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転生

よろしくお願いしますm(_ _)m

森ネズミLV1/LV15


ステータス

生命力3/3

精神力3/3

魔力3/3

体力2/2


スキル

叡智LV1

鑑定LV1

コピーLV1


…。

これが、今の俺だ。

少し、異世界に興味あるだけの高校生だったんだけどな。


気づいたら、転生させられていた。

スキルを3つ決めろって言われたから、思いついた中で良さそうなのを3つ言ったら、一応OKされた。

体は、こっちでスキルに応じて決めると言われ、この手のひら大のネズミの姿になっていた。


森にいるネズミで、森ネズミなんだろうか。

とりあえず、木のうろに入る。

こんな、いかにも食物連鎖の弱者みたいな俺がこんなところ出歩いていたら危険だ。

様子を見よう。


暇なので、木を鑑定する。

【木。】

わかっていたさ。

大抵、鑑定はレベルが低いと使えないということも…。

しぶとく鑑定。

【木。】

【木。】

…。

鑑定は、3回で、使えなくなった。

ステータスを確認してみると、精神力が0/3という状態になっていた。

渋い。

渋すぎる。


ざわわという風に揺られる木の葉の音を聞きながら、休憩。

休憩すると、精神力も回復した。

回復するたびに鑑定を行う。

【木。】

【木。】

【木。】

…。

【クラの木。】

鑑定のレベルが上がった。


叡智を使う。

クラの木について。

ぶわっと、すごい情報量が頭に流れ込んでくる。

鑑定は小さい情報からなのに、叡智は、大きい情報がどんと来る。

叡智のレベルが1上がる。


しかし、重要なことがわかった。

クラの木の葉は、森ネズミが食べられるようだ。

俺は、うろから出て、落ちている木の葉を食べた。

まあ、食べられた。


腹ごしらえして、鑑定をひたすら打つ。

ボクシングのジャブを打つように鑑定を打つ。

休憩。

鑑定。

休憩。

鑑定がLV3に上がった。


結構大変だった。

LV3の鑑定は、ステータスが覗けるようになった。

例えば、そこを歩いているアリ。

鑑定を使えばこう。



物色アリLV1


ステータス

生命力1/1

精神力1/1

魔力1/1

体力1/1


スキル

仲間呼びLV1


食いちぎりLV1



ちょっと大きなアリ。

俺の半分くらいの大きさ。

噛まれたら痛そうなので、やたらなことはしない。

コピーは使ってみる。

仲間呼びLV1と食いちぎりLV1をコピーした。

コピーするのに、かなり時間がかかったのは、弱点だろう。

1つあたり、1分くらいかかった。


コピーは、同じ個体には使えない。

しかし、重ねて、スキルをコピーするとスキルが強くなるようだ。

食いちぎりLV1を何回かコピーしたところ、食いちぎりLV2になった。


よし、ここからは作業だ。

俺は、うろから出て、クラの葉を食べて、うろから、物色アリのスキルをとることを繰り返した。


そんなことをしているとついに食いちぎりと仲間呼びがLV10になった。


ちなみに仲間呼びは使っても、仲間が来てくれない。

仲間判定のモンスターがいないからかもしれない。


さて、そんな俺は、今、命の危機にひんしている。

ヘビに見つかったのだ。


森ヘビLV4


ステータス

生命力8/8

精神力8/8

魔力8/8

体力10/10


スキル

気配察知LV1


締め付けLV1


俺は、ヘビに対峙する。

幸い向こうには、毒はないようだ。

スキルを時間をかけてコピーする。

+気配察知LV1

+締め付けLV1


森ヘビは、俺に巻き付いてきた。

うげ、圧迫される。

丸呑みにするように頭からくわえられる。

俺はヘビの口内を噛みちぎった。

貫通して空気が美味い。

それでも、ヘビははなさない。

俺は、ひたすら噛みちぎる。

食いちぎりが使えなくなっても、噛みついてやった。

そのうち、硬い何かを砕いたところで、俺は開放された。


レベル8にまで上がっていた。

ステータスも、全て7ずつ上がった。

もう、今日はぼろぼろだ。

うろで休もう。


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