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「小説家になろう」における「あらすじ」の役割

作者: みももも

 恥ずかしながら作者(みももも)はいままであらすじについて

「別に、誰もこんなの読まないでしょ。労力をかけるだけ無駄」

 みたいなことを考えていました。


 それは、ある意味では間違っていないんです。

 ある『意味』というのは何かというと……

 短編においては、それはまさしく間違っていない。ということです。


 というのも、短編小説を読むときの手順は

1.ランキングや、新着の短編小説から、タイトルが気になったものをクリック

2.小説の本文が表示される

 なんです。


 つまりあらすじなんてものは、誰も見てすらいない。

 その証拠に、この作品(短編)のあらすじに何が書いてあったか、君は見てもいないでしょ?

 あらすじなんて、作者の自己満足みたいな形になるんです。

 そう、短編では。


 ではそれが、長編だと……どうでしょうか。


 長編小説を読むときの手順は

1.ランキングや、更新された連載小説から、タイトルが気になったものをクリック

2.あらすじが表示され、スクロールして『第一話』をクリック

3.小説の本文が表示される

 です。

 

 うむ。

 いやあ、わかりやすいですね。

 長編小説を読み始めようという読者にとって、いかにあらすじが重要か。


 短編では「タイトル面白そう→読んでみよう」の一本道です。

 評価に関しては、面白かったかつまらなかったかが大事になりますが、とりあえず読んではもらえます。

 つまり、タイトルが第一。内容は第二。あらすじは知らん。で良いわけですね。

 では長編では?

「タイトル面白そう→あらすじも面白そう!→読んでみよう」

「タイトル面白そう→あらすじ読んで……微妙?→読むのはやめておこう」

 の、分岐があるんです。これは避けようがない。

 タイトルが第一。あらすじが第二。内容は第三なわけです。

 とりあえず読んでもらうのを目標にする場合の話ですが。


 現在の、ランキング上位作品を確認してみると、あらすじに対してもすごい力を込められているのが伝わってきます。

 そこからも、あらすじがいかに大切か、感じることが出来るかと。



 あなたの書いた小説が、あまり読んでもらえないと感じたとき、

 実はその理由は、あらすじの品質の低さに原因があるかもしれません。


 タイトルの奇抜さと内容の面白さに論点がいくことは多いですが、

 たまにはあなたの作品の、あらすじを見直してみてはいかがでしょうか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本作品のあらすじ、確かに見ていませんでした。 そうですよね、普段意識してないけど、短編のあらすじは先に出て来ないですもんね。 後から拝見して、へーと思って、……後に笑いました(*^^*) …
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