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親愛なる友へ。

作者: 小田虹里

 この一年を支えてくれた、友へ。


 浮かぶ顔は、想像にすぎない。

 友が、どんな顔をして、何色の肌で何色の髪なのか。

 そんなことさえ知らない友……だけど。


 病んでいるときも。

 元気いっぱいなときも。


 眠れないときも。

 ぐっすり熟睡しているときも。


 寄り添ってくれたね。


 バーチャルな世界の友。

 リアルな世界の友。


 友は「仲間」で、友は「家族」だ。


 たくさん泣いて、ごめんね。

 たくさん怒って、ごめんね。


 たくさん笑って、ありがとう。

 たくさん喋って、ありがとう。


 明日から、リスタート。


 知らない世界、新しい階段。


 きっとまた、泣いて笑って。

 転んで立ち止まって。


 そしてまた、歩き出すんだ。


 それが人生。

 ひとのゆく道。


 友へ。


 わたしは「あなた」が、大好きです。


 こころから…………ありがとう。


 この先つづく未来にどうか、温もりを。

 光を灯そう、あなたの道へ。



 こんばんは、はじめまして。小田虹里と申します。


 久しぶりに「詩」のようなものを、書いてみました。


 今日「8月31日」という日、明日「9月1日」という日に、小田は意味を感じています。何故ならば……小田の、誕生日だからです。

 こんな堂々と、書くべきことでもないのですが、どうしても。毎年、絵なりなんなり残しているのに、今年は具合が悪くて絵が今、描けなくて。それで、このように短い言葉で「記録」と「記憶」の意味をこめて、大切な「友」ができたこの「なろう」にて、アップしようと決めたのでした。


 明日が誕生日な訳ですが、なんと!


 午前中には歯医者。午後からは心療内科ということで、病院尽くし。さらに、ちょっと眼科も追加しようかと思っているほど、病院攻めにあっております。


「今年は、誕生日らしいことはないかな」


 そう、思っている小田もいました。でも、一緒に動画を見ていた父が、「虹里ちゃん。明日お誕生日ですよ? ケーキ買いにいく?」と、珍しく父から声をかけてくれて。


 小田。この3日、何も食べることが出来ずにいて。いや、豆腐は食べました。夜に一度。だけど、飲み物ですらお腹壊すしという始末。ケーキは重すぎるかなぁ、と。一瞬、悩みました。


「今年は、要らないよ」


 言いかけて、言葉を濁す。そして、「うん、買いにこ」って返事しました。「ケーキじゃなくて、食べに行く?」とも言われたけど、何も食べたくなくって。明日、病院へ行く前に買いに行くことになりました。


 人生って、ツライ苦いと思うことがほとんどで。


 だけど、だからこそちょっとしたことがすごく嬉しく感じたり。面白かったり。


 あとは、最近は色々な方の小説拝読させていただいて、勉強になったり、感動したり。


 知人の歌を聞いて、胸うたれ感涙もしました。


 とにかく。


 ひとつ若かった自分に、ありがとうとさよならを。


 明日からの自分には、はじめましてと……また一年後に、このバトンを次へ渡そうね、と。




 ここまで読んでくださった方へ。


 新しい「友」へ。




 こころから、ありがとう。   2017.8.31


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― 新着の感想 ―
[一言] とてもあたたかい詩だと思いました。 『ごめん』『ありがとう』簡素な言葉がとても心に響きます。 小田さんの他の作品も読ませていただきます。
2017/09/07 17:43 退会済み
管理
[一言] 小田虹里様 「友」への信頼と敬愛が伝わってきます。小田様の作品はいつも「あとがき」も素敵ですね。 辛くて苦しくても「友」と一緒に幸せをつくっていくんだ! という気持ちが伝わってきます。 …
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