神德寺の位4
登場人物多すぎわかんね書き分け下手くそ
………すいません。ごもっともです。
人物紹介と軽い過去紹介はまとめて改めてやります………すいません。
碓氷仁華
燈は両腕を前に突き出したまま蓮二をふりかえる。
「なんで避けなかったんだ?」
蓮二が聞くと燈は即答した。
「僕が避けたら蓮二さんに当たってましたよー。そんなことしたら今日の夜どうなっていたことやら」
燈の真後ろだけは雷は届いていないようで蓮二は何事もなかったように煙草を吹かす。
「だいたい避けたら避けたで、『なんで避けたんだ?』って絶対言ってましたよ。絶対に」
光の一撃は光と燈の間と、燈の真後ろ以外、つまり蓮二が座っている位置以外の後方を焼き焦がした。
雷撃の範囲にいた進藤、蒼介、瑞樹はいつの間にか座布団ごと避難している。
「ふーん。少し見くびっていたみたいだ」
そう言うと光はもう二発放つ。
しかし、一発目と同様に燈の両手に阻まれてしまう。
激しい発光。
本堂を更に焦がし、視界を奪う。
燈は両手で一つの野球のボールほどの火球を維持し、光の電撃を吸収していた。
それに気づいた光は次の攻撃に出る。
燈の視界が戻る前に今度は少し時間をかけ電気を溜める。
右腕のスパークは勢いを増し、大きな槍のような形を作っていった。
「耐えられるなら耐えてみやがれ」
光は眩しく発光する槍を投げつける。
一直線に燈へと向かう槍は、電気を凝縮したのだろうか、確かに密度を感じさせる物になっていた。
燈は吸収していては間に合わないと判断し、即座に行動に出る。
体の中心線めがけて飛んでくる槍から半身引いて避けると、槍の腹に炎を纏った手刀をいれる。
響く金属音。
光の作った槍は真っ二つに折れて飛んでいく。
「嘘だろ………」
燈は光の動揺を見逃さなかった。
右腕を突き出し左手を手首に添える。
一気に燈の右腕の熱量が増した。
炎が右腕を取り巻き、圧縮されていく。
光の作った雷撃と同じぐらい大きな爆発音を伴い、燈の右手から灼熱の光線が放たれる。
光は両腕を交差して衝撃に備えようとしたが、自分でも耐えきれないと両目をきつく閉じる。
しかし光は傷一つ負うことはなかった。
「何やってんの仁華」
「今もう一人欠けさせてもしょうがないっすよ。蓮二さん」
光と燈の間に割り込んだのは四位、碓氷仁華だった。
左腕を前にだして燈の炎から光をかばったのだった。
燈の炎は仁華により二つに分けられ、仁華と光の両脇を通り過ぎ、本堂の半分を燃やし尽くしていた
「今のは光くんだったら耐えられないっすよ。だから止めたっす」
仁華はヘラヘラしながら右手で頭を掻く。
「仁華さん………左腕が………」
燈の炎を仁華は左腕を犠牲に止めたのだった。
「ん?あぁ、こんなのどうってことないっすよ」
そう言って表面が炭化してしまった左腕を隠す。
「相変わらず無茶な男やで」
「無謀といいますよ」
「無能の間違い」
「それは全員知っている」
順に銀治郎、真、蒼介、幻が口を開く。
「ちょっと待ってください!なんで今僕の悪口入ったんすかそれとこれとは関係ないっすよ!」
ピリピリしていた空気は仁華の介入で霧散していた。




