表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界のフリークス  作者: タクトん
運命の邂逅~
12/13

邂逅2

不定期な上で短くて申し訳ござらん。


陣を抜けた先。

そこは薄暗い部屋の中だった。

僅かな蝋の火が揺れる。

そこには部屋の隅で震え、粗相をした少女が居た。


「娘・・・こっちにこい」


娘は怯えているのか。

ガタガタと震える頭を左右に振った。


致し方無い・・・


娘の目の前まで行くと、酷い表情でグシャグシャになってはいるが。

可憐な少女だ。


「娘、貴様が私を呼んだのか?」


娘がコクコクと頷く。



「言葉が話せないのか?」


「は・・・話せ・・・ます」


「ならハッキリ話せッ!なんだッ!その「ヒィィッ!コッ!殺さないでぇぇ~!お願い致しますぅぅッ!」・・・・・・」


腕で頭を守るように覆い、体を縮ませ。

さっきよりも震えを大きくさせる少女。


その反応に呆れたのか、彼は溜め息を1つ吐き出すと。

近くにドサリと座り込む。



「落ち着いたらでいい。話せ」


彼はそれだけを言うと眼を瞑り。

動かなくなった。

少女は未だにガタガタと震えているが、その視線は彼から離さない。

だが、その圧倒的な存在から掛けられた思いがけない言葉に。

少女は少しだけ、震えを小さくさせた。

ドラクエライバルズが面白いでござるよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