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43 ストーカー

 なんで僕はこんな所にいるんだろう。


 何とも言えない脱力感に半笑いを浮かべながら、僕は小さくため息をついた。


 背の高い草木が生えた平原は他に人影もなく、神秘的な静けさに包まれていた。

 日はすっかり沈み、空には朧月が一つ浮かんでいるのみ。世界は暗闇に包まれている。


 帝都ゼブルディアは大都市だ。壁の中は夜でも明るく賑わっているが、その外は違う。

 四方に伸びる主要な街道近辺は騎士団によって定期的に魔物の間引きがされ、ある程度の安全が保たれているが、そこから少し外れると弱肉強食の世界に変わる。


 朝でも危険だ。夜は更に危険である。本来、護衛ありでも出たくない場所だ。


 マナ・マテリアルを取り込んだハンターは身体能力のみならず五感も強化される。

 仄かな月灯りは一流ハンターにとっては十分すぎる明かりであっても、僕にとっては完全な暗闇とほとんど変わらない。


 ふいに肩を叩かれ、僕はびくりと身体を震わせた。

 振り向くと、リィズちゃんが朝と何ら変わらないテンションではしゃいだように腕を振り回してくる。


「クライちゃん! 見てみて! サイモス、サイモス! 凄くない?」


「……うんうん、そうだね」


 リィズがぶんぶん振り回している手の中に、巨大な奇妙な生き物がぶら下がっていた。

 握っているのは巨大な針のようだ。薄い羽のようなものが擦りあい、かさかさという怖気の奔る音を立てる。まだ生きてるのか、激しく動き回るそれをリィズはぶんぶん振り回して牽制していた。


 暗くてよく見えないが、大きさは子犬くらいだろうか。だが、子犬ではないのは言うまでもない。

 よく見えないのは僥倖であった。


 サイモス? サイモスって何?

 ……僕が何でも知ってると思うなよ。


 直ぐ近くで衛星のように付き従いながら周囲を警戒していたティノが感動したように声を震わせて言う。


「お姉さま……さすがです。こんな夜に、音も気配もなく忍び寄ってくるサイモスを捕らえるなんて……」


 何? サイモスってもしかしてハンターの間では常識なの?


 僕は仕方なく、魔力残量が少なかったので使用を控えていた暗視の指輪――『梟の眼(オウルズ・アイ)』を起動させる。


 宝具の力で一気に視界が明るくなる。


 リィズが握っていたのは巨大な蚊であった。勘弁してください。


 手甲してるからって、いくらなんでも女子力なさすぎ。ワイルドにも程があるでしょ。


 サイモスとやらが、藻掻くようにぶんぶん羽を動かしている。羽だけで一メートルはありそうだ。

 僕は大抵の魔物に弱いのだが、中でも昆虫とアンデッドは苦手中の苦手である。


 ティノがかがみ込むようにしてそのサイモスを至近から観察している。目を丸くしているが、怖がっている様子はない。

 うちの女性達、逞しすぎではないだろうか。


「こんな帝都の近辺にも、生息しているんですね……」


「んー、普通もっと森の奥とかにいるはずなんだけど」


「僕、それ嫌いだな……」


 ってか、そんな大きさの蚊、好きな人はいないと思う。


 僕の感想に、リィズが今まで楽しそうに振り回していたサイモスを地面に叩きつけた。


 ぶちゅりと何かが潰れる嫌な音。潰れたサイモスの長い脚が痙攣している。

 とっさに、そこから目を背けた。これだから虫は嫌いなんだ。


 リィズはぱんぱんと手を払うと、可愛らしく微笑みを浮かべ、首を傾げる。


「いっぱいいたけどどうする?」


「……虫除けスプレー持ってくればよかったな」


 リィズが一度頷き、その姿が消える。どうやら駆除しに行ったらしい。

 遠くで蹴りとは思えない爆弾でも爆発させたかのような音が連続で鳴り響く。


 これだから帝都の外に出るのは嫌なんだ。リィズは強すぎるくらい強いが、配慮という面に限って言えば『嘆きの亡霊』最低である。ルークと同率ワーストだ。

 まぁ、そこが彼女のいいところでもあるんだが。


「ますたぁ、あの……本当に、よかったんですか?」


 いつも通り、闇に溶けるような黒の装束を着たティノが聞いてくる。

 完全装備だ。黒のジャケットに、腰に帯びた器具の数々。大ぶりの短剣はいつでも抜けるように腰に帯びており、その佇まいに先程の訓練の疲労は見えない。

 もう普通のハンターならば仕事を終えている時間なのに、本当にお疲れ様である。


「……まぁ、仕方ないよね。リィズ、わがままだから」


 ティノが行きたい宝物殿を選んだ後、リィズはおかんむりだった。

 どうやらティノが僕が出した案を拒絶したのが気に障ったらしい。


 まぁ、それはなんとかおさめたのだが、その後にリィズの出した言葉は僕の予想外だった。


 ――おっけー、じゃー行こっか!


