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重症純愛オタク  作者: 帝都
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これを純愛と言わずになんという!

人を好きになるのに理由がいるのだろうか。


はたまた好きになってはいけない人なんてこの世に存在するのだろうか。


私の好きな人は、みんなとは少し違うかもしれない。


でも誰かを好きになるという気持ちは、皆とさほど変わらないだろう。それなのに、なんでこんなに周りの目が痛いの。どうして、こんなにも苦しいの。


どうして、誰も認めてくれないの。


ねえ、どうして。



届かない、嫌。


届いて、お願い、どうか神様。


私は、貴方が好き、好き、大好き…



頬を伝う冷たい涙。

瞳が潤んで視界が霞む。


それでも舞台の上の貴方は輝いていた。


誰よりも近くで見ていたはず。それなのに、


遠い、遠いの…





手を伸ばしても届かない、こんなにも近くにいるのに


触れることすら出来ず、私はただ座って

深くお辞儀をする彼に向けて拍手を贈った。



舞台に感動した。ストーリーに感動した。

貴方の演技に感動した。

会えたことが嬉しかった。



その気持ちが無いわけじゃない。






でも、この涙はきっと、








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