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最後の挑戦  作者: 石井桃太郎
メジャー開幕
71/73

もやもやした二週間

「ねえ、水川さん、どこから通ってるの?」

「あたしは横浜だよ。東横線の日吉駅の近く」

 中学に入学して三日目。ようやくクラスメートと話すようになっていた。


「ただいまー」

「おかえりなさい」

 夏実は帰ってくるなり、ソファに座り込んだ。


「はあ~、疲れた」

「電車通学も大変でしょ」

「うん、まだ慣れてない」

 夏実は制服のネクタイを緩めた。


「ねえ、パパは大丈夫なの?」

「もうちょっと安静みたいよ」

「そっか」

「まあ、焦って調整して打たれても困るしね」

 雪子は夕飯の支度を進めていた。


「ただいまー」

「おかえりなさい」

「今日はパパどうだったの?」

 大輔も夏実同様に聞いてきた。


「まだだって。あと一週間は、かかるみたい」

「えっ、そんなにかかるの!?」

 大輔は目を丸くした。

「だいぶストレスを抱えてたみたい」

「体って大事だね」

 大輔は冷蔵庫を開けて、スポーツドリンクを飲んでいた。



「仕方ない。しばらくマイナーで調整してもらう」

 せっかく開幕メジャーを勝ち取ったが、マイナー落ちすることが決まった。俺は少し落ち込んだが、監督からは必要な戦力だと言われた。しかも、投手陣は早くも壊滅状態で入れ替えを検討しているようだ。とにかく焦らず調整できることがラッキーだと前向きに捉えるようにした。

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