 ……僕は行くつもりはなかったんだけどなぁ。


 幼馴染同士で設立された『嘆きの亡霊』には実は序列と言うものが存在しない。

 僕が名目上のリーダーではあるが、一般のハンターのパーティに存在する厳しい規則もなく、皆自由にやってきた。


 その中でもリィズの自由度は随一だ。そして、困った事にリィズには事ある毎に僕にいいところを見せようとする悪いクセがあるのである。

 もちろん、強く断れば引き下がってくれるのだが、悪化した機嫌のつけは僕以外の誰かが払う事になる。


 今回の場合、機嫌悪いバージョンのリィズちゃんに付き合う事になるのはティノだ。さすがに申し訳無さすぎる。

 ティノが頬を膨らませ、ポツリという。


「……私が誘った時は、ますたぁ、付き合ってくれなかったのに……」


 僕だって行きたくない。本当なら行きたくないよ。


 今の僕には宝具がない。前回使った『夜天の暗翼(ナイト・ハイカー)』すら魔力切れになってしまった。

 防御面はまだ幾つか『結界指(セーフ・リング)』が残っているが、それ以外がほぼ全滅である。再チャージした『狗の鎖』は使えるが、早くルシアに帰ってきてもらわないと、怖くてまともに外に出ることすらできなくなりそうだ。


「僕、来る必要あった?」


「え? 久しぶりのクライちゃんと冒険、とっても楽しいよ!?」


 いつの間にか戻ってきたリィズが背後から首元に腕を回し抱きついてくる。

 リィズはティノに輪をかけて軽装だ。彼女の身体はあまり肉感的ではないが、密着されると十分柔らかい。

 まるで頬をこすりつけるようにピッタリとつけ、甘い声で囁かれるとゾクゾクしてくる。


 夜なのに元気だねえ。機嫌いいなぁ……冒険なんてしたくないなぁ。


 ティノがテンション高めのリィズに引いている。


「お姉さま、ここは、もう帝都の外です。サイモスみたいな、強力な魔物も、いるみたいですし、その、あまりそういう事は……」


 サイモスって強力な魔物なのか……。


 リィズがその言葉に背中から抱きつくのをやめ、隣に回って僕の腕を取る。まるで恋人同士のように指を絡めて手を握ると、にこにこしながらティノに言った。


「ティー、警戒。せっかく、クライちゃんがいるんだから、情けない所、見せないでね?」


「は、はい」


 ……まぁ、機嫌いいならいいか。


 宝具で完全武装した僕よりリィズの方が強いんだから、今の僕は前回よりも弱いが前回よりも安全だ。

 もう時間稼ぎも十分だろうし、こんな茶番さっさと終わらせて帰ろう。




 §




 ティノが選んだ宝物殿は、僕が選んだ宝物殿に負けず劣らずレベルの低い宝物殿だった。

 『白狼の巣』との距離も十分離れており僕が宝物殿を選んだ際の基準を十分満たしていたが、どうして僕がその宝物殿を選択肢に入れなかったかというと、その規模が非常に小さかったからである。


 二人の頼りになる護衛をつけ、歩くこと三十分。視界の中にそれが入ってきた。

 平原のど真ん中に存在する計十七本の太い石の円柱。それを中心とした半径百メートル程の開けた空間だ。


 宝物殿と外の平原とで異なるのは、そこに草木の一本も生えていない点だろうか。ごつごつと地肌がむき出しの空間に生えた十七本の石柱は違和感がすごいが、正直とてもつまらない。


 レベル1の宝物殿。『アレイン円柱遺跡群』。


 帝都の探索者協会が毎年発行している、宝物殿ランキングでいつも底辺を這いずり回っている正真正銘ゴミ宝物殿だ。

 十七本の柱は高さが三メートルから五メートルで、ちょっとマナ・マテリアルを吸ったハンターならば容易く登頂でき、宝物殿全体を俯瞰することができる。そして、そこに何もない事を知るのである。


