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CROSS WORLD ―五世界交錯のレキハ―  作者: 数札霜月
第四章 第四世界ウートガルズ
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13:すれ違いと入れ違い

 一方、智宏たちが順調に妨害工作を進めている間に、ミシオの方は異世界人たちとの会話に苦戦し始めていた。

 とりわけ、途中でそれまで行動を共にしていた志士谷が、気分の落ち込みから部屋へと戻ってしまい、さらに芽吹もルシアを連れて去ってしまったのが痛かった。

 智宏に対して自身も戦力として数えるように迫り、さらには囚われの異世界人たちの中から戦力として数えられるものを探し出す役周りを引き受け、途中まではうまく、だれがどこの世界の人間かを聞き出すことに成功したミシオだったが、うまくいったのは残念ながらそこまでだった。

志士谷が部屋へと戻ってしまった後、あとは目星をつけたものたちの個々の手の内を探ろうと気合を入れ直し、智宏からもらったバレッタで髪をまとめていざとばかりに会話に挑んだミシオではあるが、しかし根本的な問題として、ミシオ個人の対人能力は圧倒的に低すぎた。

 否、低いのは能力と言うよりも経験値の方かもしれない。

 一応十二歳までは決して器用とは言えないまでも普通に人と関わって生きてきたミシオだが、しかし祖父が死んで遠縁の砂殿親子に遺産目当てに命を狙われるようになったからは極力人とのかかわりを絶って生きてきてしまった。

 身を守るため、そして巻き込まないようにするために、である。

 その判断自体が間違っていたとはミシオ自身思ってはいないものの、しかしこうして他の者達と会話して情報を集めなければならないとなった時、そういった対人経験の乏しさは酷く足を引っ張るものとなった。

 しかも、先ほどミシオは笠原とひと悶着起こしてしまっている。さらにそれがここからの脱出などと言う、デリケートかつリスキーな問題でとなれば、当然のようにミシオと関わり合おうとする人間は少なくなってしまう。


「私にだって元の世界に帰りたいという君の気持はよくわかる」


 だからこそ、たとえお説教と言う形であっても、向こうからこちらに話しかけてくる人間がいたことは幸運だった。しかもそれがぜひとも接触を持っておきたいと考えていた二人のうち、一人を交えた二人組、しかももう一人が外交関係者とは言えオズ人であるとなればなおさらである。


「だがだからといって、無用な危険に己をさらすことがいいことだとは私は少しも思わない。無謀な行動方針に他者を巻き込み行動すれば、君自身が必ずや後悔することになるだろう。自重して欲しい」


 パトリシア・ノックス。この場所にいる四人のうち、唯一の外交官である年上のその女性は、芽吹がルシアを連れて去った後すぐにやってきて、ミシオにそう諭し始めていた。

 隣ではもう一人の、パトリシアとともに来た芽吹きより少し歳下の、黒縁メガネをかけた温和な雰囲気の男性が、パトリシアの言葉を受けて頷いていた。


「そうだなぁ。ここの連中はほんとおっかねぇ。下手に目立って目でもつけられたらことだべ」


七鹿文説(シチシカフミトキ)。口調のなまり以外外見的にもこれといった特徴を持たない彼との接触は、しかし今の状況ではパトリシアよりもさらに重要かもしれない。

なぜなら彼こそが、現在この場にいるミシオ以外のイデア人能力者の、二人のうちの一人にあたる人物なのだから。


(とにかくまずは、この人の能力が何なのかを探らないと……)


 ここにいる人間で戦力になる人間がいるかどうかを調べるなどと、【通念能力(テレパシー)】越しに智宏に対してを切ったミシオだったが、実際にやってみると驚くほど自分にはこうした探り合い、腹芸が向いていないことを自覚させられた。

 なんとか内心の動揺を表情に出さないようにすることだけはできていたようだが、しかしミシオにできていたのは結局のところそれだけで、自分から相手に会話を仕掛けて情報を引き出すようなことはとてもできそうになかった。


「お、お二人は――」


 このままではまずい、と、ミシオは焦りながらもどうにか会話を継続しようと言葉を投げかける。この際話題は何でもいい。一流の通念能力者(テレパシスト)の中には仕掛けた会話によって相手の意識の表層に望む情報を浮かび上がらせ、それを読み取るという技術を自然に使える人間もいると聞くが、そもそもミシオは能力的にも性格的にもそういったことにまるで向いていなかった。

