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二章の設定紹介的なアレ

二章からの登場人物や用語についてです。

おふざけ成分が入りますので、そういうのがお嫌いな方はブラバ推奨です。





ヒノキ


褐色黒髪銀眼不幸系オレっ娘ロリメイドスナイパーという、作者の好みが濃縮還元された恐るべき属性キメラ。

天涯孤独、生まれも育ちも迷宮都市育ちであり、都市の外を知らない。その為迷宮都市の外に憧れているものの、それ以上に他人から認めてもらうことに飢えている。

好感度的にはカルーア≧ハイガ>>>>>>>>>>その他(女)>>>その他(男)であり、少なくとも今の所、ハイガに対して好意は抱いているが恋愛感情は無い。

彼女の能力は『自己時間軸制御』であり、作中においては1/1000000秒までを感知できるスペックを披露している。

しかしここで湧き上がる疑問は『それって実際どんなもんよ?』というものであり、少々考えてみる。

人間のリアクションタイムの限界が0.1秒とし、感知可能な時間をその十分の一、0.01秒であると仮定する。この時、ヒノキが1/1000000秒を感知できるとすればその時間軸加速倍率は10000倍である。

作中にてこの倍率を維持した時間は6秒であり、これはヒノキの主観時間において60000秒である。つまり1000分、およそ16時間であり、ヒノキはその主観時間において16時間の間休みなく、一秒に一発ずつ弾丸を打ち続けたということになる。

……コレただの拷問じゃね? ヒノキの精神力オリハルコンかよ。

こんな拷問兵器、作るハイガもハイガであるが使うヒノキもヒノキである。

ちなみにフェイルノート・スナイプというこの武器、対象の面前一メートルで弾丸を出現させる為に一見防ぐ方法は無いように思えるが、実際には防ぐ方法は存在する。

その一つは単純に超反応で避けること。コンディションにもよるがカルーアには可能。そしてもう一つは目前一メートルに出現する限解保持ボックスを感知し、それを阻害すること。具体的な阻害方法としては超速度での前進。限解保持は魔術である為人体に掻き消され、その発動が不可能となる。これもコンディションにはよるがカルーアには可能。また、敵がナノサイズの群体魔獣であり対象手前の空中に分布している場合は、ヒノキがそれを感知できずに不発となる可能性もある。

つまり、仕組みさえ理解してしまえば実は弱点は少なくない。無論、その弱点を突ける存在もそもそも少ないわけであるが。

ちなみに撃った弾丸は相手の魔術干渉域から離れた時点で再び限解保持に収納され、リサイクル可能となる。だってそうじゃないと、二章バトルの最後のシーンとか、三人の探索者は弾丸の山に押しつぶされて圧死してましたみたいなわけわからんオチになっちまいますからね!……設定ってのはこうやって作られていくものなのでしょう。



シモンズ


男。魔術師。探索者。剛爆戦士団団長。

ランク8という最高ランクとそれに見合った実力・経験を誇り、疑いの余地なく迷宮都市において超一級の探索者である。

力にはそれに相応する責任が伴うという信条を持ち、これに関してはハイガと真逆。

基本的には高潔を愛する好漢であり、多くの探索者に慕われる。

晶拳戦徒クリスタルバウトという異名を持つが、この異名は自分でつけたものである。その意味合い的なものは本編を参照。

特殊個体との戦いにおいて、その人生において初めての完全敗北を喫し、ただいま意気消沈している。

・・・おや!? シモンズのようすが・・・!?




ベローニア


女。魔術師。探索者。女傑の軍隊アマゾネス・レギオン副首領。

女性としては女傑の軍隊首領と同じランク7であり、本人の実力は高い。

また副首領として直接ギルドの人員に指示を出す機会が多い為、集団戦における精神的支柱としての役割、また戦況判断の確かさには定評がある。

一応二つ名として『烈脚』とも呼ばれるのだが、ほとんど定着していない。

恐らくは脚とかなんとかそれ以前に、身長182cm推定体重120kgという恵まれまくった体格にまず視線が向き、気にしてらんねえ状態になる為であると思われる。

また最近、他の団員には黙って彼氏ができたのが密かな秘密。




ガルド


男。魔術師。探索者。迷宮の庭守所属。

20歳という若手でありながらランク6となったホープであり将来を嘱望されていたが、本人にあまり探索への興味がなく公務員的な安定を求めたため、探索中心のトップギルドではなく迷宮の庭守に所属している。迷宮都市には非常に数少ないクレバーさを有する探索者であり、堅実な仕事ぶりから上からの覚えもめでたい。