 一応、幻影として一メートル程の人型をしたサンド・ゴーレムが現れるが、力も敏捷性も耐久も低く、軽く叩くだけで崩れるので戦闘訓練にも使えない。

 宝具なんて滅多に出るわけもなく、ハンターになったばかりの新人でももうちょっとマシな宝物殿に行くことだろう。


 まぁ、地脈の流れと言うのは地形と密接な関係があり、こういう引っかかりのない開けた平野にできる宝物殿はレベルが低い事が多いのだが、それにしてもこれは酷い。


 ちなみにアレインとはこのがっかり宝物殿を最初に見つけた男の名である。


 僕がリィズを派遣しようと思った目的は足止めだ。簡単で且つ、探索に時間が掛かるものが望ましい。

 こんな宝物殿、リィズなら十秒で調査を終えてしまう。


 だが、それも今となっては好都合だ。

 まさかこんな夜に来るとは思っていなかったが、スヴェン達も今頃、無事、『白狼の巣』の調査を終えていることだろう。後は適当にリィズをごまかして終わりだ。


 しかし、ティノ……僕が選択肢から外すような宝物殿を選ぶなんて、よほど前回の探索が効いたのだろうか。


 リィズがはしゃいだように僕の手を引っ張る。


「ねぇ、ねぇ、見て見て、クライちゃん! サンドラビットの巣ぅ!」


 眼が遺跡群に向いていない。リィズの指差したのは地面に開いた穴だった。


 サンドラビットは帝都近辺に広範囲に分布する魔物と動物の中間くらいのウサギである。

 土と同じ色をしていて、毛皮は安く肉もまずい。地面に大きな巣穴を掘って住み着く。人があえて狩るようなものではないが、繁殖力が高く帝都近辺の生態系を支える生き物の一つらしい。


「なんかぁ、ティーの選んだ宝物殿、つまんないしぃ、ウサギでも引っ張り出して遊ぶぅ?」


 甲高いその声に、ティノがカタカタ震えている。自分の選んだ宝物殿が噂以上に何もないことを理解したのだろう。

 まぁ僕が挙げた宝物殿の中から選んだとしても何もなかっただろうけど、少なくともここまであからさまではない。


 そんな怯えているティノに、リィズが笑みを浮かべたまま言う。


「ほら、ティー。探してきて? 何かあると思ったから、ここを選んだんでしょ? クライちゃんがわざわざ選んでくれたのに、それを拒否してまでぇ。リィズちゃんに恥をかかせないで? この宝物殿ならぁ、何分欲しい? 一分? 三分? 五分くらい欲しい? ティーも盗賊(シーフ)だし、それくらいできるよねぇ?」


「!? ……ま、ますたぁ」


 リィズは本当に他人に厳しく自分に甘いなぁ。


 ティノはいつも冷静で頼りになるのに、リィズが関わる時だけ弱々しくなるので、僕から見ると大体いつも弱々しい。可哀相に。


 震える声で僕を呼んだティノに、リィズのボルテージが一気に上る。

 笑みが一瞬で消え、絡めていた腕を離し、ティノに向かって怒鳴りつける。


「あぁ!? クライちゃんのせいにしてんじゃねぇッ! 自分の言葉の責任くらい取れよこの低能がッ! わかってんのかッ!? クライちゃんはぁ、ティーのことを、このクソくだらねえ宝物殿しか攻略出来ねえゴミクズだと言ってんだよッ!」


 言ってないよ。


「言ってないよ」


「クライちゃん優し―。だけど、ティーはリィズちゃんの弟子だからぁ、リィズちゃんとは違うけどぉ、甘ったれた根性は正さないとぉ。……ね? クライちゃんが、昔私達にやったみたいにぃ」


 リィズが猫なで声を出す。

 うんうん、そうだね。リィズは僕以外にもっと優しくすべきだね。後僕、何かやったっけ?


 ティノが必死に身を縮めている。前回の『白狼の巣』の時と違い、リィズが僕のすぐ隣にいるので僕の後ろに隠れることもできない。

 僕は先輩ハンターらしく格好良くフォローした。


「まぁまぁ。いい宝物殿じゃないか」


「えー……」


 不満げなリィズの肩をつかみ、宝物殿に視線を向けさせる。

 ティノがおどおどしながらこちらを見上げてきたので、自信満々に頷いてみせる。大丈夫、彼女の扱い方は心得ている。


「大体、ほら、ちゃんと見てみなよ。何もないわけじゃない」


「えー? 本当にぃ?」


 あるよ。ちゃんとあるよ。……そう、円柱とかね。

 他に何かないか探してみるが、物の見事に何もない。まぁどうしても怒りが収まらなかったら、僕の趣味が円柱ウォッチングだということにしよう。


「…………まぁ、取るに足らない物かもしれないけど、僕は嫌いじゃないな」


「ふーん?」


 と、その時視界が一気に暗くなった。『梟の眼(オウルズ・アイ)』の魔力が切れたのだ。

 梟じゃない方の鳥目になってしまった。もう何も見えない。


 我ながら下らなくて思わずにやにや笑ってしまう。現実逃避とも言う。

 ティノに見られている事に気づき、咳払いをして真面目な表情に戻す。


「ところで、ここ暗いけど、ティノはちゃんと見えてるの?」


「えぇ、クライちゃん、それはいくらなんでも馬鹿にしすぎぃ。ちゃんと暗闇の訓練もしてるよ? まだ仮面を被るとうまく動けないゴミクズだけどぉ、リィズちゃんの弟子だしぃ」


