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CROSS WORLD ―五世界交錯のレキハ―  作者: 数札霜月
第三章後編 第三世界アース 学園編
85/103

26:樹形思考

 一応『最新話』のリンクで来た方ように、更新の履歴を載せておきます。 

 22:喪失時計 5日午後5時

 23:過去VS未来 5日午後8時

 24:欠け時計 5日午後10時

 25:ハイブリット・プラン 6日午前0時

⇒26:樹形思考 6日午前8時

 水晶が一歩を踏み出したその瞬間、智宏もまたそれから逃れるべく動きだしていた。漆黒の翼を広げて背後に再出現した空気を受け止める水晶に対し、智宏もまた背後に生み出した風圧の魔方陣から空気を吐き出し、その進行先から逃れようと急加速する。


「二度も三度も同じ手で逃がすかぁ!!」


 だがそれに対する水晶の対応も、流石に三度目ともなれば一筋縄ではいかないものに変わってきていた。水晶の【未来視(ビジョン)】の最短予測時間である一,二秒後の未来に智宏がどこに来るかを予測すると、真っ直ぐに構えていた魔力の扇を傾けて左半身にぶつかる空気だけを消し飛ばす。

 効果は瞬時に現れた。右の翼に空気がぶつかって体が右側に傾き、さらに左翼にぶつかるように再出現した空気が水晶の体を右側に急旋回するように押し飛ばす。


「もらったぁっ!!」


 表情のほとんどを消しながらも、わずかに目を見開いて驚愕する智宏の表情に、水晶は思わずそう言葉を叩きつける。だが次の瞬間に見えた未来は、水晶のそんな確信を裏切るような代物だった。


(……っ、小癪ぅっ!!)


 垣間見た未来に内心で怒声を上げ、水晶は一瞬でも早く智宏を仕留めようと右手の扇を智宏の顔面めがけて突いて出す。

 だが間一髪、智宏の足元から現われた魔術の土壁が智宏の体を持ち上げ空中に投げ飛ばし、水晶の付きだした漆黒の扇は役目を終えた土壁を未来に送るにとどまった。

 すぐさま水晶が【未来視(ビジョン)】を起動して未来の上空を見つめると、投げ出された拍子に空中で逆さまになった智宏が、水晶めがけて魔方陣を起動させているのが見えてきた。


(くそ生意気に!!)


 すぐさま扇を前に構え、直後に予知した通りの手順で吐き出された空気圧を未来に消し飛ばして回避する。

 だが攻撃自体は消し飛ばすことができても、術者を襲う反動はそうはいかない。強烈な空気圧を発射したことで、空中で背後へと思い切り飛ばされた智宏は、空中で見事に体勢を整え、まるで後ろに目でもついているかのような正確さで近くにあった木の枝へと着地した。【集積演算(スマートブレイン)】という刻印の力によって周囲にあるものの位置をミリ単位で把握しているからこそできる芸当である。

とはいえ、そんな見事極まりない回避も、智宏自身にしてみれば決して余裕を持って行われていたわけではない。


(くそ、まさかあの加速で方向転換が効くとは)


 とっさに足元に【岩壁城塞(ロックシェル)】を展開し、出現する壁を足場にして飛び出すことで回避したものの、恐らく同じ手はもう二度と通じない。現に今も予想していたよりも素早く対応してきていた。恐らくは未来視の影響なのだろうが、そんな能力者相手に奇策はあまり通じないとみていい。


(反応してきたタイミングから見て、未来視で見ているのは一秒ちょっと先、あの【欠け時計(ブランクウォッチ)】とか言う武器も、空気は零,五秒後、こちらの攻撃は三十秒後にきっちり再出現させている……。なるほど、機械仕掛けなら消し飛ばす対象によって設定時間を変えることも自由自在って訳か……)


 恐らく水晶がかぶっているヘッドギアがあの武器と連動して何らかの設定を行っているのだろう。水晶の身を包む装いの中で武器とヘッドギアの二つだけが異彩を放っているし、どちらにも共通する行き過ぎた機械技術(オーバーテクノロジー)の臭いを感じる。


(機械で送り飛ばす時間を決めているってことは、畑橋のときのような凡ミスについても対策済みとみた方がいい。そもそも畑橋になかった防御性能の低さを武器化で、近接戦闘の技術を妖装と未来視で補って来ているこの現状、畑橋の【失われた時間(ブランクタイム)】だった時の弱点はあらかた潰されていると見るべきだろう)


