1話 戦闘狂の召還
処女作です、お手柔らかに。
目が覚めた何十年も見てきた天井だ、『俺』こと『鏡 零』(かがみ れい)は、朝6時に目がさめる、今日は2015年5月6日服を袴に着替え家の母屋に行く、軽くランニングをし木刀で素振りをする、これは零の日課だ、零の実家は剣術道場だった。
今は零の両親が死んでしまったためやってはいないが、昔は国でも有数の道場だった、そんな両親の一人息子とあってか、零は幼少の頃より武術(古武術)を極めていた。剣術から始まり柔術、槍術、弓術、砲術などなどの様々武術を、特に刀術と銃の扱いにかけては右に出る者はいないほどの腕前である。
「抜刀術居合一文字」
「抜刀術居合一文字」腰を落とし刀を地面と平行に構え横一線、見えない速さから繰り出される居合、毎日の日課の終わり、こうして零は木刀を置き母屋から家の自室行く、零の部屋は真剣や刀、銃、槍、弓様々な武器に置かれていた、この部屋の武器は先祖から受け継いでいる者で今は零が受けついでいるここにある武器を手入れするのも日課の内だそしてその中でも一際異彩を放つ日本刀(3本)と銃(二丁)は零のお気に入りだ。
「一刀目の名を『妖刀紅姫』二刀目を『鬼刀宗三』三刀目を『神刀天照』そして二丁拳銃の『黒孤』『白狐』ああ素晴らしいやはり俺のお気に入りだこれを実際に使えないのが口惜しいだが仕方ないこれも掟だ耐えよう『俺』の夢が叶うのを願って日常に戻ろうか『僕』」
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こうして朝の日課を終え学校に行く、家から歩いて10分くらいのところに目指す学校はある、『僕』が去年から通っている高校。
学校に着いた頃後ろから声をかけられた。
「よ〜零朝から辛気臭い顔してんな〜」
そうこの男、同級生だ名前を『佐伯直』(さえき なお)小学校の頃からの幼馴染みだ、直は僕のことを親友などと言っているが僕はこいつが嫌いだ。
「おはよう直、朝から元気だね」
「おう、俺は元気だけが取り柄だからながははははは」
「うん、そうだね」
そう、こうゆうやつなのだまあいい、そんなことを考えているに教室についていた、挨拶をしながら戸を開ける。
「おはよう」
「お、零おはよう」
「零くんおはよう」
「うん、みんなおはよう」
挨拶をしていると教室に先生が入ってきた年齢は二十五歳くらいの巨乳で美人な先生だ、名前を『近藤みさ』。
「みんなおはよ・・・・・
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ここはどこだ、さっきまで教室にいて先生が入ってきた。ここまでは覚えているそこからの記憶がない頭が痛いなここはどこだ、
横になっていたので、体を起こして目を開いて見てみるとそこは真っ白な空間だった何もないここは何処だろうと考えていると。
「なんだこれは、どうなっているここはどこだ、いやありえない『僕』はさっきまで教室で・・・そうだみんなは、おい直、みさ先生、みんな」
どうゆうことだ『僕』はなんで、ここは周りを見渡しても何も見えない何もない、真っ白なここはどこだ、すると後ろに気配が
「!!!だれだ」
「!クックック妾の気配がわかるのか坊主」
なんだこの幼女は、『僕』の背後を取りあまつさえ力量がさぐれないここは穏便に会話しながら、ここのことを探ろうか、そんなことを考えていると。
「ここは神界じゃぞ坊主、そして妾は幼女ではない、女神じゃよ『邪神メフィス』して坊主の名前はなんと申すか」
!!!心を読まれたか?いやまだ早いかでも警戒することは無駄ではないだろう、心を落ち着かせて気を確かに持ち『心頭滅却』
「!!なんじゃ坊主、心が読めなくなったじゃと、クックックやはり面白いな坊主」
やはり読まれていたか、危ないなこいつは邪神だったか、邪神か面白い面白いぞふふふ、
