第2話
おはようございます。七海です。昨日は、遅くまで取材でほとんど寝てないんです。でも、体は眠たいのですが、頭がちょっと興奮状態で、ベットで寝たままパシオを使って書いてます。
留守中に乾燥機は直ったみたいで、今朝は快適です。昨日、陸に言ったら手を回してくれたみたいで、やっと遠隔修理してくれました。
最近の修理はパシー技術(これもテレパシーみたいなもので、パシオの原理)で、ホームロボットを使って直してくれるんですけど、我が家のホームロボットは旧型で、波長が古くてコントロールしにくいらしいのです。
とはいえ、子供のときからお世話になってるこのホームロボット”シト“とは別れがたくて、まだ使ってるのですよ。丸みがあって新型よりかわいいんです。
今朝の興奮状態は、昨日の取材の内容なんですよ。なんとあのノーベル物理学賞の大樹博士にお会いしました。陸の雑誌社の30周年記念特集に向けた企画モノなんです。
雑誌のPRにもなるので、どんどんこのブログに書いていいよといってくれたので、書いちゃいますけど、大樹博士ってなかなか素敵な方なんですよ♡、って、そんなことじゃないんですけどね。
みなさんもよくご存知と思いますが、今から30年まえに、まだ30歳の若さで反重力物質を発見して、「世界を変えた」といわれた方です。
あれから30年近くたっても、私がいまだに地べたを歩いてるのは、ちょっと不満なんですが、電車や車が、宙を飛んでるのはこの方がいたおかげなんですね。
それで、昨日の取材は、皆さんが分かってるようでよく分からないこの反重力物質について、大樹博士から直接説明をうけたり、発見に至るまでの秘話をお尋ねしたのです。
大樹博士は、物理学者の世界を超えて独自の世界観をお持ちで、その話に引き込まれてしまいました。
しかもその内容が、私が追い求めてる地球と人間の関係にまで発展して、取材を超えて夜通し語り合ってしまったのです。
続く