 リィズが唇を尖らせる。なんていうか……ゴミクズで本当にごめん。


 小さくため息をつき、リィズがティノに顎で指示を出す。


「まぁいいや。ティー、ほら、ちゃんと探索して? クライちゃんに、何も見えてないわけじゃないって事を、証明して? それくらいなら、できるよねえ?」


「は、はい……お姉さま。ますたぁ、見ていて、ください」


 悪いけど、僕の眼じゃもう見えないんだなあ。

 ティノが駆け出し、あっという間に闇に消える。遠くで黒いぼんやりとした物がぼんやりとした柱をするすると登り始める。


 あ、ダメだこれ。考えていた以上に何も見えない。一応声援だけ送っておく。


「ティノ、気をつけて!」


「はい! ますたぁ!」


 落ちたら危ないからなぁ。……ティノのレベルだと、落ちても大丈夫か。


 しかしこの暗闇は本当にまずい。運が悪いことに、雲が出てきていた。唯一の光源である月が隠れれば少し前すら見えなくなるだろう。やばい。

 リィズの事は信用している。彼女の速度ならば僕一人を守ることなんて簡単だろう。だが同時に、リィズ達『嘆きの亡霊』のメンバーは僕の力を高く見積もりすぎているところがある。身内贔屓なのだ。


 リィズがしおらしくうつむきがちに謝罪してくる。


「クライちゃん、ごめんね。クライちゃんがせっかく候補出してくれたのに……」


「……いやいや、構わないよ。それに、ティノが選んだこの宝物殿が悪くないってのも嘘じゃない」


「え? そうなの?」


 そうじゃないけど、そうなのだ。


「そうなの。むしろ僕はティノがこの宝物殿を選ぶのを予想してたよ。全部僕の手の平の上だよ」


「えぇ? 本当? さすがクライちゃん! ティーを叱らなくてよかったぁ!」


 さっきの叱責じゃないのかよ……。


 ティノの姿が全く見えないので仕方なく周りを見渡す。

 僕には索敵技術はないが、それでも真似事くらいはやりたい。

 

 と、その時、数メートル離れた暗闇の中になにか小さく光るものを見つけた。目を凝らすが全く何なのかわからない。僕の視力が低いわけじゃないが、暗すぎる。

 気の所為じゃない。何か光ってる。


 リィズはリラックスしたように屈伸している。気づいていないのか?


「リィズ、あれは?」


「ん……? サンドラビットがどうかしたの?」


 ああ、なんだ。うさぎの眼が光ってるのか。

 そりゃそうだ。もしも危険な魔物ならば、索敵のスペシャリストであるリィズが気づかない訳がない。


 ほっとする僕の隣で、リィズが動く。さっと動き、戻ってきたリィズの手にはウサギがあった。

 両耳を掴み、僕の眼の前にぶら下げてみせる。


 暗闇なので色はわからないが、見た目は普通のウサギだ。眼がきらきら輝いていて、ずんぐりむっくりした身体で、毛皮はごわごわしている。今更捕えられたのに気づいたのか、サンドラビットはジタバタ身体を揺らしていた。


 捕まえてなんて言ってないんだけどなぁ。


 ぶら下げたうさぎを見ていたリィズが、その眼を覗き込み、眉を顰めた。しばらく沈黙していたが何が気に食わなかったのか、止める間もなくサンドラビットを地面に叩きつけ踏みつける。


 何度聞いても嫌になる骨と肉が潰れる音。ぴくりとも動かなくなったサンドラビットを見下ろし、ドン引きし硬直する僕を見て言った。


「他のも捕まえてくるね」


「あ、はい」


 思わず反射的に答えてしまう僕の前でリィズが消えた。

 もしかして、ウサギを引っ張り出してぶちのめす事に楽しさを見出してしまったのだろうか? どうせ遊ぶなら愛でて遊んでください。


 付き合い長いけど、リィズって本当によくわからない。

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嘆きの亡霊は引退したい、アニメ公式サイト

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短編集1、2025/03/31、発売しました!
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よろしくお願いします!
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漫画版11巻、2025/04/25発売です! 
オークション編終盤です、アニメと合わせてぜひぜひご確認ください!
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youtubeチャンネル、はじめました。ゲームをやったり小説の話をしたりコメント返信したりしています。
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― 新着の感想 ―
[一言] あの可愛いサンドラビットを叩き潰しただと……
[良い点] 煽りスキルの高いこと高いこと
[気になる点] 圧倒的ツッコミ不足。円柱ウォッチングという神にしか理解できない趣味
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