなぁー」


ネロはそうぼやきながら“マジックナックル„を“マジックベース„にしまった


「うだうだ言っても何も変わらないわよ

それに2回目だけど、格闘戦闘型は“マジックアーマー„が薄くて、なおかつ飛び道具が無いに等しいから、使わせられないって言ったでしょ」


「ハイハイ解っていますよー」


そう言いながらゴブリンの死体を漁り、魔石を探し始めた


私とネモもゴブリンの死体を漁り始めた


ゴブリンからは4つの魔石が見つかった。

ちなみに1体はネモの“マジックキャノン„で蒸発?してしまった


私はネモとネロが取ってきた魔核を魔法収納袋に入れて、彼女達の手合わせさせる魔物を探すために森をさ迷うように歩き出した




















辺りが夕日色に染まり始めた頃、私達は廃村に帰ってきた


今回はゴブリン5匹、森狼2匹、スライム5匹、ホーンラビット2匹とまずまずの戦果だった


特にホーンラビットは肉が食べられるためとても嬉しかった

…美味しいかと言われると微妙だが


ちなみに今回手に入れた魔石はゴブリンが4つ、森狼とスライムが1つずつ、ホーンラビット2つの合計8つだ


ちなみに割れたり蒸発?した魔石も結構出てしまった


私は廃村の中央でホーンラビットを解体し、食べられる所を串焼きにして焼いていた


「…これくらいかな…っと。ほら焼けたから食べなさい

でも味付けができるような物は見つからなかったから、味はあんまり期待しないでね」


私はネモとネロに肉を渡した


渡された肉をネモとネロは咀嚼し


「うん!うまいと思うよー」


ネロはサムズアップをしながらそう言って


「まずまずね」


ネモは微妙そうな表情でそう言った


私も咀嚼したが、あんまり美味しいとは言えなかった



















次の日も私達は朝食を食べた後、私達は廃村を後にして街道を目指し歩き出した


その日はとてもよく晴れてぽかぽかとした良い日で、木の影でゆっくりとしていると眠ってしまいそうな日だった


しかし弱いが魔物がたまに襲って来るため、あんまりゆっくりはできなかった


私はそんな感じでゆっくりと街道を目指すこと2時間余り

街道が見えて来て、ちらほら街道を往き来する人が見えてきた


「街道が見えてきたわよ」


ネモとネロを見るとネモが不思議そうな表情をしていた


「…あの人達はどこで戦おうとしているの?」


私は苦笑いしかできなかった


「ネモ、あの人達は別に戦いに行く訳じゃなくて、街に向かっているのよ

…まぁ確かにもしかすると、戦いに行く人もいるかも知れないけど…」


私はネモにそう説明すると、なんとなく納得してくれたようだ






ネモの旅先レポート?


ゴブリン (通常)…身長80センチから100センチ位

緑色の肌をして、服は来ているやつといないやつがいる…公然猥褻罪で騎士でも、衛兵にでも捕まって死刑にされろ

武器は自作した物から、盗んだものを使っているが、ゴブリン系ではマジックライフルやマジックソードは使えない

魔石は胸辺りにある


森狼…必ずと言っても良いほど複数で行動をしている

とても狂暴で、縄張りにある程度距離が離れている所でも襲って来る (魔物だろうが人間だろうが)

そしておそらく逃げるという選択肢を考えるやつはいないに等しいため、実力が大きく離れていても襲ってくる…ねぇバカなの?

魔石は頭にある


スライム(通常)…世界一弱い雑食の魔物

体が半液体で、場合によっては猫や5歳児に負けたりする。ザーコ!ザーコ!

魔石は体の真ん中にある


ホーンラビット…とりあえずそれなりに美味しい?肉。人によっては可愛いらしい

以上!

魔石は角の近くにある






ネモの旅先レポート?は作者の気分次第で書きます。

また、読者様からある程度クレームがきたりすると、辞めて普通に書かせてもらいます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