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異世界のフリークス  作者: タクトん
運命の邂逅~
13/13

邂逅~3

同時進行でやらせて貰ってます

・・・何時間。

どれ程、時が経っただろうか?

いつの間にか軽く寝ていた様だ。

閉じていた瞼を開けると、目の前に少女が正座の姿勢で固まっていた。


「・・・娘。震えは止まったのか?」


「はっ!はい!大丈夫です!」


多少、まだ震えてはいるが。

ちゃんと話せるレベルのようだ。


「なら、聴かせて貰おうか。私を呼んだ理由とやらを・・・」


「は・・・はい。実は・・・

私はこの国の王女なんです。あ、でも上に二人。姉が居るのですが。

いつも虐められてて・・・す!すみません!

えっとですね。

今、この国と他の3国と争っているんです。

それで、各国3人の英雄を異世界から呼び寄せ、競わせるんです。

それで、私達王女もちょうど3人居るので、一人一人英雄を呼ぼうと・・・姉さん達はすぐに呼べたのですが、私は才能も魔力も乏しく・・・召喚から5日経っても呼べてませんでした・・・」



「ふむ・・・」



つまり、各国とも。

国力を無駄にしたくないから、違う世界から英雄(潰しても良い駒)を呼び寄せ、戦わせている・・・と。


「くっくくく・・・」


「あの・・・英雄様?」


「はーっはっはっは!実に人間らしいイカれた考えだ!」


もうすぐクリスマス!

予定がパッツンパッツンです!

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