「いやはや失礼しました、僕の名前は『鏡 零』と言います、零と呼んでください邪神様」
「クックック、カガミレイか、しかしお主は面白いな妾が邪神と知っても態度を変えぬか、ただの人間にしては冷静だな」
こちらを試しているのか、ただ単純に褒めているのか。
「零よ、今お主がなぜこんなところにいるかわかるか?」
「いえ、『僕』がなんでここにいるかも、クラスのみんながここにいないのも、今の僕にはここは神界と呼ばれる場所であなた様が、邪神様とゆうくらいしか、邪神様この状況をご説明願えるでしょうか。」
邪神様は何か考えてる様子でこちらを気にもとめていない
「あのそれでここはどこで、今はいつで、クラスにいたみんなはどこにいるのでしょうか、そしてここから帰れるのでしょうか」
「うむ、そうかすまぬな考え事をしていたではまずここは、神界詳しく言えば神界転移転生塔と呼ばれる場所じゃ、名前の通り転移者や転生者の選別そして転移か転生か選別する場所じゃ。
今はいつ、お主らの世界時間で言うと、2015年5月6日9時50分39秒じゃな、これはお主らがここに来た時からここの時間はお主らのいた世界時と違うのでお主らが転移した世界の時間は動いてないぞ。
妾の事じゃがあららめて自己紹介しようかの、妾の名は『邪神メフィス』、と言う。
お主らのクラスメイトじゃが、皆この塔におるよ、今回は勇者召還じゃったが、転移する世界の特徴や召還される目的など説明されとるじゃろうて。
して帰れるか、とゆう質問に対して妾は、否と答えねばならん今回のような集団転移の場合は一人だけ返すと転移先の世界にも転移元の世界にも影響が大きすぎるのでな、さてこれくらいで質問の答えはいいかの。」
「はい、ありがとうございます、まだいくつか質問したいですが、メフィス様の仕事をしてもらって構いません説明お願いします。」
「うむ、ではまず転移する世界の名前は『ガルガンタ』この世界には5つの大陸があり、そなたたちの召還される国は、『リリス帝国』と言うそしてこのリリス帝国は、今魔国と戦争準備中でその戦力にそなたたちを召還するようだの。
それと種族じゃの、まず『人族』『魔族』『エルフ』『獣人』『亜人』ふむ大まかに言えばこれくらいだが、獣人には『狐族』『犬族』『猫族』などなど、他にも、『エルフ』には『ダークエルフ』『ハーフエルフ』『ハイエルフ』魔族には『魔王』を筆頭に『鬼族』『悪魔』『アンデッド』『魔物』などもいる種族ごとに様々な部族がある。
それとは魔法だが、まず種類、『攻撃魔法』相手を攻撃する魔法『防御魔法』自分や味方を防御する魔法(結界も防御魔法)
『回復魔法』味方を回復する魔法『補助魔法』身体強化や付与魔法『生活魔法』生活が便利になる魔法。
そして魔法には、魔力がいるが『E』初級魔法『D』中級魔法『C』上級魔法『B』超級魔法『A』絶級『S』神級このように魔力に応じて扱える魔法が異なる。
そして、属性としては主に『火、水、土、風、光、闇、氷、雷、空間、肉体操作、回復、時、錬金、召喚、古代魔法そしてユニーク魔法この魔法は稀に、他にはない属性が出現する例えば『死霊術』これもユニーク魔法だ。あと種族によって特色が出る魔法がある『エルフ』でいえば『精霊魔法』『魔族』でいえば『闇』『獣人』でいえば『肉体操作』これが種族特有魔法だ。
それから、『スキル』には『E〜S』まであり、個人によって変わり『S』に近いほど効果が強く『隠蔽S』と『鑑定C』なら『隠蔽』の方が強く鑑定を使っても見れないとゆう事だ。
あとは職業じゃな、職業は本来冒険者になれば冒険者になって、騎士団に入れば騎士になる。ただ今回の場合勇者召喚なので本人が選べる、しかし選べるといっても本人がなれる可能性がなければ、当然なれないここのところはあとでステータスの時だすよ。
