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世界最強の幸運男、「厄災」スキルで異世界無双!?  作者: 戌又
幸運男の異世界転生ー序章ー
1/2

幸運男の異世界転生.1

※当て字や読み方が難しいものがあるかも知れません、

そう言った物には登場した1話だけ、フリガナなどを振ろうと思っております

楽しく暖かい目で見てくれると嬉しいですm(_ _)m

 俺は幸運男(ラッキーマン)だ、心の中でそう思う俺は幸林 当(こうりん あたる)、周りからよく言われる感じで説明すると、人生勝ち組の人間だ。

 生まれもそこそこ良く、宝くじを数回当て、怪我も人生で1度もしたことが無い。

 そのまま家族も作り、歳もとった。あとは看取られながら順風満帆に、寿命を迎えるだけであった…………



「あれ、この場所は?」


 俺は思わず声を出す。そうなるのも仕方ない、さっきまで病院で家族に看取られていたはずだったのに、何も無い真っ白な空間に1人で立っていた。

 取りあえず周りを見渡して見るが、壁すらもあるのか分からない程に、真っ白な空間が広がっている。


「嘘だろ……」


 余りにも非現実的な世界が広がってるためか、心の声が漏れる。 思わず口に出た言葉を自分で聞いて、1つ違和感を覚えた。

 声が若くなってる気がする。一応気になって体を確認すると20歳位だろうか、恐らく自分の肉体が全盛期辺りまで若返っている気がした。

 ………もしかしてあの世なのか? 動揺しているが、何とか冷静になろうと深呼吸する。そうして深呼吸をして少し落ち着いてきた辺りで、後ろから女性の声が聞こえた。


幸林 当(こうりん あたる)…ですね?」


 名前を呼ばれ振り返って見るとそこには、さっきは何も無かった場所に豪華な椅子に座っている女性が居た。

 外見は、今までに見ないほど美人で、スタイルも良く、何が起きてるか分からず混乱しているこの状況でも、思わず見とれてしまう程であった。


「……あなたは?」


 俺は突然現れたその女性に恐る恐る問いかける。


「私の名はメガイラ、あなた達の世界で言うなら女神よ」


 頭の整理が追い付いて行かない俺に、そう彼女は告げた。

 ただでさえ頭が追いつかないのに女神だって? いやいや、こんな場所に居てこんな状況になってるんだ、何が来てもおかしくは無い。

 理解不能な出来事の連発に、俺の頭は1周回って冷静になってきた。


「……それで女神メガイラ様が俺になんの用でしょうか」


 少し冷静になった俺はメガイラに問いかける。


「あ、女神は付けなくて大丈夫ですよ。 うーん、何処から話せばいいでしょうね…」


 メガイラは少し考える素振りを見せる。


「あなた達人間は、死んでしまった後に女神や神に選ばれて、転生させる決まりになってるの」


 想像はしていたが、その言葉を聞いて俺は死んでしまったのだと再確認をする。

 そして更に一つ、気になる事ができた。


「なら、メガイラ様はなぜ俺を選んだのでしょうか?」


 女神や神が選ぶなら、少なくともある程度の理由はあって俺を選んだんだろう、と思ったのだ。 そう聞くと、


「……あなたの運が良いからよ」


 、、、え?

 流石に何が来ても驚かないとは思っていたが、予想外すぎて 驚きの顔が表情に出てしまった。

 その顔をみてメガイラは話を続ける。


「ただ運が良いだけじゃないわ、普通人間は産まれる時に一定の運を授けるようになってるのよ。でもあなたは、産まれる時に普通の何十倍もの運を授かって産まれてしまってるの」


 確かに、俺はあり得ないくらいの運を持っていると思うが、まさか女神にそこまで言われるとは……


「運がいいのはわかりました。でもそれだけでは、理由にならないと思うのですが」


 俺は気になる答えが返って来ないので、質問を続ける。


「その前にね……女神や神は、別名みたいな特徴があるの。 その別名を持ってる女神や神は、名前の通りの性格をしていて、これは本能みたいな物で抗えないのよ」


 メガイラは続けて話す。


「それで私の別名は 嫉妬(しっと)の神メガイラ、その名の通り嫉妬の名をつけられた女神よ。 だから他の人の何十倍もの運を持っているあなたを見て、嫉妬して私自ら選んで何かしてやろうって思った訳」


 ………おいおい、嫉妬の女神様が嫉妬してわざわざ選んで来てるって事はろくな事は無いぞ、

 俺は話を聞いて少し不安になる、そして少し身構えて質問をする。


「そんなメガイラ様が嫉妬したって事は、一体どんな事を私にする気なのですか…?」


 そうするとメガイラは、


「私は天界のルールで、基本はあなたに害は与えられないわ。 でも一つだけ、あなたに影響を与えれる案を思いついたの」


 更に続けて、


「転生させる時に2つルールがあって、それは転生させる人間に、一つだけスキルと、ある程度の身体能力を渡すことよ。 身体能力はある程度決まっているけど、スキルの方は担当の女神や神が決めることができるの。」


 俺はゲームでよく聞くスキルなどの単語を聞いて少しテンションが上がったのもつかの間、


 そして私が授ける事にしたスキルは、「自分と触れるもの全てに災いが起きるスキル【厄災】よ」




 そうして俺、幸林 当(こうりん あたる)の第2の人生が始まろうとしてるのであった。


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

読んでくれた皆様ありがとうございますm(_ _)m

まだまだ未熟過ぎて色々おかしい所があるかも知れませんが、

段々と上手く作れるように頑張るので暖かい目で見てくれるとありがたいですm(_ _)m

更新ペースはだいたい3日~7日位でのんびりやりたいと思います( ̄^ ̄)ゞ

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