 むりろ今のミシオにできることがあるとすれば、


「――元の世界に戻りたいと、思わないん、ですか?」


 どこか諦めた雰囲気の漂うこの場所で、そう真っ向から尋ね続けることだけだ。


「……帰りたくないのか、か」


 ほとんど破れかぶれのような、挑発にも似た質問に対して、パトリシアはわずかに目を瞑ってその言葉を反芻する。


「確かに未練がないわけではないさ。いや、それどころか多大な未練がある。祖国には一人息子を残したままだ。あの子には父親もいないから、普段からほとんど両親に預けっぱなし。ここでいなくなってしまったら親としてしてやれることも何もない。これを未練と言わずになんという」


「……そうだなぁ。オラも家族のこととかあるし、仕事のこともある」


 パトリシアの言葉に続けるように、フミトキもそう自信のことを語る。


「もともとオラの故郷は田舎で、こう言っちゃなんだども能力者への偏見も他より強かとこでなぁ。都会に出てた友達に誘われてこっちで仕事始めたんだども、組織自体は小せぇからオラがいなくなったらだいぶ迷惑かけちまう」


「だったら――!!」


「だがそれを言って何になる?」


 言いかけたミシオの言葉に、横からパトリシアがバッサリと切り捨てる。


「帰りたいものなど、ここには何人もいる。むしろ帰りたくないというものの方が少数派だろう。全員に確認したことはないが、下手をしなくても全員が帰りたいと思っている可能性の方が高い。だがな――

――それを言って、いったい何になるというんだ?」


 先ほどと同じ言葉を、今度は言い聞かせるような口調でパトリシアはミシオに対して言い放つ。

 事実、彼女は言い聞かせるつもりなのだろう。物わかりの悪い小娘を諌めるつもりで、残酷な真実を告げるようなつもりで。


「君は状況を甘く見ている。もはやこの現状は、帰りたいと思って帰れるような状況じゃないんだ。私たちが帰ろうと思った時に、一体いくつの致命的な壁が立ちはだかるかを、君はおそらくわかっていまい。

 何の力もないアース人である君に、あのロックされた扉を破ることができるのか? 武器を持った男たちを突破することは? 阻みに来る人間は十や二十では済まないだろう。帰るにしたとてここは異世界だ。元の世界に帰るには転移用の魔方陣を使わなければならない訳だが、それがどこにあるのか君はわかるのかい?」


「それは……」


 できる、ということはできなかった。

 できないからではない。少なくともミシオには【妖装】という直接的な力を持つ異能があるし、異世界転移用の魔方陣はすでに智宏たちが確保している。

 残る問題は圧倒的な兵力差の中でどう脱出を図るかというただ一点になっているのだが、しかしそれをこんな、いつどこで誰に、どんな方法で聞かれているかもわからない環境で口にするわけにもいかなかった。

 希望的な要素は一切明かせない。そんな傍から見れば絶望的でしかないこの状況で、脱出の意思など問うても帰ってくる言葉など決まりきっているのだ。


(……いや、そうじゃない。説得は最悪直前でもいい。今しなければいけないのは……)


 と、ここまで来てようやくミシオは、自分が今しなければいけないことを思い出す。

 今ミシオが智宏から請け負っているのはこの場にいる人員の説得ではない。

いざ脱出する時間になればそちらも恐らくミシオが行わなくてはならないのだろうが、しかし今のミシオがしなくてはいけないのはあくまでもこちらの戦力の調査なのだ。

 現状、判明している異世界人の中で戦力になりそうなのは、軍人だというグレン・ゴールディンと言うあのライオンのような髪型の男と、クルーズ・マットロックと呼ばれていたメガネの無表情な男性のオズ人二人だけだ。目の前のパトリシアと先ほど会ったルシアという少女もオズ人ではあるが、この二人が戦闘に使えるような魔術を使用できるとは流石に思えない。

 異能というなら目の前にいる七鹿文説ともう一人、多田宮星理という年上の少女が能力を持つイデア人であるとは聞くことができたが、しかしこの二人の能力が何なのかがわからないことには戦力として数えるのは難しいのが現状だ。

 できればこの二人の使う能力だけでも知っておきたい。しかしどうすれば聞き出せるというのか。そんな葛藤に黙り込むミシオの姿をどう解釈したのか、目の前でパトリシアが席を立つ。


「納得しろとは言わない。私だってしていないからな。だがこれが現実だ。下手な真似をして命を粗末にするのは絶対にしてはいけないことだと私は思う」


 言って、踵を返すパトリシアに続くように、隣に座っていた文説も席を立つ。

 まずい、という焦燥がミシオの中で駆け巡る。

 このままでは何も聞き出せないと、せめて文説だけでも呼び止めてなんとか話を聞こうとミシオが声を発しかけたちょうどそのとき、立ち上がった文説が何かに気付いたように先に口を開いた。


