神德寺の位
つ、次こそはしっかり戦闘いれます………
名前を読み方だけでも
神狩和尚
進藤
郷田
青柳蓮二
神田蒼介
橘瑞樹
四位
丹波幻
六位
七位
八位
酒匂光
五十嵐左之助
桐生燈
瑞樹以外は男です。すいません。
神狩によれば左之助は三日前、九位の酒匂光と一緒にいるところを襲われ、夢から弾き出されたらしい。
その時襲撃者は気になることを口にしていたという。
『神德の十位、五十嵐左之助の能力はいただきました』
と。
外にでて左之助に確認したとき、左之助は夢玉を握りしめてうわ言のように、
『入れない。入れなくなった………』
そう言い残して気を失ってしまったそうだ。
神狩は一連の騒動を説明すると光にも事情を話すように言った。
「俺と左之助は二人でいたんだけど、変な仮面した三人にいきなり襲われたんだ。相手は俺たちが神德の者だってこと、それに名前まで知っていた」
光は悔しそうに話し始めた。
「二人は俺が相手をしたんだ。この二人はたいしたことなかったんだ。問題はもう一人で、左之助は押されていたんだ」
「どうして光、貴方が相手をしなかったのですか?」
口を挟んだのは三位の橘瑞樹だった。
神德の十三人の中で唯一の女子で、長い黒髪を腰まで伸ばし、それとは対照的に肌は透けるほど白い。
「二人に俺が左之助の方へ行くのを妨害されていたんだ」
「たいしたことのない二人に足止めを食ったと、そういうことですか?」
「そ、それは………」
光は返答に困ってしまった。
「その辺にしておきなよ、瑞樹。今言ってもしょうがないでしょ」
助け舟を出したのは二位、神田蒼介。
超好青年のような外見をしているが中身を知る神德の者たちからはある意味恐れられる存在だった。
「そんでそいつらの素性は?」
五位、丹波幻が光に投げかける。
幻は筋骨粒々の大男で、短く刈り上げた頭が強面に拍車をかけている。
「………まだわかってない」
「そうか」
本堂に重苦しい空気が漂う。
それを振り払ったのは神狩だった。
「神德の十三人が欠けるのは左之助が入った三年前以来のことだ。今日の総会は早急に十位を埋めるために開いた」
そう言うと神狩は燈を見る。
「桐生燈を神德の十位としようと思うのだが、どうだろうか」
蓮二を除いた十二人の視線が、蓮二の後ろに座っている燈に向いた。
「え、え???????」
燈は蓮二の背中に隠れてしまった。