 ただでさえ凶悪な能力なのに、弱点らしい弱点が存在しない。目の前のこの敵は、こと隙のなさという意味では今まで相対してきた敵の中でも最強の存在だった。

 もちろん付け入る隙が全くないという訳ではない。だがどの隙も致命的とは言えないうえ、水晶の立ち回り方次第でいくらでもカバーが効いてしまう。

 対して相手の攻撃手段は、防御不能という点で智宏のそれを圧倒的に上回る。


「こそこそ跳び回ってんじゃないわよぉっ、この毛虱!!」


 一瞬の間に相手への分析をまとめる智宏に対して、水晶は再び空気抵抗を操って方向転換を行うと、智宏が乗る枝の、その樹の根元へ向かってまっすぐに走り込んで来る。

 恐らく智宏のいる場所を枝ごと消し飛ばして足場を奪う気なのだろう。智宏が慌てて別の木の枝に飛び移ると、それとほぼ同時に水晶が巨大な扇を一閃し、そこに生えていた樹木を根を張っていた穴だけ残して消し飛ばしてしまう。

 そしてその攻撃は、樹木一本で被害が終わるはずもない。


「逃げ回ってんじゃないわよ毛虱ぃ!! なぁぁあああに様のつもりだぁっ!!」


 樹木一本消し飛ばした程度ではまるでその速度を緩めず、根を張っていた穴を飛び越えた水晶は、そのままのスピードで智宏が飛び移った木へと狙いを移す。智宏がすぐさま体勢を立て直して次々に樹木を飛び移ると、足場として蹴り飛ばした樹木が飛び移る端から背後で消滅し、四度目の跳躍時にはついに飛び移ろうとした樹木そのものが消滅した。


「ぐっ……!!」


 唐突に足場を失い、智宏の体は地球の重力と、そして水晶の持つ扇の吸引力に惹かれて急速に落下していく。


「大人しく消えろ害虫がぁ!!」


「嫌に決まってんだろ馬鹿野郎!!」


 水晶の凶声にそう言い返し、智宏は水晶から見て死角となる背中に展開した【蛇式縛鎖(チェーンロック)】の魔方陣を起動させ、近くにあったまだ消えていない木へと鎖を絡ませる。鎖を伸ばす寸前に未来視でようやくそれに気付いたらしい水晶が慌てて反応するが、智宏はそれを無視して鎖を魔方陣の中に巻き取り、その牽引力を利用してなんとか水晶の攻撃圏内から離脱した。

 先ほど死角から炎鳥を打ち込んだときは失敗したが、未来視という能力の性質上、視界の阻害や死角への対応が効かないことは銃撃で追い回されていたころに確認済みだ。死角からの不意打ちは、今のところ智宏がとり得る唯一の対抗手段でもある。


(だが攻撃には使えない……)


 先ほど死角から攻撃したとき、水晶は炎鳥をまるで見ていなかったにもかかわらず見事に二羽の炎鳥を消し飛ばして見せた。恐らく、迫る魔力の気配で自身に魔術が迫っていると知ったのだろう。

 何らかの手段で魔力の気配をごまかす、たとえば大量の攻撃にまぎれさせるなどする手もあるが、相手の予知の性質を考えればそれもできるかどうか怪しい。敵の未来視は恐らく未来のその場所からの景色を見る物、だとすれば例えば背後から攻撃しても、倒れる自分の姿がしっかりと目に映ってしまう。移動中ならばその心配はいらないが、今度は前を走る未来の自分を観察することで迫る攻撃を感知することもできてしまうのだ。


(くそ、いよいよ打つ手がないな……!?)


 鎖で牽引されて枝に飛び乗り、さらに別の枝に飛び移って敵から距離をとりながら、智宏は何とか打開策が無いかと思案する。

 だがやはり、決定的な手段は思い浮かばない。唯一あり得る可能性としてあの武器の魔力切れが浮かんだが、ここまで用意周到に弱点という弱点を潰している敵だ。まさかそんな誰でも思いつく弱点に対策を施していないとは思えなかった。百歩譲って対策が無かったとしても、そんな弱点をまるで意識せずに立ちまわっているだろうと油断するには、この敵はあまりにも戦術的な敵だ。間違いなく致命的となるその隙を補うべく立ち回ってくることだろう。


(どうする……、せめて奴の手札のうちどれか一つでも無力化できればまだ打開策はあるんだが……、っ!?)


 思考の間にも、気功術による感覚強化で必死に背後の様子を探っていた智宏だったが、唐突に起きた気配の変化に思わず背後を振り返った。

 見れば、背後で立ち止まった水晶が扇を振り回して空気を消し飛ばし、直後に妖装の翼を再び広げて身構える。

 何をしているのか、という疑問は長続きすることはない。

 智宏が解答を導き出したその瞬間に、それが正解であることを示す変化が水晶に起きたからだ。


(まずい――!!)


