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モンスターのアレ

 夜、ホテルで赤いヤツを使った。また目の前でやらされるのは嫌だから勝手に検証した、ポイントは1しか増えなかったよ二回目の使用時に気持ち悪かったので部屋のバスルームで赤いヤツを洗ったんだがなんか情けない気分になった……


 翌日午後、局長室を訪問


「こんにちは~」


「やぁイング君 アレは届いているよ」


「その冴えない如何にもな平民顔をした小僧が我々と同じ準勇者持ちですか? ふんっ 」


 ダークブラウンのサラサラとした長髪に整った顔立ちをした長身で細身の男性がそこにいた。やけに派手なスーツを着ている。年の頃は35、6といった所か。


「彼はオーフェン・鈴木、私の従兄弟でね効果検証の為に呼んだのだ」


「は、はぁ イング・マスベーションですよろしくお願いします」


「よろしくしてあげますよ平民君」


 なんか変な人出てきたなぁ


「彼は準勇者スキルの【鑑定】(ステータス)を持っていてね、使用効果のバフを検証してもらう」


「手伝ってあげますよ感謝してください」


「あ、ありがとうございます」


「イング君はステータスを知っているかね?」


「実家がポーション屋なので知ってますよ」


 傷を治す治癒ポーションの他にも力の上がるパワーポーションや素早さの上がるスピードポーションという物がある。力や素早さと言った目には見えない身体能力を数値化する概念がステータスだ。鈴木正太が提唱したもので彼にはそれが見えたらしい。


「オナホールの使用効果にある+10とかってのを調べるんですね」


「そういうことだ、ではまず昨日の続きをしよう。使用済みの赤いヤツを使って」


「あ、それならもう試しました増えたポイントは1だけです」


「なに?勝手な事を……まぁいいか。ではモンスターのアレでチンポイント変換の検証だ」


「そのテーブルの上にあるやつですか?」


「そうだ、民間のダンジョン管理業社に依頼してハンター達に採集させた。50本で500万ゼニーだ」


「500万!? そんなにするんですか? 」


「普段は採集していない特殊素材の特注であることと、特急料金も加算されてその額だ。まぁぼられているのだろうな」


「普通は価値のないチンポが500万ですか」


「普段は無価値でやらない作業だからこそ手間暇が掛かるらしい」


「まったく、平民の為に500万も使うとはね」


「特保案件だからな、この程度の予算は降りる。ステラ君」


「はい、こちら左側から順にFランクモンスターのスパイシーラビット、Eランクのサーベルウルフ、Eランクのハードフロッグ、Dランクのレッドコング、Dランクのトリケラビートルのペニス10本ずつです。」


「まずはスパイシーラビットから試そう、イング君ひとつ手にとってくれ」


「うへぇ やだなぁ」


 おそるおそるスパイシーラビットのチンポに手を伸ばす。そのひとつに手を触れた瞬間チンポが消失してしまった。


「イング君、ポイント確認だっ」




アダルトグッズと大人のおもちゃ、玩具の通販ショップのNMS


オナホール 《解放されています》

(以下省略)


チンポイント残り4




「1ポイント増えてます。」


「よし、次はサーベルウルフだ」



 すべて試した結果、ランクやサイズや種族に関わらずすべて1本につき1ポイントだった。これで保有ポイントは53


「チンポイント変換でポイントを得るには低ランクモンスターのチンポだけで十分ということだな」


「スパイシーラビットのチンポだけを集めてもらえばもう少し安くなったのかな?」


「よし、ではポイントも溜まったしオナホールを購入してくれ」




[おれのオナペット]


使用効果

素早さ+10

6時間有効

1回限り


必要チンポイント5


チンポイント残り53


〘購入する〙



[エイティーン]


使用効果

素早さ+10

体力+10

8時間有効

1回限り


必要チンポイント10


チンポイント残り48


〘購入する〙



[名品の品格]


使用効果

力+10

物理防御力+10

魔法防御力+10

体力+10

10時間有効

1回限り


必要チンポイント30


チンポイント残り38


〘購入する〙



〘購入する〙


チンポイントが30消費されました


チンポイント残り8




 局長セレクトのおれのオナペット、エイティーン、名品の品格を購入した。


「なんかそれぞれ小袋がついてますね。ローションって書いてます」


「どれ、ひとつ開けてみるか。む、ドロっとした透明の液体だな」


「局長、このホールの中ですけど赤いヤツと違ってヌルヌルしてませんよ」


「そうか、これらは後付けでこのローションを塗り込めということだな」


「よし、三人で試すぞ私は名品の品格を頂こう」


「私もですか?仕方ありませんねではエイティーンを」


「結局今日もですか はぁ 」


 三人で部屋の四隅にそれぞれ散らばってオナホールを使う。おっさん2人と同室でナニをするとはなんという地獄絵図だろうか、ステラさん達はいつの間にか消えていた。


「な、なんですかこれは――― ふぅ」


「ま、まさかこれほどとは! ―― ふぅ」




 オーフェン様の【鑑定】(ステータス)の結果、記載されていた通りの効果が付与されているそうだ。俺は一旦ホテルに戻って6時間過ごした後にまた【鑑定】(ステータス)してもらい6時間で効果が切れるのを確認し日当を貰って帰った。



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