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警鐘

作者: 藤乃花

今からお話させて頂くのは、私藤乃が実際過去に体験した出来事です。


女性の皆さんに伝えておこうと思い、筆を執りました。


一年と半年くらい前だったと記憶しています。


私は空港での職務の他に、副業としてパチンコ店の巡回作業員の仕事もしていました。


時間帯は17時~22時というかなり遅い時間でした。


そこでは電車代は出ないのと、自宅のマンション迄は一駅という事で、行き帰りは徒歩での移動と決めていたわけです。


帰りは勿論暗いのですが、若くはないので変な事にはならないと考えていましたので、数ヵ月は徒歩でした。


ある帰り道で、状況を一転させる事案が起きたのです。


通い慣れた道、見慣れたバーガー店の前を通りかかった瞬間、突然店の裏から男性が飛び出して前方を歩き始めました。


閉店している店の裏からです。


男性は私の数メートル手前を、同じ速度で歩き続けます。


歩く速度が同じようで、私と男性との距離は広がらないままです。


少しだけ私は速度を落としてみたんですが、妙な事を感じました。


本来ならば後方にいる私が速度を落とせば距離は広がる筈ですが、いつまで経っても広がらないままなんです。


(あれ?)


何か変だと感じた私はその場で立ち止まり、様子を見てみました。


すると男性は三歩ほど歩いた後、立ち止まったんです。


煙草を吸う為に、スマホを見る為立ち止まっているわけでもなさそうで、ただただ直立不動でその場で佇んでいるのです。


(この人、もしかして私が歩き始めるの待ってる?)


思い過ごしかも知れませんが、そのまま歩く気はなく、私は衣擦れの音と靴の音を出さないようソロリソロリと駅へと続く道へ向かいました。


曲がり角に着くと、男性に気付かれる前に素早く急いで歩き出しました。


背後が気になりますが、ここで振り向くのは厳禁です。


つけられている場合、振り返りながら逃げるのは相手を誘うものだと思われてしまう為、決して振り向かずひたすら駅を目指しました。


駅に到着した時、男性が来ている様子はないので、この時ようやく安心感を抱きました。

  

ホームに入った時、凄い心拍数を感じずにはいられず、節約の為とは言え、遅い時間帯に徒歩での移動を辞める決意を固めたのです。


副業を辞めた今、その男性とは二度と遭遇する事はなく、安心していますが、けど用心が必要だと自身に言い聞かせています。


若くはなくとも女性である限り、危険は隣り合わせですので夜道を行く場合は電車か、ご家族の方に車で送って貰うのが最良です。


終電を逃して、なおかつ車が無い場合は女性ドライバーのタクシーをデリバリーで利用する事をおすすめします。


女性の皆さま、用心して下さいね。












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