今回の特命クエストによる功績が認められ、ランク7に上がった。

迷宮都市の探索者としては当たり前なのだが基本的に異性との出会いに飢えており、よく受付嬢を口説いているがバッサリ切り捨てられている。

ストライクなのはふんわり年上巨乳のお姉さん。膝枕してもらいながら甘えたい。正直ハイガのことは、ロリコンだと思っている。




アルド


男。一般人。探索ギルドマスター。

迷宮都市の最高権力者という立ち位置ではあるものの元が探索者でないために、イマイチ権力を掌握しきれていない。それでも彼を知る者からの評価は高く、特に人を見る目については本人も自信を持っている。

病的なワーカーホリックで、ここ一年での休日は三日。それ以外は羽ペンを相棒として秘書のサビクとともに執務室へこもっている。そろそろ過労死が心配。

ガルドと名前が似てるのは気にしない。作者が気にしないってんだから気にしない。ぶっちゃけ名前が似てるってことに書き終わってから気づいた。




アイン、ツヴァイ、ドライ


呪いの館のメイド人形。今はフェールで悠々自適な暮らしである。

……え、なに? 二章からの登場人物じゃない? むしろ二章とかほとんど出てきてない? うっせバーロー、彼女らはメイドさんだ、それだけで十分だ。

いかにもメイドらしいアイン、気安いツヴァイ、軽く病んでるドライと三拍子揃っている。完璧だね!

ハイガがいなくなってしまい、せっかくの紅茶を淹れる技術を活かす機会があまりなくてちょっと寂しい。最近の趣味はハイガからもらった通信機に向かってひたすら呼びかけること。三人とも外見は同じ美女なので、それが答えの返ってこない通信機にひたすら呼びかける様は狂気。フェールに立ち寄った際は必見である(本当にその様子を見てしまった際の命は保証できないが)。




特殊個体/血赤波濤


触手。

サイヤ人の蘇りパワーアップ能力を備えた最強のプラナリアみたいなもん。

自己創生リクリエイトという、どう考えても反則な権能を有する。

今回ハイガがこれを撃破した方法はいわば裏道、バグを使ったチートのようなものであり、では正面から突破する方法はというと、当時のハイガには存在しない。核部分を乖離熱流で焼き払っても即座に、より強靭に再生し、最終的に階層ごと触手で埋め尽くされてジ・エンドである。

終極断片フラグメントが戯れに創り出したオモチャの一つであり、同種の起源を持つ魔獣として過去に金毛腐海、紺碧回廊、灰塵龍という魔獣が存在した。

ちなみに竜と龍の違いについては、作者のただのイメージの差である。竜はなんというか正統派なドラゴンの感じで、龍はどちらかというとデミ・ドラゴンな感じ。多頭竜とかの変異した竜っぽい。

字面で言えば古竜よりも古龍、真龍よりも真竜、とか。




終極断片フラグメント


詳細不明。

恐らくはクラック・クロックに関係するナニカであると思われる。




魔術


二章では原始魔術と理論魔術なる概念が登場した。

詳しくは感想欄にて質問に答えた部分の転載(下記)を参照。


Q

高位現実とは?具体的な原始魔術と理論魔術の違いとは?


A

高位現実、といえばまあそもそも定義なんてない気がしますが、今回の本文中においては「どの程度力持ちだ」という設定のことを指しています。

例えば魔術陣を魔術という完成品を作るための成型器と見なしますと、『どのような形の型であるか』という部分が『高位現実の設定』に対応します。

『どのくらいの強度に耐えられるか』……要するに型が発泡スチロールで出来ているように脆いか、あるいは超合金で出来ているように丈夫かというのは、ハイガの場合であれば本人の観測能力、ネルヴァの魔術師たちであれば脳構造の魔術陣としてのスペックに依ります。

また、原始魔術で発動できない魔術というのはこの例に則りますと、『素材としてそもそも成型加工に向かない』(=『イメージが湧かない、実感が湧かない』)魔術ということになります。

