大好きだよ、悟
私の名前は恵。悟の結婚相手だ。先日、無事に式を挙げ、夫婦となった。
「悟、ご飯よー。今日はあなたの大好きな肉じゃがを作ったわ!今持っていくわね!」
今日も部屋の掃除をして、夫の為にご飯を作る。妻なのだから。夫の為にだったらなんでも出来る。
夫は無職だ。式を挙げる何日か前に仕事を辞め、無職となってしまった。もちろん、式を上げるだけの金はあったのだが。
今や収入源がどこにもない家庭だが、妻は夫の社会復帰を望んでいる。決して口には出さないが。
「はい、ご飯を持ってきましたよ!あら…両手がふさがっていますね。でしたら私が食べさせてあげます!」
両手がふさがっている悟の為に、恵はスプーンで料理を掬い、悟の口へと持っていく。
「ふふふ…美味しいですか〜?え、美味しい?なら良かったです!お口にあって何よりです〜」
そうやって食べさせてる間に恵は部屋を見渡す。
「そういえば部屋も大分汚れてきましたねぇ〜後でこの部屋もお掃除しないと…さ、最後の一口ですよ〜はい、あ〜ん」
全部食べ終わったのを見た恵は食器と共に部屋を出る。
監禁して、悟の両手足を縛った部屋を後にしながら、恵は笑う。悪魔のような微笑みで。
「ふふふ…これからもずっと一緒にいましょうねぇ…あ、な、た♡」