「あんれ、ハマシマさん、何か頭についてんぞ?」


「へっ? え? えぇっ!?」


 焦っていた中でいきなりかけられた言葉に動揺し、慌ててミシオは自身の頭の上を探る。だがどこに何が付いているのかわからずミシオが混乱していると、文時が苦笑しながらミシオの方へ手を伸ばしてきた。


「ほら、ここだべ」


 と、文時がそう言いながら、ミシオの頭の上に己の手を触れさせたその瞬間、


「――!?」


 苦笑交じりのその表情が突然凍り付き、細められていたその眼が驚愕に見開かれる。


「……え?」


 目の前で起きた突然のその変化に、ミシオ自身も驚きながらしばしその表情の意味するところを考える。

 そして気が付いた。彼の表情が変わった理由に。彼が今、自分に何をしたのかに。


「あんれ、は、はは……。すまんなぁ。どうやらオラの勘違いだったみてぇだ」


 何事もなかったように表情を元に戻し、恥ずかしそうな笑みすら浮かべながら、文時は謝りつつも今度こそミシオの前から去っていく。

 だがそれをミシオは呼び止めようとはせず、代わりに今しがた文時が触れたであろう場所にそっと自身の手を伸ばした。

 手に触れるのは自身の髪をまとめるバレッタの感触。誕生日に智宏にもらい、それゆえ気に入って機会さえあればずっとつけていた大切な一品。


(もしかして、あの人……!!)


 手の平へと返るその感触に、ミシオは直感で文時の能力にあたりを付ける。

 文時の言動、突然の表情の変化、そして“同じような条件の能力”を持つが故の“読まれたという確信”。


(そうだ……、あの人はまだ――!!)


 もちろん能力のあてが付いたとしても、しかしそれがここで使えるかと問われれば正直微妙なところだ。当てが付いたのはあくまで能力の系統だけで、彼がその能力をどのような形で、どれくらい使えるのかは正直見当もつかない。

 だがそれとは別に、ミシオにとっては希望となる情報が、確かに文説の表情からは読み取ることができていた。

 ミシオに触れたその瞬間、驚きと共にわずかに表情に滲んでいた微かな歓喜。それが意味するものはつまり、


(――諦めてなんか、いない……!!)







 恐ろしいほどスムーズに裏工作を終え、ありえないほどあっさりと裏工作の準備を終えた智宏は、そのあまりのあっけなさに呆れと不安さえ覚えながらも拠点への帰路へついていた。

 レミカの手引きによって救出の際の足となるトラックまで一台調達し、タミリア兵に成りすまして堂々と正門からの退場である。

 智宏としてはトラックを盗み出し、あまつさえ目立つ乗り物で堂々と街中を走り帰るなど見つけてくださいと言っているようで大いに気が引けたのだが、しかしその手の問題はおよそすべてレミカが解決してくれた。

 どうやら彼女はこの世界の人間から知識を吸収することで順調にスパイ活動のノウハウを身に着けているようで――それはそれで与えてはならない存在に与えてはいけない技術を与えているようで大いに不安ではあったのだが――、しかし彼女の裏工作によって智宏たちの存在は適当に理由づけがなされ、結果として智宏たちはトラックという足を手に入れた。

 少なくとも、ことが起きるまでは、すなわちタミリア側にとって手遅れになるまでは発覚する可能性はないというお墨付きである。智宏としては、やはりこのお墨付きも頭からは信じきれないものが有ったのだが、しかしどのみち救出作戦に多人数が乗り込める足は必要不可欠である。そういった実利も相まって、最終的にはレミカの言葉を信じることにした。どのみちどこかでリスクを冒す必要はあるのだし、それならば侵すべき場面はここだと考えたこともある。


運転するマディナが門を守る兵士たちにやはりレミカがでっち上げた書類を確認させているのを横目で監視しながら、智宏はあまりにも簡単に終わったこの潜入作戦を振り返りその要因に不自然な点がないかを確認する。

 そうしてしまいたくなるほど、うまく行き過ぎて怖いと感じるほど、それこそ最初に兵士に奇襲をかけた時くらいしか、この作戦には危険というものが存在しなかったのだ。


(まあ、そういう意味ではノンリスクというわけではなかったんだろうが……。やはりレミカの存在はやたらと大きいな)


 憑りつかせれば簡単に相手を内通者にしてしまえる、意思持つ魔力の存在に改めて脅威を覚えながら、しかし同時にこうも簡単に工作が行えてしまった理由として、それだけではないような感覚を智宏は覚える。