例えば光線を放つ魔術は、魔術陣としては存在しうるんですが、魔術陣を魔術陣として起動させるための術者の意志が伴い得ないため、発動できません。(例外として、術者が常軌を逸した観測能力を持つか、魔術陣のスペックが天元突破か……要するに『このオリハルコンとミスリルとアダマンチウムで作ったウルトラマジカル成型器なら本来不可能なこの素材での成型加工もいけるんちゃう!?』的な根拠を無理矢理創り上げることができれば、原始魔術で本来不可能な魔術を可能とすることもできます)

だからこそ理論魔術で、『一つ一つのプロセスは科学的に説明できるし……いけるやん!』という、まあ要するに『光線を放つ』ことではなく、その一つ一つのプロセスの根拠を信じて結果として光線が生まれる、という形でなければ実現し得ないわけですね。

ただまあ、これは光線というエネルギーを形にして吐き出すというある意味簡単なものだからこそ成立するもので、身体強化は複雑すぎて、少なくとも今のハイガでは理論魔術で発動することはできません。魔術坂は長いですね。


ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!




MMR(マジカル・マッスル・理論)


『魔術師は魔術を発動するたびに肉体が微小にチューンナップされ、運動性能を損なわない最大量の筋肉を搭載した身体強化時の肉体運用に最適の肉体へと変異していく(=魔術師化する)』という理論。

『魔術師が筋肉ムキムキの体になっているのは何故?』という疑問についての現時点での解答であり、一章で語られていた『魔術師は体を使う仕事だから』という理由よりもほんの少しだけ説得力がある(ように見える)。

その性質上、若すぎる・小さすぎるなどの筋肉を搭載するには不適な肉体である場合には第二の選択肢として筋肉を不要につけずに速度特化した魔術師化を行うが、しかしその場合、大抵の場合は弱いので魔獣にやられる。そのためこの方向に魔術師化した魔術師がそのまま生き残ることは稀であり、カルーアやヒノキのような華奢な魔術師は少ない。

つまり魔術師として生き残りたいのであれば、体が成長するまではあえて身体強化を使わず、成年相当の肉体が出来てから魔術師として活動したほうがよいのである(一般には知られていないことであるが)。




二重詠唱デュアルスペル


ハイガの観測能力+第二の脳マギ・サーキットの観測能力により、通常の魔術を超えた効果を引き出すための技法。

これで身体強化を行なった場合、一時的に竜に匹敵するまでの出力を得ることが可能となるが、その代償として体組織が崩壊する。回復薬でなんとかなるとはいえ、割と諸刃の剣的な自爆要素のある技である。




回復薬ポーション


魔獣の血液より精製される魔道具であり、竜の血液より作成したものは竜血薬と呼ばれる。ハイガは普通に魔術で作るが、一般に流通しているものはクラック・クロックの残したある一定の手順に正確に従うことで魔術として成立し、回復薬となったものである。そのためポーション職人という仕事があり、彼らは日々、ポーション作成のための正確な儀式作法を追い求め精進している。

ぶっちゃけ衛生面が心配。

またその仕組み的にMMRと相性が良く、即ち身体強化を発動させながら回復薬をがぶ飲みすることで肉体の魔術師化が促進される。これは一部の魔術師たちには割と知られた事実であり、今日も有望な新人魔術師たちは先輩魔術師に回復薬イッキを強要されている。なんという体育会系。




探索地図マップ


異世界ファンタジー小説テンプレ魔術その一。

第二の脳マギ・サーキットを利用することにより、より複雑かつ広域の情報を精査し、魔獣の魔術陣判別に特化した魔術。汎用性は非常に高く、ぶっちゃけこれさえあれば、戦闘を全て避けて無傷で階層を抜けることも不可能ではない。

……今回の場合は、その高性能故の誤算を突かれたわけではあるが。

が、結果としてアルドにはハイガが索敵手段を有するということは確定とまでさせないことに成功したので、結果オーライっちゃ結果オーライ。




限解保持ボックス


異世界ファンタジー小説テンプレ魔術その二。

物質の保存のための魔術、転じてフェイルノート・スナイプの弾倉としても扱われる。

原理としては物質の情報分解であり、魔術としてのその性質上、生物を限解保持により扱うことは不可能である。便利。








よくよく考えてみれば、二章では魔術そのものは探索地図と限解保持の二つしか出てきてないんですね。これはハイガも脳筋化しているのに違いない(断言)。


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