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僕は現代で恋愛を成就させる  作者: ハク(HAK)
11/12

また訪れる

三週目。

二番手:アイス棒


……短すぎィ!

彼は彼だ。知っている。その言葉を。その声を。その顔を。その、性格を。

しかし彼は、もうこの世にいない。だったら今私の目の前にいるのは、誰?

……怖い。怖いよ。晃大。


「ああぁ? んだぁお前。貧弱な小鳥ちゃんか?」

「群れなきゃ何も出来ない子犬ちゃん、ここはお引取り願います」


そうそう。こんな人たちに向かってる時だけは口が悪くなる。舐められたら負け、だっけ。でも舐めすぎるのもいけないと思う。


「のやろ……おぉい、お前らぁ、まずはこいつで遊ばね?」

「いいねぇ」


強面の男たちが、晃大に軽薄な笑いを浮かべる。そして晃大は腕を構え、


「おまわりさーん」

「なっ!? はっ、そんな都合よく」

「君たち、何をやっている!?」


彼が警備員の存在を確認したのを、私も確認していた。

柄の悪い男たちは逃げていった。鳥でも犬でもなく、それは脱兎のごとく。


「お話、お願いします」

「……あの、さ。榛原晃大、この名前、知らないよね?」

「はいばら……あきと……どこかで……? っ!」


彼は急に頭を押さえてもがきだした。


「大丈夫!?」


「み……おん……?」


彼がドサリと倒れる。

倒れ際、彼は私の名前を呟いたように聞こえた。


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