~選択肢~
弥雲 龍が 茉乃 碧音を助けてから数日が経ったあとからのお話となります!
あの女の子を助けてから3日が経った。
助けたからと言って今までと何が変わるわけでもなく
ただ、つまらない毎日を過ごしていた。
太陽が昇り始め 太陽の光が夜にこっそり忍び込んだマンションの屋上で寝ていた俺を照らすのだ。
その光の眩しさで目が覚めた
龍『ん~。なんだもう朝か まだ眠たいな』
と言いながらも起き上がり大きく伸びをして大きな欠伸をする
まだ朝も早いのでマンションの住人に気づかれる前に素早く1階へと向かいマンションからでる。
さて、今日はどこへ行こうかな
などと適当に考えならがただ思うままに
いつものように街をフラフラしていると
気づけば 三日前に女性を助けた裏路地の近くまで来ていた。
龍『あれ?なんで俺こんな所まで来てんだ?
また会えるとでも思ったのか?』
などと独り言を言いながらも
体が勝手にその裏路地へと引き込まれるかのように足を運ぶのだ。
裏路地からは少し歩けばその目的地に着く。
近くまで言ったところに黒いスーツを来た強面の男性が1人立っていたのだ
ヤクザか何かか? と思いながらも、特にきにすることもなくその場をチラ見だけして通りすがろうとしたその時
黒スーツの男『ちょっといいかな?人を探してるんだ』
と、急に声をかけられ 俺は少しだるそうな表情を浮かべならが返事を返す
龍『なんですか?多分知らないと思いますよ?』
などと、適当な返事だけをした
黒スーツの男『弥雲 龍という少年を探してるのだが何処にいるかしらないか?』
なんで俺のこと探してるんだこのおっさんは。
ヤクザには手を出してないし目をつけられる覚えもない、嘘つくと後々面倒だろうから 今面倒事を片付けて置くか
龍『俺の事だけどなに?何か用?』
と、少し喧嘩口調で返事を返す
黒スーツの男『君か、お嬢様が助けてくれたと言ってた少年ってのは』
このおっさん、そんな軽はずみな発言していいのか??違ったらどうすんだ。馬鹿なのか?
龍『ん?助けた?お嬢様? もしかして三日前の女の子?』
相手の欲しい答えを言ってやった。
これで満足かな?
黒スーツの男『ふーん、君がねー。 少し付き合ってくれるかい?』 少し険しい表情をしながら龍にそう問いかける
龍『別に暇なんでいいですよ』
警戒は解けないな。
いつどこで襲ってくるかわからねーからな!。
互いに違う感情を抱きながら龍が黒スーツの男に連れて行かれたのは近くのカフェだった…
龍『は?カフェ?悪いが、俺は男とカフェでのんびりデートはする気は無いんだが?』
少しの怒りを覚えた龍であった。
黒スーツの男『いや、ただ少し話があるだけだ。立ち話もなんだと思ってな』
こんなふざけた小僧をお嬢様がなぜあのようなお言葉を…
そして、2人はカフェの中に入っていき席についた。
龍『んで、単刀直入に聞こうか!なんの用があって俺に逢いに来て俺になんの話があるんだ?』
仲間が居るかも知れないから早いところこいつだけでも先に…
黒スーツの男『私からすれば お嬢様がなぜそうおっしゃやれたのかは理解し難いですが、貴方に外出される際の専属のボディーガードとして雇いたいんだそうだ』
こんな小僧にそのような事ができるわけが無い
ましてや、あの不評のゴミのような不良なんぞに…
龍『は?俺がボディーガードだぁ?なんでそんなことを俺が頼まれんだよ?』
何考えてんだ?あの女の子といい、このおっさんといい。 馬鹿なのか?
黒スーツの男『おそらく、貴方の実力を買われたのでしょうな』
こんな小僧に実力があるとは到底思えんがな…
龍『ふーん、実力ね~。』
暇つぶしにはもってこいだがな
黒スーツの男『むろん、強制ではない
よく考えてから答えを出すことだ。 何かあればこの番号に連絡してくれ決めるのは貴方ですから』 連絡なんてしてこないだろうがな。
龍『まぁ、適当に考えとくわ。んじゃ、話はこれだけみたいだし帰るわ』
俺がお嬢様のボディーガードね。
そう言い放ち龍は店を背に去っていった
黒スーツの男もその後すぐに店を去り お嬢様(茉乃 碧音)の元へと帰っていった。
龍は店を去った後 川沿いの草原に寝っ転がり青い空を見上げ 1人考えていた
柄じゃないが あのおっさんの言うお嬢様の外出だけのボディーガード。悪くない話ではあるが、なにか裏があるんじゃねーだろうな。
龍『どうしたもんかな。こんな落ちぶれにそんな転機が回ってくるとはな。本当にいいんだろうか。』
そう呟きそこからは何一つ言葉を放たず
ただ、青い空を見上げ考えることだけをしていたのだった。
今回はだいぶと長文になってしまいました(;・∀・)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
グダグダな感じで表現の仕方もおかしいかもですが(;・∀・)
そこは目を瞑っていただけると嬉しいです!!
2話目は龍が碧音を助けた時の回想シーンです!