そしてこれからが本題だ、勇者召還者には担当の女神か天使によって加護が与えられる、そして今回の場合はステータス全アップ
と、幾つかのスキル、あとは本人次第だな。
他の女神は知らないが妾の加護は、生と死を司る女神として『不死身、超再生、アンデット作成、死霊術、闇属性』この五つじゃどうじゃ?このうちの一つやる、気に入ってくれるかえ、まあゆっくり考えなさい妾わお主の担当しかしておらんしの」
「ではまず、女神様女神様の与える加護に上限や個数制限はありますか」
「うむ、上限はないと言っていい細かい制約はあるが女神に一任されている、個数制限はまあないこちらも一任されているただ
妾は他の女神に敵対視されとるからあまり強すぎると呪われるかもしれん」
「では女神様、『僕』のお願いを聞いてくださいませんか、『僕』は『僕』にできることなら女神様のためになんでもいたしましょう、お願いします」
「う〜む、まあ妾もお主のことは気に入ってるのでなある程度ならいいぞ、じゃあまず、『ステータス』の説明だが、S(+++)A(+++)B(+++)C(+++)D(+++)E(+++)とあってそれぞれ『S(+++)』が一番高く『E』が一番低い、そしてそれぞれ
『B』『B+』『B++』『B+++』『A』と上がっていくこんなもんじゃろうて、あと年齢と種族は変えられんからそこんとこは
それと職業じゃが、お主のこれの中から選べる。
え〜とまず『剣士』『銃士』『暗殺者』『召喚士』こんなもんじゃそれと職業によって得手不得手があるがそこの説明をしようまず『剣士』剣術が覚えやすくで魔術が苦手『銃士』銃術は銃全般扱えて、魔法が覚えにくい『暗殺者』暗器、隠密、闇魔法が覚えやすく光魔法に弱い『召喚士』召喚し使役できる召喚するものは事前に契約しておく事で必要な時に召喚、帰還させられる。こんなところで説明は終わりじゃじゃあこれに書け」
そう言われて手渡されたのは銀色の板だったそこに『僕』こう書いた。
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鏡 零 17歳 男 人族
レベル:1
職業:召喚士
体力:S++
耐性:S
敏捷:S+
魔力:S++
称号:邪神の加護
魔法:召喚術・重力魔法(重圧・重壁):闇魔法(吸引・侵食)
スキル:鑑定・銃術・刀術・魔法無効化・超再生・身体強化・言語理解
ユニークスキル:創作魔法・成長上限無効
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「これなんかどうですかね」
「うむ、成長上限無効は、神になれるかもしれないスキルだからやすやすと渡すわけにはいかんぞ、それ以外はいいぞ」
「成長上限∞は、僕が神になりたいからです!」
「神になりたいか人の身の上で、・・・そうかいいぞやろうお前の望むものを、あとは妾からの選別だお前のうちにあった
日本刀三振りのうち一刀だけ神刀があったのでそれを我の力で便利にしておいたじゃあまた会うのを楽しみにしている」
そうして渡された『神刀天照』元々は『僕』の先祖が天照大神に渡されたと言われてきた刀。そして邪神が便利にしたと言っていたので『鑑定』を使ってみてみた。
「鑑定」
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神刀天照 (あまてらす) 属性:太陽 スキル:自己修復・清潔・吸収
切ったものを全て灼熱の太陽の力によって焼き消滅させる。スキルによって切り殺したものを吸収し成長させる
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「ありがとうございます。楽しみにしていてくれ必ず神になってみせます。」
「ああ、また会おう」
そして、俺はふたび光に飲み込まれた。
いかがでしたか?
それではまた^^