~決断~
青い空を見上げ考えていた龍に睡魔が襲い
眠りについた。
龍は碧音を助けた時の夢を見た。
今回は目が覚めたところからのスタートです!
はたして龍はどのようなうな答えを出すのか!?
次は第5話になります!
あれから少し眠ってしまったみたいだな。
目を開けると夕日が沈もうとしていた
龍『もうこんな時間か…』そう言葉を吐き
宛もなくまた街をフラフラして今日の寝どころを探す
今日は河川敷のしたで寝よう。
そう決めた龍は コンビニで酒とタバコとおつまみを買い河川敷へと向かい、数分歩いて目的地へとついた。
龍『おっちゃん、居るかい?』
龍が誰かに話しかける
?『ん?この声は龍ちゃんか?今日も来たのか』
このおっちゃんは龍が時々寝床としてお邪魔するホームレスのおじさんの家とも言える場所なのだ。
龍『今日も泊めてくれー!もちろん!酒とタバコとつまみも買ってきたぜ!』
これがなければ泊めてもらえないのだ。
この3点を持ってくることで泊めてもらえる
まるでゲームの設定みたいだといつも思う。
要は一泊が無駄に高いのだ。だが、もうしばらくの付き合いだ 慣れた
おっちゃん『お!わかってるね~!さ!入った入った!』
龍ちゃんがここに来るって事は何かあったな?
まぁ、内容がどうであれ 龍ちゃんが話してくれるまでは待とうかね
龍『おっちゃんのこの家、本当にいつ来ても凄いよな~』
そう、このおっちゃんは ダンボールとブルーシートで家を作っており 割としっかりしているのだ。 2人が普通に寝れるくらいには広い。
おっちゃん『そんなこと言ってもなにもでんぞ(笑)??』
毎回の決めゼリフを言ってきおって(笑)
龍『そうだおっちゃん、今日は話があって来たんだよ』
このおっちゃんには相談に乗ってもらったりしてるから、何かある度に毎回話を聞いてもらって意思を伝えれる唯一の人物なのだ
おっちゃん『まぁ、龍ちゃんが来たから何かあるとは思っていたがなんだ?話してみな』
ほほう、早速本題に入ったか。珍しいな
余程のことなのだろう
そう、何かを確信した。
龍『実は…』
碧音を助けて その後に黒スーツの男にその子のボディーガードにならないかという話を持ちかけられたこと 悩んだ結果どうしたいかと言うことを おっちゃんに全て打ち明けた
おっちゃん『そういう事があったのか。お前も隅におけねーなー(笑) 龍ちゃんがそう思うならそうすりゃいいんじゃねーか?』おっちゃんはニヤニヤしながら龍にそう言った
龍『ありがと!おっちゃん! 今日は寝る!おやすみ!』
そう言って、龍は眠りについた。
※次の日の朝※
小鳥のなく声で目が覚めた龍
おっちゃんはどこかへ出かけているのかそこにはいなかった。
龍『さて、黒スーツの野郎に電話するか』
そう言い、龍は携帯は持っておらず公衆電話からその番号にかける
プルルルル…プルルルル…プルルルル…
ガチャ。
黒スーツの男『はい』
龍『弥雲 龍だ。答えが決まった』
あれだけ悩んだで出した答えだ
これでいい!
黒スーツの男『わかりました。では、この前のカフェまで来てください そこでお待ちしております』
とだけ言い残し すぐに電話を切った。
龍『さて、向かうか』
そこから着くまでは一言も放つこと無く
ただ、静かに目的地へと向かった。
カフェに着き店の中へと入っていき
店内を見渡し、黒スーツの男を探す。
黒スーツの男が龍に気づき目を合わせ じっと待っている。
龍は無言でそちらへと向かい席に座る。
黒スーツの男『さて、貴方の答えを聞かせていただきましょうか?』
龍『あぁ、今回の話…乗らせてもらう』
龍のその言葉に 黒スーツの男は少し驚きの表情を見せたが すぐに表情をを戻した。
黒スーツの男『わかりました。それが貴方の出した答えなのですね。 でわ、今からお嬢様の居元へと向かいますので 着いてきてください』
龍は黒スーツの男の言う通りに後をついて行き
近くに止めていた車に乗せられ目的地へと向かい始めた。
今回もここまで長々と読んでいただきありがとうございました!
龍はこの後、本当に碧音の元へと連れていって貰えるのでしょうか!?
そして、今後の龍はどう成長していくのか!?