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海の焦げた跡

影踏み

作者: 海之本

あなたを思えば花も散り

故郷の景色も色褪せる


時に揺られ動く日々

そこにいるあなたを

追い掛け 走る


ここまでおいで

どこまでもおいで


駆け行き

踏み行き

逃げられよ


小さな背中に映る 花の色

笑う瞳に映る 山のふち


夕焼けに焦げた

鮮やかに


ここまでおいで

どこまでもおいで


駆け行き

踏み行き

逃げられよ   


記憶の影

そこにいるあなたを

追い掛け 走る


香る町の静けさに

足音ぴたぴた

姿がひらりひらり


追い掛け

追い掛け

どこまでも


あなたを思えば

鬼になる 

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― 新着の感想 ―
[一言] 恋なのでしょうか。思いというのは人間に凄まじい強さを与えてくれますよね。物質的なものじゃなくて、それはとても柔くて強固なもの。面影を追う儚さと、それに追随した強さを感じる詩でした!
[良い点] タイトルが凄いセンスだと思いました。 最初の文がその一途な思いを綺麗に表わしていて、 素敵でした。
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