 周囲を観察していて感じる人手不足。どことなく内側への備えを徹底しきれていないような、なあなあに仕事をこなしているようなそんな感覚。

 実際今だとていくらヘッドギアとゴーグルで顔を隠しているとはいえ、智宏の顔を気にする者は一人もいない。

智宏の容姿は人種という意味でも年齢という意味でもこの場では浮いているし、それ以前に額に刻印がくっきりと浮かび上がっているので顔を見せろなどと言われればとたんに危険性も増大したのだが、幸いなことにそう言った不安はすべて杞憂に終わった。


(それに、どうにも士気が高くはなさそうなんだよな。どことなく疲弊しているようにも見えるし……)


 やはりここが最前線というのは、そういう意味では大きく響いているのだろう。外への警戒に人を割かざるを得なかったり、死傷者が出たことによる人手不足、長期にわたるストレスが与える影響など、理由などいくらでも思いつく。


(まあ、それならそれで好都合ともいえるな。このトラックも含め、こいつらからはいろいろパクってるから、そっちから足が付く可能性は低いに越したことはない)


 と、そんな時だった。頭の中に自分のものでもレミカのものでもない、最近では聞きなれた声が響いてきたのは。


『トモヒロ、今大丈夫?』


『ああ。大丈夫だ。今出発した』


 トラックが発車するのを表情を変えずに確認しながら、智宏は脳裏に響くミシオの声にそう返答する。暗闇の中をライトの明かりを頼りに、意外な静かさとともに走るトラックの様子に文明レベルの違いを感じながら、智宏はミシオからの連絡“にも”意識を傾けた。


『とりあえず、捕まっている人たちの出身世界とか、いろいろ聞けた。全部わかったわけじゃないけど、わかったことだけ報告するね』


『ああ。よろしく頼む』


 返答しながら、智宏はこの世界の車の運転方法や、周囲の景色などを基にした地理関係の情報の集積に使っていた記憶領域に、新たにミシオからの情報を集積する思考回路を開設する。


「ん?」


 と、智宏がミシオの話を聞くべく、脳内の準備を整えたその時、前方から何やら対向車が現れ、智宏たちの乗るトラックとすれ違った。

 一瞬警戒しかけた智宏がその警戒を解いていると、脳裏でミシオがこちらを気遣うような意思を送って来る。


『どうしたの?』


『ああ、いやなんでもない。対向車とすれ違っただけだ。……でも今の車……?』


 すれ違った車の背へと視線を向け、智宏はこの場に似つかわしくないように見えるその車体に首をひねる。するとこちらの疑問が向こうにも伝わったのか、怪訝そうなミシオの声が脳内にこだました。


『どうかした?』


『いや、なんかうちの世界のリムジンっぽいっていうか、やけに高そうな車だったと思ってな』







 兵士の一人に憑りつき、監視カメラ越しに無事智宏たちを送り出したレミカが、その車の進入に至るまでその部屋に残っていたのは半ば偶然だった。

 見送りの後、すぐにもう一人のレミカと同様活動を開始しようとしたレミカを、偶然他の顔見知りらしき兵士が呼び止め、その相手と会話していた結果である。会話自体は、それこそ兵士の脳裏から記憶を引き出して何事もなく済ませていたのだが、その間に画面の向うで、門から入ってきたその車に一瞬だがレミカは意識を持って行かれた。

 それに気づいたのか、会話していた兵士も振り向き『ああ』と納得したような声を上げる。


「そういえばお前は見てないって言ってたか? あれが例の、バラージェ社のお偉いさんだよ」


「バラージェ社って、兵器会社の?」


 脳内から知識を引き出して、レミカは相手の兵士に対してそう問い返す。


「ああ。なんても捕まえた異世界人の力を分析して、それを軍事転用するのために人員を派遣させてんだと。まあ、あれに乗っているのは多分技術者じゃなくてもっと上の重役だな」


「重役……、ってことは、ここには何かの交渉か何かできたのか?」


 さりげなさを装って会話しながら、レミカは冷徹に入ってきた車を観察する。

 もしもこのバラージェ社の人間が異世界技術転用兵器を開発しているのだとすれば、囚われた異世界人以外にも何らかの形で異世界人と接触している可能性は高い。そんなレミカ自身の予想は、レミカが思っていた以上の形で的中する。


「いや、それがな。なんでもバラージェ社に協力している異世界人ってのがいるらしくて、あの車はそれの迎えに行ってたやつなんだとさ」


「え!?」


 驚きに思わず声を上げ、レミカはカメラの前を通り過ぎ、基地の奥へと進んでいく車の姿を凝視する。


(あの車の、中に……?)


 視線の先で、停車した車の扉が開く。

 いったいどんな偶然なのか、これから探すべき標的と定めていた者達が、まさに今、車から降りてカメラ越しに姿を現した。


ご意見、ご感想、ポイント評価等お願いいたします。


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