 焦りと共に足場にしていた枝を蹴り、空中で両手と両肩に【空圧砲(エア・バスター)】を展開し、魔力を流すだけでいつでも使えるように操作する。

 その準備が終了したまさにその瞬間、広げた翼の下あたりに再出現した空気によって浮きあがった水晶の体が、続けて背後に再出現した空気によって打ち出され、飛び出した。

 広げられた翼が烈風を纏い、漆黒の凶鳥が智宏めがけて飛翔する。


(くそ、予想しておくべきだった…… 考えてみれば相手は鳥だぞっ)


 今の水晶のような天使型の体構造では、自力で飛行するのは無理なのだという中途半端な知識にがここにきて仇となった。確かに普通の生物では不可能かもしれないが、相手は正確には妖属性の魔力を使う悪魔憑きだ。妖属性の魔力で作った体組織が通常のものよりはるかに軽いという情報はミシオに以前聞いていたし、ましてや相手は再出現して暴風となった空気を受け止めて、何度も推進力にしているのだ。


「まぁぁぁぁあああだ抗うか貴様ァッ!!」


 智宏の【空圧砲(エア・バスター)】による空中移動に対して、未来視でその方向を見ることで対応し、水晶は間にある樹木を片っ端から消し飛ばして一気に距離を詰めにかかる。

 もはやどう動こうが関係ない。敵が動く未来が見えた瞬間、水晶は矛先をそちらの方向に向けて突き進むつもりだった。


(くそ、だめだ……!! どっちに逃げても先回りされる……!!)


 足場のない空中で、しかも右肩という安定しにくい位置で【空圧砲(エア・バスター)】の反動を受け止めたことで、バランスを崩してきりもみ状態になる体を、智宏は気功術による強化筋力で必死に制御する。途中で木の上の葉や枝の茂みを突き破ったことで顔を守る腕などにあちこち切傷が生まれるが、そんなダメージを負ってもなお、水晶の矛先からは逃れられない。


(もうこいつの見ている未来を変えるしかない……!!)


 未来を見る能力者が相手では、下手な駆け引きは何の役にも立たない。どんなに相手をうまくだます方法を考えても、敵は未来に騙された自分を見て正解を知ることができるのだ。もしもこの敵の見る未来から逃れる方法があるとすれば、それは水晶の見た未来そのものから智宏が外れる以外にない。


(推測しろ、予測しろ……!! こいつはどう来る? こちらの動きに対して、どんな動きを見せる……!?)


 額の刻印に流す魔力を加速度的に上昇させ、智宏は相手の出かたを必死に予測する。

 本来智宏にとって、予想外の事態など有っていいはずがないのだ。特に今回の敵の戦術など、予想する材料は事前にいくつも入手できた。それらを元に智宏が敵のとり得る戦術について、それこそ確率の圧倒的に低いものまで全部対策を講じていれば、こんな事態にはならなかったはずなのだ。

 もちろん、ある種の思い上がりではある。人間はそんなに完璧ではない。

 だが、今の智宏は、こと思考という意味に関しては人間をはるかに超越しているのだ。


(もう予想外のことなんて起きさせるな。予想外のことも全部予測して対応しろ……!!)


 決意と共に、智宏の脳裏に、幾重にも枝分かれした未来が現れる。敵がどういう未来を見てどう対応するかを腕の角度や込める力など、細かい部分まで細分化して想定し、それらの未来にどう対応するかを思考する。

 敗北の方が多い数多の未来。

 だがそれでも智宏の脳裏には、少ないながらも生き延びる未来も想定されていた。


(目を離すな、思考を止めるな……!!)


 脳機能の強化によって拡大された時間感覚の中、智宏は自身に迫る死への恐怖を必死に押さえつけて相手を観察する。

 重要なのは水晶の一挙手一投足。智宏が見せる(・・・)未来に対し、この敵がどの未来を選択するかを見極められるかが全てを決める。


「消えろぉっ!!」


「そこだぁぁぁあああ!!」


 智宏が左肩の魔方陣に魔力を流したその瞬間、一秒後の未来を見た水晶がそれに合わせて動きを変え、同時に二人が叫びを上げる。

 直後に放出されるだろう空気圧によって、大きく右手にそれるだろう智宏の体。

 そしてそれた智宏の体を迎え撃つべく、わずかに右に向けられ始めた水晶の扇。

 そのわずかな動きだしを認識したその瞬間、智宏は莫大な数の未来の中からたった一つの手段を選択した。

 左肩で魔力をみなぎらせ、今にも空気圧を放出しようとする魔方陣をマーキングスキルによる塗りつぶしで強引に強制終了(シャットアウト)し、代わりに右肩の魔方陣を起動させて動きを変える。


