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ハンナちゃん6

突撃した私達は早速ゴブリン達と交戦していた。


「りゃぁ!」


ネロが凪ぎ払うようにマジックソードでゴブリンシャーマンの腹を切断し、さらに切りかかって来るゴブリンナイトをナックルマジックソードに向けてマジックブームを飛ばし頭を縦に真っ二つにして殺し、待ち構えていた10匹のゴブリンの集団を全滅させた。


「よしこのまま真っ直ぐ進むよ。」


私達はゴブリンの集団の死体を放置しどんどんと奥へ走って行く。
















そのまま奥へ進み続けること20分。ゴブリン達と交戦することがだんだんと多くなった。


そして今私達はゴブリンの大集団を見つけ、ゴブリン達から見えない死角になるところで様子を伺っていた。


ゴブリン達は広い倉庫に松明を何個も置いて何かの肉を食べながら宴会をしていた。


「……ハンナちゃん見つけたよーマリーレ!……」


ネロが指差した方向にはハンナちゃんが手足を粗末な縄で縛られ座らせられていた。


「…2人とも陽動よろしく。後で援護に向かうから安心して。」


ネモとネロは大きくうなずき、ゴブリン達の宴会に突撃した。


ゴブリン達は油断していて武器を持っているのはあまりいなかった。


「ギッギッ!」


「グギャャオオ!」


ゴブリン達は一時騒然としていて、ゴブリンジェネラルが指示を出すまでパニック状態でネモとネロに良いようにやられていた。


そんなパニックの中私はハンナちゃんが倒れている所まで猛ダッシュしゴブリンを蹴り飛ばしながらたどり着いた


ハンナちゃんは特にゴブリン達には犯されていなさそうで安心した。


私はハンナちゃんを抱き抱え逃げようとしたその時


「オオォォォー!」


その声は獣の遠吠えのようだが何か違った声だった。


その声の主はどうやら近づいて来ているようで、地面が少し揺れた。


「ちっ…もう本陣が来たのか…」


声の主は倉庫の扉を乱雑に開けて入って来た


私はその声の主……ゴブリンキングを見て顔を歪ませた


ネモとネロの方を見ると恐怖に駆られていたが、すぐに立ち直ってゴブリン達を倒し始めた


私は顔をしかめてため息をついて、その場にハンナちゃんを横たわらせてマジックロングソードを構えた






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