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異世界のフリークス  作者: タクトん
第一章 化物世界を渡る
10/13

終わる1つの世界

相変わらずの不定期更新!


男が選んだのは、あの脆弱な陣であった。

初めは良い女の方でも良かった。

良かったのだが、男の中で。

勘に触ったのが陣から感じ取った弱気な気質。



なんと情けない!これでは最期に出会ったあの男と一緒ではないか!

全てを諦め、己の命すら諦めきったあの男と。

それが許せなかった。


男は握り潰した陣を即座に解析。

構築。そして行使する。


浮かび上がるは握り潰した陣の数倍の大きさ。

流石に掌サイズでは男も通るのに苦労する。


既に下半身は虚無に消え去っているが、何の問題ではない。

まだ「命のストック」は腐る程にあるのだ、消え去った下半身など、即座に修復可能だ。



男は陣に手を伸ばす。そしてゆっくりと。

まるで湯船に浸る感覚で陣へ身体を馴染ませ、入り込む。

男がこの世界から消えたあと、1つの世界がこの世から消え去った。

そして、1つのの世界に新たなフリークスが現れる。

残忍で、冷酷で、無慈悲で、暴虐で。

そして救われたい憐れなフリークス。


そんな彼が世界を渡り、初めに眼にしたのは。

薄暗い部屋の隅でガタガタと歯を鳴らし、ピンクのショーツを濡らした可憐な少女であった。

さてさて、これにてプロローグが終わりました。

これから説明会が2~3話挟みます。


それが終わったら・・・彼の強さが見えてくる筈です。


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