「なっ!?」


 唐突に未来の光景が切り替わったことで、水晶が瞬時に対応しようとするがもう遅い。多少なりとも向きが変更できるようになっていても、水晶の高速移動能力は基本的に小回りが利かないのだ。

 放出された空気が扇の吸引力に抗って智宏の体をその矛先から外し、おまけとばかりに向けられた智宏の手から展開されていた魔方陣が再び暴風の唸りを上げる。

 距離を取るためのだめ押しにして、同時に攻撃の意味をも持つ反抗の【空圧砲(エア・バスター)】。それが噴射音と共に放たれたその瞬間、空中にあった二人の体は逆方向へと跳ね飛ばされ、それぞれがまったく別の方向に墜落した。


「ぐ、うぅっ!!」


 水晶が落下したのは、はるか下の地面の上。妖装によって守られた体は確かにその落下の衝撃をも緩和させたものの、もともとあまり防御を意識せずに作られていた彼女の妖装は、その前の魔術と合わせて彼女に激しいダメージを与えていた。


「ぐあっ、う、ぐ……」


 対して智宏は、再び上空の枝葉を突き破りながらも、水晶よりはましな場所へと落ちていた。突っ切る形になってしまった林の向こうにある初等部の校舎、その昇降口の上の、出入り口さえあれば構造的には屋上とあまり変わらない屋根の上に、智宏は転がるように落下したのだ。

 強烈な衝撃が全身を襲い、屋根上で跳ねて転がった身体が強い痛みを訴える。だが、それでもそのまま地上に落ちるよりは余程いい。水晶と同じように地面に落ちれば、例え魔術で衝撃を緩和できても、その後相手が素早く動きだしてしまったときに対応できないからだ。


(ここまでやってやっと一撃、いや二撃か……。でも、どうするべきかはわかって来た)


 痛む体を気力で支えて立ち上がり、揺れる頭を魔力で強めて思考を回す。かろうじて直撃させた【空圧砲(エア・バスター)】と、消し飛ばして回避することができない地上への落下ダメージで合計二撃の攻撃を打ち込んだが、妖装という衝撃緩和能力のある水晶はその程度では倒せていないだろう。


(そうだよなぁ、せっかく無尽蔵に脳味噌を強化できるのに、いつまでも人間の延長線上でうろうろしてちゃダメだよなぁ)


 額に注ぐ魔力を加速度的に増大させ、智宏は大きく深呼吸した後口元に笑みを浮かべる。ようやく打開策を見つけた今、これが笑わずにはいられない。


(思考を続けろ、もっと考えろ。もっと、もっと! もっと……!!)


 現状観測できるあらゆる事象を手掛かりに、水晶のとり得る選択肢を幾重にも渡って脳裏に挙げ連ねる。

それらすべてに対して智宏がとり得る選択肢を、思い付く限りに片っ端から挙げていく。

 さらに智宏の対応に対して水晶がとり得る選択肢を積み重ね、それらを繰り返してその先の未来を予測する。

 そもそもこれまで、智宏の思考は【集積演算(スマートブレイン)】を使っているにもかかわらず場当たり的すぎたのだ。

 その場その場で最善の対応は取るものの、そこに次以降の布石や勝利するまでの道筋が伴わない。

 相手の弱点などは看破できているし、攻略法も用意するのに、それらを活用したシナリオまでは用意できていない。

 これが普通の人間だったなら、それは当たり前の話だっただろう。現実は予想もつかないものばかりだし、戦闘ともなれば予想通りに事が進む方が稀なくらいだ。起きる事象にその場その場で臨機応変に対応し、それらがすべてうまくいったとき、初めて勝利に手が届く。

 だが、【集積演算(スマートブレイン)】を持つ智宏に限ってだけは、その認識は言い訳でしかない。

 今の智宏の脳裏には未来へと送り飛ばされて、そこで銃弾に貫かれる未来がある。

 うまく身を隠したものの、それによって敵を取り逃がす未来がある。

 反撃するも敵に逃げられる未来も、【欠け時計(ブランクウォッチ)】以外の攻撃手段に命を奪われる未来も、相討ちに終わる未来も全部ある。

 そして、そんな中にほんの僅かに、智宏が勝利する未来もだ。

 ならば、後はそれを掴み取る方法を考えればいい。今智宏の脳裏にはそこに至る道筋が浮かび上がってきているのだ。

 脳裏に浮かぶ樹形図のように広がった幾千、幾万、幾億の未来。それこそが智宏に与えられた、反則的な世界の外側の理だ。


「【集積演算(スマートブレイン)――樹形思考(ブランチプレディクション)】」


 最後に今の思考に名前をつける。この先決してこの感覚を忘れないように、どんな未来にも立ち向かえるように。


 次回の更新は6日正午12時になります。

 ご意見ご感想、ポイント評価等お待ちしています。

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